“Outlook.com” の新システム移行後に Outlook 2016/2013で問題が発生する

Microsoft の Web メールである @Outlook.jp のメールアドレスを使って、Outlook 2016でメールの送受信をしています。最近、Outlook.com のメールと予定表がOutlook 2016で適切に同期できなくなりました。こんな場合、どうするといいのでしょう?

2016年6月末ごろから Outlook.com でシステムへの移行がありました。この以降は、急にすべてのアカウントで行われたわけではなく、徐々に行われていった模様です。早いアカウントは、2016年6月末、遅いアカウントは、まだ旧システムであるとのこと。確認方法は、お使いの Microsoft のWebメールで Outlook.com へサインインしてみてください。左上に「Outlook.com」と表示されたアカウントの場合は、まだ、システム移行前のタイプです。

Outlook.com の新システム移行前

しかし、左上に「Outlook メール」と表示された場合、新しいシステムに移行しています。

Outlook.com の新システム移行後

さて、Outlook.com がこの新システムへ移行すると、デスクトップ版の Office Outlook 2016/2013で次のような不具合が発生するとのことです。

  1. Outlook.com のメールと予定表が Windows 用 Outlook 2016 または Outlook 2013 と適切に同期されない。

  2. 一部のフォルダーが見つからないか名前が変更されている、または非表示のフォルダーが表示される。

  3. メールや連絡先を検索するときに、いくつかの問題が発生する。

  4. メールに返信するときに、意図しない受信者や、そのフォルダー内の他のメッセージの添付ファイルが新しいメッセージに追加される。

  5. 一部のメールがデスクトップの Outlook ではないように見えるが、Web でアカウントにアクセスすると存在する。

  6. 連絡先のオートコンプリート機能が適切に動作しない。

これらの現象を回避するには、お使いの環境や不具合に合わせて、次のようにしてみてください。

Outlook 2016/2013 に登録してある Microsoft の Web メールがメインまたは唯一のアカウントである場合。もしくは、Outlook 2016/2013 の検索機能の使用時に問題が発生している場合

新しい Outlook プロファイルを作成し、画面の指示に従って Outlook.com アカウントを追加します

なお、旧プロファイルを先に削除しないでください。この場合、新しいプロファイル作成後に旧プロファイルを参照しながらセットアップすることも可能です。新しいプロファイルのセットアップ完了後、新しいプロファイルを「常に使用するプロファイル」にしてから、旧プロファイルを削除します。

Outlook 2016/2013 の 1 つのプロファイルに複数のアカウントを登録してある場合

  1. 最初に、Microsoft の Web メールであるアカウントを Outlook.com アカウントを Windows 版 Outlook に追加する – Outlookの「メール アカウントを削除する」を参考にして、既存のプロファイルから削除します

  2. その後で、既存のプロファイルに Outlook.com アカウントをもう一度追加します

参考:

最近の Outlook.com の問題に関する修正プログラムと解決策 より「アップグレード後の Windows 版 Outlook 2016 または Outlook 2013 から Outlook.com への接続 [回避策]」

Outlook.com にアクセスすると「問題が発生しました」と表示される

ブラウザで Outlook.com にアクセスしてメールの送受信をしていました。最近、サインインすると「問題が発生しました」と表示されるようになり、Outlook.com からメールを送受信することができません。こんな場合、どうするといいのでしょう?

ブラウザで Outlook.com へサインインすると下記のようなエラーメッセージが表示されることがあります。

問題が発生しました

問題が発生したため、要求を処理できませんでした。
X-OWA-Error: Microsoft.Exchange.Data.Storage.DatabaseNotFoundException

エラー画像としては、こんな感じのようです。

Outlook.com へサインインすると表示されるエラーメッセージ

まずは、http://outlook.live.com/OWA からサインインできるかどうか確認します。

上記からもエラーになる場合は、その Microsoft アカウントにエイリアス メールを追加します。追加したものをプライマリに設定。この新しいプライマリ メールアドレスでサインインします。

変更方法は次の通りです。

  1. Microsoft にサインインする方法の管理 に、エラーを起こす Microsoft アカウントでサインインします。
  2. 「アカウント エイリアス」で「メールの追加」を押します。
  3. 「エイリアスの追加」でメールアドレスを追加して「エイリアスの追加」ボタンを押します。
  4. 「新しいメールアドレスを作成してエイリアスとして追加する」を選択して、@outlook.jp や @outlook.com といったMicrosoft Web メールを新しく作成します。
    エイリアスの追加
    ※「既に取得済みのメールアドレスを Microsoft アカウントのエイリアスとして追加する」は選択しないでください。
  5. 「エイリアスの追加」ボタンを押します。
  6. 追加したメールアドレスで「プライマリにする」をします。
  7. 追加したメールアドレスが「(プライマリ エイリアス)」と表示されたのを確認します。
  8. 新しく追加したメールアドレスで Outlook.com にサインインできるかどうか、確認します。

この作業は、Microsoft のサービスにサインインできるアカウントを増やすためのものです。今まで使っていたメールアドレスも変わりなく利用できます。

参考:最近の Outlook.com の問題に関する修正プログラムと解決策 より "問題が発生しました" ページがエラー DatabaseNotFoundException と共に表示される [修正済み]

マイクロソフト コミュニティ: FYI : Outlook.com : Something Went Wrong : cannot access Outlook.com web

Outlook.com でメール エイリアスを追加または削除する

法人向け Office 365 のアカウントを Microsoft アカウントにしている場合

会社からOffice 365 のアカウントをもらい、使っています。このOffice 365のアカウントを Microsoft アカウントにもしています。このたび、会社のIT管理者からOffice 365のアカウントを Microsoft アカウントにしている場合は、紐づけを解くよう連絡がありました。どういう風にするといいのでしょう?

企業や学校などから法人用の Office 365のアカウントをもらい、これを Microsoft アカウントとして登録している人が多いと聞きます。Microsoft アカウントは、個人用のアカウントなので、本来は、法人用のアカウントとは別のメールアドレスを登録します。しかし、使い勝手の都合上、今まで、法人用のアカウントを個人用にも流用していたという方が多いようです。

法人用 Office 365のアカウントを Microsoft アカウントにも登録してある場合、ユーザーが所属していた企業から退職、学校から卒業などして離れてしまうと、下記のような困った問題が発生する恐れがあります。

  1. ユーザーが所属していた組織から離れる。
  2. ユーザーは法人用 Office 365のアカウントが利用できなくなる。つまり、職場や学校などで使用していたメール アドレスが利用できなくなる。
  3. ユーザーがMicrosoft アカウントに設定していたパスワードを忘れてしまうと、本人確認のためのセキュリティ コードが職場や学校などで使用していたメール アドレスに送られることになる。しかし、ユーザーはメールをもう受け取れないので、Microsoft アカウントにもアクセスできなくなる。
  4. IT 管理者がパスワードをリセットして、そのユーザー宛のメールを閲覧できるようになった場合、IT管理者がそのユーザーの本人確認のためのセキュリティ コードを見つけてしまうと、IT管理者がそのユーザーのMicrosoft アカウントにサインインできるようになってしまう。

こういった事態を避けるため、2016年9 月15日以降から、法人用 Office 365のアカウントは、Microsoft アカウントとして登録できなくなりました。しかし、既に法人用 Office 365のメールアドレスを Microsoft アカウントとして登録してある場合は、問題なく使えてしまいます。そこで、IT管理者から、既に Microsoft アカウントとして登録済みの場合は変更するよう連絡がきたのでしょう。

ただし、次のような利用方法をしている場合は、利用が可能になったかどうか確認してから作業ください。

  • Windows 8 を実行している Windows Phone を使っている。電話のリセットが必要になります。
  • Xbox 開発者コミュニティに参加している。一部の開発者ツールにアクセスできなくなる可能性があります。

変更方法は、次の通りです。

  1. Microsoft にサインインする方法の管理 に法人用 Office 365のアカウントでサインインする。
  2. 「アカウント エイリアス」で「メールの追加」を押す。
  3. 「エイリアスの追加」でメールアドレスを追加して「エイリアスの追加」ボタンを押す。
    ※できればプロバイダーからもらったメールアドレスや Yahoo メール、Gmailではなく、「新しいメールアドレスを作成してエイリアスとして追加する」を選択して、@outlook.jp や @outlook.com といったMicrosoft Web メールを作成することをお勧めします。
    エイリアスの追加
  4. 追加したメールアドレスで「プライマリにする」を押す。
  5. 追加したメールアドレスが「(プライマリ エイリアス)」と表示されたのを確認する。
  6. 今まで、プライマリ エイリアスだった Office 365のアカウントで「削除」を押す

設定変更が完了したら、以降、個人用 Microsoftのサービスにサインインする場合は、Office 365のアカウントではなく、新しく設定したメールアドレスでサインインします。

参考:Microsoft アカウントの「プライマリ エイリアス」とは?

#AzureAD と Microsoft アカウントの重複問題に対する取り組み – Cloud and Server Product Japan Blog

個人用アカウントの名前を変更する

パソコン内に保存されているフォルダーごと OneDrive サイトにアップロードしたい

ブラウザを使って OneDrive にアクセスしてファイルの保存やダウンロードをしています。ファイルではなく、フォルダーごとアップロードすることはできないのでしょうか?

この件は、2015年1月21日に パソコン内に保存されているフォルダーごと OneDrive.com にアップロードする で紹介しました。この頃は、Google Chrome でしか対応していませんでした。再度確認してみたところ、Windows 10 の Microsoft Edge でも可能です。

参考:写真やファイルを OneDrive にアップロードする – OneDrive

Microsoft Edge で OneDrive にアクセスします。上部に「アップロード」のメニューがあります。「アップロード」の右側に、IEでは表示されない下向きの矢印が見えます。

Microsoft Edge で OneDrive にアクセス

これを押してみます。

「アップロード」を開いてみた

メニューが開いて、ファイルだけではなく、フォルダーも選択可能になっています。「フォルダー」を選択すると「フォルダーの選択」画面が開来ます。アップロードしたいフォルダーを選択して「フォルダーの選択」ボタンを押すとアップロードされます。

「フォルダーの選択」画面

もしくは、エクスプローラーからアップロードしたいフォルダーをドラッグして、Microsoft Edge の OneDrive へ直接ドロップしてもアップロード可能です。

エクスプローラーからフォルダーごとドラッグ&ドロップ

もちろん、Google Chrome でも可能です。

プロバイダのメールがOutlook.comで受信できない (公式回避策)

2016年10月8日に紹介した記事 プロバイダのメールがOutlook.comで受信できない に関して、Microsoft のヘルプより回避策が出ました。

最近の Outlook.com の問題に関する修正プログラムと解決策 – Outlook の「接続された POP アカウントの問題 [回避策]」より

手順 1: POP アカウントの設定を更新する

  1. https://outlook.live.com/owa/?path=/options/connections にアクセスします。

  2. Microsoft アカウントでサインインします。

  3. 接続されているアカウントの管理」で POP アカウントを見つけます。
    ※問題のある POP アカウントの場合、「状態」が「更新に失敗しました」と表示されています。

  4. アカウントを選択して「鉛筆」のアイコンをクリック、「接続されているアカウントの編集」 ページを開きます。

  5. アカウントのパスワードを更新し、「保存」をクリックします。

  6. アカウントの状態が "更新を保留中" になり、最終的には "最新の状態" に変更されるのを確認します。

アカウントの状態が長い間 「更新を保留中」 のままだったり、「更新に失敗しました」、 もしくは「最新の状態」になっも、引き続き問題が発生する場合は、次の手順を試します。

手順 2: メール プロバイダーの設定を有効にする

接続された POP アカウントのパスワードを更新しても問題が解決されない場合、特定のメール プロバイダーの設定を変更して、ブロックされている可能性のある接続を有効にする必要があります。

メール プロバイダーが POP 接続をブロックしていない場合や、ブロック解除の手順を行っても問題が解決しない場合は、次の手順を試します。

手順 3: 接続されている POP アカウントを削除して、IMAP 接続として再設定する

最初の 2 つの手順を行っても問題が解決されず、メール サーバーが IMAP 経由でメールの取得をサポートしている場合は、POPからIMAP への切り替えを検討します。IMAP は、すべてのデバイス間で、受信トレイだけではなく、メール フォルダーすべてで変更を同期する機能を持つなど、POP を使用するよりも、優れた点がいくつかあります。

問題のある POP アカウントを削除して、IMAP を追加するには、次の手順を実行します。

  1. https://outlook.live.com/owa/?path=/options/connections にアクセスします。

  2. Microsoft アカウントでサインインします。

  3. 接続されているアカウントの管理」で、問題の発生している POP アカウントを選択、「ごみ箱」アイコンをクリックして削除します。

  4. 接続されているアカウントを削除しますか?」のメッセージが表示されたら、「はい」 をクリックします。

  5. 「接続するアカウントの追加」でアカウントをIMAPの設定で追加します。
    ※「インポート済みのメールの保存場所を選択できます」セクションの 「接続するアカウントのサブフォルダーのように、インポートする電子メールの新しいフォルダーを作成します」オプションを選択します。

法人向け Office 365 の Azure AD を利用する

企業用の Office 365 を使っています。このたび、1台の Windows 10 を複数の社員で利用することになりました。企業用 Office 365 のアカウントを使う場合、どうするといいのでしょう?

まず、用意する Windows 10 のエディションは、Pro、もしくは、Enterprise にします。そして、このページを参考にして、1台のWindows 10を複数で使う社員の Office 365 アカウントを Azure AD (Azure Active Directory)に割り当てます。

今回、私は、Office 365 Enterprise E3で確認してみました。Active Directory の統合は、家庭向けではできませんが、一般法人向けの Office 365 であれば、どのエディションでも利用可能です。まずは、法人向け Office 365 でAzure AD を利用できるようにし、利用する社員にライセンスを割り付けます。ライセンスを割り付けたアカウントで、Windows 10 を企業用にセットアップします。Windows 10を企業用にセットアップする方法は、Windows 10 Ver.1607 を企業向けにセットアップ を参考にしてください。なお、Azure AD を割り当てる前に Windows 10パソコンを先に企業用にセットアップしてあっても大丈夫でした。

次のように作業します。

  1. Office 365 へ管理者アカウントでサインインします
  2. Office 365の「Admin center」が開くので、左側にあるメニューから「管理センター」を開き「Azure AD」を選択する
  3. 別ページで「Microsoft Azure」が開きます。初めて Azure AD を使う場合、「Azure Active Directory」で「自分の情報」、「次へ」で進んで「連絡先電話番号」の登録をします。
  4. 入力ができたら、「サインアップ」ボタンを押します。
  5. 「サブスクリプションを作成しています」と表示されるので、しばらく待ちます。
  6. 「サブスクリプションの準備が整いました」と表示されたら、完了です。
    ここで、「サービスの管理を開始する」を押したいところですが、いったん「Microsoft Azure」ページ閉じます。
    ※「サービスの管理を開始する」を押すと、Microsoft Azure のダッシュボードが開きます。Microsoft Azure のすべてのサービスが閲覧できますが、機能が多くわかりづらいかもしれません。
  7. Office 365 「Admin center」に戻り、再度「管理センター」の「Azure AD」を選択
  8. Microsoft Azure の「ディレクトリを使用する準備ができました。」のページが開くので必要に応じて「作業の開始」をする
    Microsoft Azure の「ディレクトリを使用する準備ができました。」のページ
    「ユーザー サインイン エクスペリエンスの向上」と「Azure AD Premium の取得」必要に応じてで大丈夫なようです。「ローカル ディレクトリとの統合」の Azure AD Connect は、ダウンロードして管理者のパソコンにインストールしておいてください。
  9. Azure AD Connect  のインストールが済んだら、上部にメニューが表示されるので、「ライセンス」を選択。
    Microsoft Azure の「ディレクトリを使用する準備ができました。」の上部
    ※「新しい Azure ポータルが登場!」と表示されている場合は、右上の「×」ボタンで消えます。
  10. 下部に表示されるバーの「割り当て」を選択
    下部に表示されるバー
  11. 「ライセンスを割り当てます」が表示されます。ライセンスを割り当てたいメンバーを選択します。
  12. 右側の「割り当て」欄に表示されます。表示されない場合は、「名前」欄の右端にでる「+」ボタンを押してみてください。一度に複数の人を割り当てることも可能です。
  13. ライセンスを割り当てるメンバーが「割り当て」欄に表示されているのを確認し、「割り当て」欄の下部にあるチェックマークを押す。
    ※上部にもチェックマークがありますが、そこは違います。
  14. 以上で、選択したユーザーのアカウントに Azure AD のライセンスが割り当てられます。

これで、企業用にセットアップしたWindows 10 Proでサインインしてみましょう。サインインするアカウントは、Azure ADのライセンス割り当てをしたものです。

「設定」-「アカウント」で「職場または学校への接続」を確認すると「Azure AD に接続済み」と表示されました。
「設定」-「アカウント」で「職場または学校への接続」

さて、このパソコンで複数の社員が使うには、どうするといいのか?「設定」-「アカウント」-「他のユーザー」で「その他のユーザーをこのPCに追加」を押すと、「このユーザーはどのようにサインインしますか?」が表示されます。説明文には「追加するユーザーのメールアドレスまたは電話番号を入力してください。Windows、Office、Outlook.com、OneDrive、Skype、Xboxを使用しているユーザーの場合、そのユーザーがサインインに利用しているメール アドレスまたは電話番号を入力してください」とあります。つまり、これは、Microsoft アカウントを入力します。ここに法人用の Office 365 アカウントを入力すると「Microsoft アカウントではないようです」と表示されエラーになります。

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これは、2016年9月15日から、企業用のアカウントで Microsoft アカウントにサインインできなくなったためです。

参考:#AzureAD と Microsoft アカウントの重複問題に対する取り組み – Cloud and Server Product Japan Blog

「設定」-「アカウント」-「他のユーザー」で「その他のユーザーをこのPCに追加」は、使えません。そこで、サインイン中のアカウントからサインアウトします。サインイン画面の左下に「他のユーザー」が表示されますので、押します。

image

サインイン画面が「他のユーザー」に切り替わります。「サインイン先」が「職場または学校アカウント」と表示されているのを確認して、「メールアドレス」欄にライセンスを割り当てた他のメンバーの企業用 Office 365のアカウントであるメールアドレスを入力、「パスワード」欄にそのパスワードを入力します。

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サインインできると、初回は、本人確認を求められました。すぐにコードを受け取れる電話番号やSMSを受け取れる携帯電話の番号を入力します。この電話番号は事前に登録したものではなく、本当にすぐ使える人なのか確認するものですので、すぐに受け取れる電話番号を入力します。また、セットアップしてあればスマートフォンの認証アプリで生成されるコードを入力してもいいようです。

これで、複数の社員が1台の Windows 10 パソコンを使えるようになります。ただし、プロファイルを別に作って完全に独立した環境を構築します。そして、管理者は、セットアップをした際に使ったアカウントのユーザーで、「他のユーザー」でサインインしている人に変更することや管理者の追加はできないようです。

参考:Office 365 ID と Azure Active Directory について – Office 365

プロバイダのメールがOutlook.comで受信できない

プロバイダからもらっているメールアドレスをブラウザを使って Web 上から Outlook.com にアクセスしてメールを送受信していました。 先日、Microsoft から「アップグレードされた Outlook.com をお試しください」というメールが届き、Outlook.com のページが変わりました。そのころから、受信トレイを開いてもメールが何も入ってこなくなりました。そこで、プロバイダのメールをWebページから確認してみました。プロバイダの方の受信トレイにはメールが毎日数通入っています。いったいどうなってしまったのでしょうか?

旧システムの Outlook.com の時代に、Gmail や Yahoo! メール、その他 POP3 を利用できるプロバイダからのメールも、Outlook.com から送受信できることを紹介しました。

参考:Outlook.com でプロバイダーのメールを送受信

旧システムでは、「オプション」-「メール アカウント」を開き、「送受信用アカウントの追加」で、Gmail や Yahoo! メール、その他 POP3 を利用できるプロバイダからのメールアドレスを追加します。後は、受信(POP3)サーバー情報や送信(SMTP)サーバー情報が自動的に入力されます。設定が完了すると、プロバイダー宛に届いてメールが Outlook.com で受信できるようになるというものです。

これが Outlook.com の新システムになって、どうなっているか確認してみました。

新システムでは、右上の「設定(歯車マーク)」を開き、「接続されているアカウント」を選択します。
「設定(歯車マーク)」を開いたところ

「接続されているアカウントの管理」で「旧システム」の際に送受信できるよう登録したメールアドレスを選択します。「編集(ペン印)」を押します。

「接続されているアカウント」の画面

「接続されているアカウントの編集」を開きます。表示される「サーバー情報」を確認します。ここで、登録済みの「受信(POP)サーバー」と「送信(SMTP)サーバー」の内容を確認するわけです。間違いないと思うのですが、どうにも、受信できない。

どうにも受信できない場合は、アカウントの「状態」が「更新中」のままになっています。

接続されているアカウントの「状態」が「更新中」

そんな場合は、「更新(2つの矢印が回っている)」ボタンを押してみましょう。「状態」が「最新の状態」になったら、メールが届いているかどうか、確認します。

さて、新規登録の方法は、下記ページで紹介されていました。どうしても、うまくいかない場合は、新規に Microsoft アカウントを作って、設定後、どうなるか確認してみるといいでしょう。

参考:Outlook on the web でメール アカウントを接続する (Office 365) – Office のサポート

次のようにします。

  1. 「接続されているアカウント」で、「他のメール アカウント」 を選択します。
  2. 「メール アカウントの接続」が開くので「メール アドレス」欄にOutlook に接続するメール アカウントと「パスワード」欄にそのパスワードを入力して、「OK」ボタンを押します
  3. 「接続の種類を選択する」 で、「POP 接続の設定」を選択して、「OK」ボタンを押します。 
  4. 「新しい POP アカウントの接続」 でメールアドレス」欄に接続しているアカウントのメール アドレスを入力します。「ユーザー名」欄に、もう一度メール アドレスを入力し、「パスワード」欄にそのメールのパスワードを入力します。
  5. メールのコピーを Outlook にのみ届くようにして、コピーを他のメール サービスに保存しない場合、「サーバーにメッセージのコピーを置く」のチェックを外します。 このボックスの選択を解除しない場合、Outlook でメールを削除しても、メール サービスに存在し続けます。メールを削除するには、メール サービスにサインインする必要があります。
  6. 「サーバー情報」欄では、メール プロバイダーから入手した情報を入力します。
    ※なお、ここ以降、画面がスクロールできなくなりました。入力欄の選択は、Tab キーで移動可能です。戻りたいときは、Shift+Tabキーを押します。
  7. 入力が完了したら、Tabキーで「OK」ボタンまで移動し、Enter キーを押します。
  8. 接続が完了しました。と表示されたら成功です。しかし、英語でエラーメッセージが標示された場合は、どこかに入力ミスがあります。「戻る」ボタンで戻って、よく確認します。

ただ、どうにも受信できない場合、旧システムでは、POPサーバーへアクセスする時間が「30分に 1 回」と決まっていました。また、1回の同期で最大60通までのメールが同期され、同期して受信する場合、1通のメールの最大サイズは25MBまでです。このことから、プロバイダでメールを受信したら、即 Outlook.com のメールアドレスへ転送するよう設定した方がスムーズです。

プロバイダーのサーバーから転送する際に、サーバーにメールを残さない設定にしておけば、後で、Outlook.com のPOPからプロバイダへアクセスを試みても、既に転送されていて、「受信トレイ」は空っぽなので、重複して受信することはありません。

なお、転送設定をした後は、テストメールを送信して、きちんと転送されるかどうか、確認をしておきましょう。特に、Yahoo メールは、転送設定をしても、転送されないことがあります。ご留意ください。

また、この件は、Outlook.com のシステムの不具合だと考えられます。Outlook.com のページで右上に「?」のアイコンがあります。そこを開くと、下部に「フィードバック」が見つかります。新システムでの問題なので、「フィードバック」で現象を報告してみると、修正してくれるかもしれません。

2016年10月21日 追記:
Microsoft ヘルプより回避策が出ました。プロバイダのメールがOutlook.comで受信できない (公式回避策)

Windows 10 用 Open Live Writer が「ストア」アプリから配信

Windows Essentials の中にあったブログ更新用アプリの Windows Live Writer は、オープンソース版の Open Live Writer が利用可能です。

さて、Windows 10用の Open Live Writer が「ストア」アプリから配信されています。

Open Live Writer – Microsoft ストアの Windows アプリ

「ストア」アプリで Open Live Writer

早速、ダウンロードしてインストールしてみました。

※ Windows 10 Anniversary Update をした Ver.1607 Build 14393 以降で利用できます。

「ストア」アプリから配信されていますが、ストアアプリ版ではなく、デスクトップアプリですね。Desktop App Converter を使うとデスクトップアプリのインストールファイル(.msiなど)をユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP)アプリ(ストアアプリ版のこと)の配信用パッケージを生成できるのだそうです。

参考:Windows 10 Anniversary Updateで旧式アプリがよみがえる? (ITmedia PC USER) – Yahoo!ニュース

Open Live Writer  からダウンロードできるタイプは、Build 0.6 です。Windows 10用アプリの Open Live Writer は、Build 0.6.1.0 でした。

Windows 10用アプリの Open Live Writer のバージョン情報

Outlook メールの「削除済みアイテム」に入ったメールを一括で戻したい

Web 上で Outlook.com  を使ってメールの送受信をしています。うっかり間違えて「受信トレイ」のメールを全て削除してしまいました。「削除済みアイテム」入っているのを確認したので、また「受信トレイ」に戻そうと思います。しかし、かなり大量に削除してしまったので、メールの1つずつにチェックを入れて戻すと時間がかかります。システム変更前は、もっと簡単にすべて選択できたと記憶しています。どうすれば、削除してしまった全てのメールを一括で「受信トレイ」へ戻せるでしょうか。

確認してみました。旧システムの「Outlook.com」の頃は、削除すると「ごみ箱」に入りました。そして、チェックボックスの□は常時表示されています。すべて選択したい場合は、「表示」の部分が「すべて」になっているのを確認して、チェックをつけるとできました。

旧システムのOutlook.com の「ごみ箱」

さて、新システムの「Outlook メール」では、削除すると「削除済みアイテム」に入ります。そして「削除済みアイテム」を開くと、こんな風にされているのかと思います。チェックボックスが見当たりません。

新システムの「Outlook メール」の「削除済みアイテム」

そこで、メールの上にマウスポインターを置いてみました。これで、左端にチェックボックスが表示されました。

メールの上にマウスポインターを置いてみた

質問者さんは、この表示されたチェックボックスを使って、1つずつチェックをつけているのでしょう。確かに、これでは時間がかかります。

マウスポインターを置く位置を「削除済みアイテム」と書いてある文字列の部分にしてみてください。これで、「削除済みアイテム」の左側にチェックボックスが表示されます。

「削除済みアイテム」の辺りにマウスポインターを置く

「削除済みアイテム」のチェックボックスにチェックをつけると、すべて選択できました。

「削除済みアイテム」のチェックボックスにチェックをつけるとすべて選択

後は、上部のバーから「移動」を開いて「受信トレイ」を選択すれば、一括移動できます。

「移動」を開いてみた

ただし、あまりにもたくさん「削除済みアイテム」にある場合は、「移動」が表示されないことがあるようです。

すべて選択したら「移動」が見当たらない

そんな場合は、次のようにして見える範囲だけを選択します。一番上のメールにチェックをつけてから、見える範囲の一番下のメールを Shift キーを押しながら、チェックをつけます。これで、「移動」が表示されることでしょう。

Windows 10で Windows Essentials 2012は使えないのですか?

2016年8月15日に Windows 10 で Windows Live Essentials は使えないのですか? を紹介しました。

あれから、2016年9月15日に日本語版のWindows Essentials ダウンロード オプション – Windows ヘルプEssentials 2012 リリース ノート – Windows ヘルプ が更新されています。Windows Essentials ダウンロード オプション – Windows ヘルプ では、「ダウンロードできる Windows Essentials のエディション」として、Windows Essentials 2012 に Windows 10 も入りました。

ダウンロードできる Windows Essentials のエディション

しかし、Windows Essentials 2012 のシステム要件で確認すると、Windows 10が含まれていません。

Windows Essentials 2012 のシステム要件 オペレーション システム

何ともはっきりしないので、Twitter を使ってマイクロソフトサポートさんに質問してみました。こんな感じのやり取りです。

Windows Essentials のダウンロードページが更新されました。Windows 10も2012を利用するよう記載されましたが、動作保証外でしょうか?

遅くなっても構いません。ついでに、Windows 10で使うと、セキュリティに問題が発生するかどうかも知りたいです。よろしくお願いします。

 お待たせ致しました。サポートページ上では #Windows10 が含まれておりますが、Windows Essentials はWindows10では動作保証外です。セキュリティの件は再度確認するのでお待ちください。

お待たせしました。Windows Essentialsは #Windows10 上で動作保証外のため、セキュリティについても保証いたしかねます。

ということで、Windows 10 上で Windows Essentials 2012は動作保証外で、利用は自己責任になります。つまり、Windows 10 では、Windows Essentials 2012の機能テストが行われていません。しかし、Windows 10 にインストールでき、動作します。だたし、すべての機能が正しく動作するかどうかは、Microsoft もわかりません。Microsoft からのサポートはありませんし、問題があっても修正されることもありません。

2016年9月現在、多い質問が Windows Live メールを使っていてメールの送受信ができなくなったというものです。「Windows 10 になってからの問題?」と感じている方が多いようですが、これは、Windows Live メールでの @Outlook.com や @Live.jp、@Hotmail.co.jp といったMicrosoft のWebメールアドレスが Outlook.com のシステム変更により HTTP サーバーが利用できなくなったために起こります。

Outlook (account_name) アカウントでメッセージを送受信できません。

サーバー エラー: 3219
サーバー: ‘https://mail.services.live.com/DeltaSync

参考:Windows Live メールで送受信できない サーバー エラー: 3219

よって、下記ページを参考に手動でIMAP サーバーなどに設定し直せば、@Outlook.com といったMicrosoft のWebメールも Windows Live メールで利用可能です。

Outlook メールで利用中のアドレスを Windows Live メールへ手動で設定

Windows Essentials 2012のサポート終了期限は、Windows 10に限らず2017年1月10日までです。Windows Essentials 2012のダウンロードは、この日までです。しかし、この日以降、Windows Essentials 製品を使っていて、いきなりリスクが増すわけではありません。よって、急いでアンインストールする必要はありません。

でも、できるだけ早く、似たような機能を持っているアプリケーションに乗り換えることをお勧めします。それぞれ、代わりになるアプリケーションを紹介します。なお、OneDrive とファミリーセーフティは、Windows 8.1以降、Windowsのシステムに組み込まれています。

  • Windows Live メール
    メール:ブラウザで Outlook メール へアクセスするか、Microsoft Office Outlook (2010 もサポートされていますが、できれば 2013 以上の最新バージョンの方がスムーズ)や他のメールソフト、Windows 8.1 や Windows 10に標準インストールされている「メール」アプリをお使いください。
    カレンダー:ブラウザで Outlook カレンダー へアクセスして確認するか、Windows 8.1 や Windows 10に標準インストールされている「カレンダー」アプリをお使いください。
    アドレス帳:ブラウザで Outlook 連絡先 へアクセスするか、Windows 8.1 や Windows 10に標準インストールされている「People」アプリをお使いください。
    フィード:これに代わる機能を持ったアプリは確認できていません。
    ニュースグループ:すでにサービスが終わっていますので、今後も利用できません。
  • フォトギャラリー
    Windows 8.1以降、標準搭載されている「フォト」アプリがかなり近い機能を持っています。
  • ムービーメーカー
    Windows 10に対応したストアアプリ版のムービーメーカーが間もなく配信されるとのことです。2016年9月20日現在、「ストア」アプリで「Movie Maker」と検索するといくつか見つかります。しかし、まだ Microsoft 製品では見つけていません。
  • Windows Live Writer
    英語版ですが、オープンソースのものが公開されています。Open Live Writer からダウンロード可能です。また、Windows 10 用は「ストア」アプリからもダウンロードできます。操作画面は英語ですが、操作ボタンの配置は日本語版と同じです。