写真を Windows Live メール 2009で送る
2008年9月20日 7件のコメント
メールに写真を添付して送るということは、よくされることでしょう。しかし、きれいに写真を送りたかったりたくさん送りたい場合は、どうしても容量が大きくなってしまって・・・。お相手の受信ボックスの容量が気になることもありますね。
Windows Live メール2009の「写真付きメール」を使うと、相手の受信ボックスに写真データを送らず、Windows Live のサーバーに30日間だけですが保存されます。メールには、これらの写真へのリンクとなるサムネイル(縮小画像)が挿入されています。大きくして見たい写真のサムネイルをクリックすると Windows Live のサーバーにアクセスして高画質な写真が見れたり、スライドショーとして見ることが可能です。
これで、相手の受信ボックスの容量を気にすることなく、きれいな写真をメールの相手に見てもらうことが可能ですよ。ただし、届くメールは、HTML形式のメールです。HTML形式のメールが開けるメールソフトで受信してもらわねばなりません。
また、「写真付きメール」を使う前に Windows Live メールのメールアカウントに Windows Live ID(Hotmail)を設定しておく必要があります。
なお、この機能、まだ、Beta版の Windows Live メールでは使えないようです。
Windows Live メールの「写真付きメール」作成方法
- Windows Live メールを起動し、サインインします。
- ツールバーの「新規作成」にある▼ボタンをクリック
- メニューが表示されますので、この中の「写真付きメール」を選択
- 「メッセージの作成」画面と共に「写真の追加」画面として Windows XPでは「マイ ピクチャ」、Windows Vistaでは「ピクチャ」のフォルダが開きます。
メールに添付したい写真が保存されているフォルダを開きます。 - 添付したい写真を選択し「追加」ボタンをクリックします。複数枚を選択したい場合は、Ctrl キーを押しながらクリックするといいでしょう。
まだ、追加したい場合は、続けて写真を選択し、「追加」ボタンを押します。 - 添付する写真がすべて選択できたら「完了」ボタンをクリックすると「写真の追加」画面が閉じ「メッセージの作成」画面に移動します。
「メッセージの作成」 ウインドウには、既に「写真の追加」で選んだ写真が表示されていることでしょう。 - この「写真付きメール」の「メッセージの作成」ウインドウには、写真をメールに添付するのに都合のよいツールがいろいろ用意されています。
写真をさらに追加 | もう少しこのメールに写真を追加したい時に使います。 |
マット や 木枠 | 枠を写真に設置できます。色は「枠線の色」で変更可能です。 |
木枠の横の ≫ | 枠線のオプションが隠れています。「インスタント 写真」「メタリック」「ピン」「スポットライト」「ギザギザ」と設定できます。 |
オートコレクト | 露出と色を自動的に調整します。 |
白黒 | カラー写真から白黒写真に変更します |
回転 | 写真を 90 度回転します |
高 中 低 | お使いの回線スピードによっては、メールの送信に時間がかかることがあります。「アップロード時間」を参考に時間がかかる場合は適切な解像度になるよう変更してみてください。 |
メッセージ ウィンドウでタイトルを付けたい写真にマウスポイントを持って行きます。写真の下に「ここをクリックしてテキストを追加します」が表示されますので「ここをクリックしてテキストを追加します」をクリック。テキスト ボックスにタイトルを入力し、テキスト ボックスの外側をクリックすると完了。タイトルを変更したい場合は、タイトルをクリックすると変更できます。
Windows Live メールは、1 か月に 500 枚までの画像を写真付きメールで送信できます。また、Windows Live サーバーにアップロードできる画像は、写真付きメール 1 通につき 500 MB までです。
届いた写真付きメールは?
届いた写真付きメールは、HTML形式で開くと加工した通りのサムネイル(小さいサイズ)で表示されています。
テキスト形式では適切に開けません。Outlook Express や Windows メール、Windows Live メールでも、テキスト形式で開いた場合は「ツール」-「オプション」-「読み取り」タブで「メッセージはすべてテキスト形式で読みとる」のチェックを外してみてください。
写真をクリックすると Windows Live のサーバーにアクセスし、大きなサイズで見ることができます。また複数枚ある場合は、「スライドショーの再生」でスライドショーで閲覧することも可能。また、この写真データが欲しいと思う場合は、「すべての写真を保存」をクリックするといいでしょう。

ただし、メールから閲覧できる期間は、30日間だけです。その前に、データを保存するか、日にちが過ぎてしまっている場合は、再度送ってもらわなければなりません。
ただし、メールから閲覧できる期間は、30日間だけです。その前に、データを保存するか、日にちが過ぎてしまっている場合は、再度送ってもらわなければなりません。
2010年11月8日 追記:
Windows Live メール 2011 の場合のやり方を紹介いたしました。写真を Windows Live メール 2011で送るをご参照ください。
Windows Live メール 2011 の場合のやり方を紹介いたしました。写真を Windows Live メール 2011で送るをご参照ください。
Sakushimaさん、こんにちは
写真付きメールは従来のファイルを添付するやり方と違って受け手の負担を気にする必要がない点がいいですね。
それはいいのですが、オンラインドキュメントとして送った画像の管理はどうやるのでしょうか。Hotmailで送った場合はSkyDriveに保存されますが、Live メール2009から送ったものはどこに保管されるのかさっぱり分からず、何だか不安です。
tocky さん
Windows Live メール 2009から写真付きメールは、自分の Windows Live ID の SkyDrive ではなく、Windows Live のサーバーに期間限定で保存されます。
よって、送信した写真を送信者が管理することはできないようです。
Windows Live メール 2011 ならば、サインインした Windows Live ID のSkyDrive 内に保存されます。
そして、期限付きの設定も「30日間」から「90日間」と延びまし、無期限にすることも可能です。
送った写真をSkyDriveで管理したい場合は、Windows Live メール 2011を使ってみてください。
そうですか。管理不能というのは不安ですが、その辺はマイクロソフトを信頼する他ありませんね。暫くはXP環境から動けないので我慢することにします(Hotmailも使えますし)。それにしても同じソフトの同じ機能なのに、バージョンによって送信データの保存場所が異なるというのも不思議ですね。
教えていただきありがとうございました。
XPをご利用でしたか。
それは失礼いたしました。
SkyDrive は、2008年2月に始まったサービスですが、当初は、Windows Live メールと個人のストレージを連携させるという考えがなかったようです。
そこで、Windows Live メール 2011から連携できるようにしたようです。
そんなことで、保存場所が違うのでしょう。
LIVEメール2009(Windows7)につき、上記の手順で写真をつけて知人に送り、確認のためCCで自分宛にもメールを送ったのですが、写真のサムネイルが開けず、どこに問題があるのかわからず、困っています。コメントを頂けると幸いです。
Windows 7 での Windows Live メール 2009 は、もう使用できない模様です。
Windows Live Messenger 2009を起動したら新しいバージョンをインストールするよう促された
アップデートをし Windows Live メール 2011 にしてみてください。
その後、写真を Windows Live メール 2011で送るを参考に、フォトメールを作成してみてください。
ありがとうございました。
LIVEメール2011のフォトメールでばっちり送れました。
大変助かりました。