Windows Live メールで「送受信」
2008年12月20日 2件のコメント
Windows Live メールの「送受信」ボタンは? の続き。
今度の Windows Live メールでは、メールを送受信する際のコマンドが「同期」になってしまいました。
一応、Beta ではない旧バージョンの Windows Live メールがどんな風だったか確認して見たところ、ちゃんと「送受信」と表記されています。そして、「同期」だけというコマンドは見当たらず、「すべて同期」と言うのが、メニューバーの「ツール」内にありました。
Windows Live メールは、従来の Outlook Express や Windows メールと、使い方に対する考えが少し違っているようです。まず、主体となるメールアカウントを Hotmail 中心と考えて欲しい模様です。ただ、それによって、従来のメールソフトではやりにくかった「複数のパソコンで同じメールを受信したい」と言うことが簡単にできるようになりました。もっと言うと、違うパソコンから送信したメールでさえも、登録するメールアカウントが同じであれば何の苦労もせずに、「送信済みアイテム」の中に自動的に取り込めるようになりました。
しかし、この作業のことを「送受信」としてしまうと語弊が出てくるもようです。こう言った作業は、「同期」と言うことになります。
同期とは、周期やタイミング、内容を同一に揃えること。
と言うことで、「Windows Live メールでメールを送受信したい場合は、「同期」を使ってください。」とされたようです。
ただ、この「同期」アイコンは、いつも表示されているわけではありません。Live メール左端の「フォルダ ウインドウ」やショートカットでどこを選択しているかによって、微妙にツールバーの表示が変るからです。
また、メールを送受信したい場合は、「ショートカット」内で「メール」を選択しておくといいでしょう。以前のバージョンでは、この「ショートカット」で「フィード」を選択していても、「送受信」のショートカットキーである Ctrl+M キーでメールの送受信ができました。しかし、新 Windows Live メールでは、「送受信」のコマンドがありませんから、Ctrl+M キーは使用不能です。
「ショートカット」内で「メール」を選択しているのを確認したら、F5 キーを押します。すると全ての電子メールアカウントの同期を取ることができました。ツール バーで「同期」ボタンが見当たらない場合は、F5 キーで対処してみてください。
電子メールだけでなく、カレンダーやアドレス帳、そして登録してあるフィードの同期を取ることができます。そんな場合は、「すべての同期」を実行するとして、Ctrl+F5 キーを押してみてください。
なお、「すべての同期」を2回以上使うと、カレンダーでエラーが発生します。詳細は、Windows Live メールで「カレンダーの更新」がエラーになるでご確認ください。
なお、このショートカットキーを忘れてしまった、なおかつ「同期」ボタンも見当たらない場合は、メニューバーで操作をしてみるといいでしょう。メニューがーが非表示になっている場合は、Alt キーを押すと表示できます。「同期」は、「ツール」を開くと見つかることでしょう。
ところで、「ショートカット」が「メール」ではなく、「フィード」が選択されている場合同期は、どうなるのでしょう?メニューバーの「ツール」で確認できるのですが、同期が取れる項目は、「すべてのフィード」になってしまいます。
よって、「ショートカット」が「フィード」で F5キーを押すと「すべてのフィードの同期」が取れることになり、メールの送受信はしてくれません。
ただし、これも、Ctrl+F5 キーで「すべての同期」実行をすれば、メールの送受信ができました。しかし、「受信トレイ」や「送信トレイ」が表示されていないので、何がどう送受信さえたのか、わかりにくいことでしょう。
自分が Windows Live メールで何をしたいのか?を「ショートカット」で選択してから操作を始めると上手くいくと思います。
どのようにしたら、WINDOWS LIVE MAILアドレス帳がアイウエオ順にナベられますか?
Windows Live メール2009のアドレス帳を「アイウエオ順」にすることに関しては、ちょっとコツがいります。でも、そろそろ、そういう風にして目的の人を見つけるという方法はやめましょうよ。私の提案する、アドレス帳の使い方は、「Windows Live メールのアドレス帳で目的の人を簡単に見つけたい」で紹介しました。また、どうぞ、ご参照ください。