Windows Live メールのアドレス帳で目的の人を簡単に見つけたい
2009年11月30日 コメントを残す
Windows 7 では、Windows 標準のメールソフトが無くなってしまったからでしょう。最近、Windows Live メールに関する質問をよくいただくようになりました。
その中でもちょっと多いのが、Windows Live メールのアドレス帳が「あいうえお」順に並ばないという現象です。
この件に関しては、Windows Vista の Windows メールからのことで Windows アドレス帳が「あいうえお順」にならない でも紹介しました。この時は、裏ワザとしてアドレス帳があいうえお順に並ばないで、「ニックネーム」欄を利用して「あいうえお順」に並ぶようにしてしまうという方法も紹介しました。
しかし、アドレス帳に登録してある一覧をダーーーッと見て、目的の人を探し出すというのは、効率の良い方法じゃないなぁと思い始めています。
Windows 7 の検索機能は非常に効率よくできています。それにならって、Windows Live メールでも、検索機能を使ってみると非常に効率がよくなっているのに気がつきました。
では、私がやっている Windows Live メールのアドレス帳や「メッセージの作成」ウィンドウで目的のメールアドレスを簡単に見つける方法を紹介しましょう。
Windows Live メールのアドレス帳の場合
Windows Live メールのアドレス帳で「連絡先の検索」と書いてある検索欄に、見つけたい人の名前の一部を入力してみましょう。
今回は、「山」という漢字を入力してみました。


すると、左記の画像のように、名前に「山」が付いている人たちが並びます。この中から、目的の人を探します。
この時の検索のコツは、フルネームで検索しないことです。アドレス帳に登録する際「姓」と「名前」を別欄で登録したことでしょう。これによってか、「姓」「名前」とフルネームで検索するとうまく見つけてくれません。どんぴしゃりで見つけたい場合は、「姓」と「名前」の間にスペースを入れるといいでしょう。しかし、そうこうして入力していると、自動的に検索して見つけてしまうことでしょう。「苗字」だけとか「名前」だけとか、もう漢字一文字だけとか。何らかの関連する文字を入力すればいいのですから。
日本ではこのように、漢字で検索しても見つかります。もちろん、アルファベットで入力しても、見つかりますよ。アルファベットの場合は、半角で入力します。そうすれば、メールアドレスからも該当する文字列で見つけてくれることでしょう。
「メッセージの作成」ウィンドウの場合
Windows Live メールの「メッセージの作成」ウィンドウ。「宛先」欄に相手のメールアドレスを入力したい場合は、こんな風にすると便利です。
Windows Live メールのアドレス帳に登録してある人の名前を入力します。この際も、「姓」だけとか「名前」だけとか、登録してあれば「ハンドル名」を入力します。
今回は、私のハンドル名「ラム」と入力してみました。

そうすると、上記の画像のように、Windows Live メールのアドレス帳に「ラム」で登録してある、宛先の候補一覧が表示されました。
この中から、送信したい相手のメールアドレスを選択し、クリックするといいでしょう。
また、「メッセージの作成」ウィンドウの「宛先」欄でも、半角アルファベットで入力すれば、メールアドレスからも検索してくれますよ。
Windows Live メールでは、このように検索を利用すれば、アドレス帳に登録してある名前やメールアドレスから簡単に目的の人を見つけることができることでしょう。