Windows 7での Windows Live Writer の「画像挿入」

Windows 7 で Windows Live Wrieter を使っています。Vistaの時、画像の挿入を行うと「ファイルから画像を挿入」と「Web から画像を挿入」の2つのタブが表示されて指定できるような形になっていました。しかし、Windows7 の Windows Live Writer は、パソコン内のファイルのみしか指定できません。何とか、Vista の時のようにできないものでしょうか?

Windows Live Writer Build 14.0.8117.416 を Windows Vista と Windows 7で、それぞれ起動し確認してみました。

これが、Windows Vista での「画像の挿入」画面です。

Windows Vista の Windows Live Writer 「画像の挿入」
「画像の挿入」ウィンドウの上部に「ファイルから画像を挿入」と「Web から画像を挿入」の2つのタブが表示されます。

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「Web から画像を挿入」は、画像の URL を入力すると、下に「プレビュー」として表示されます。挿入したい画像であることを確認して、「挿入」ボタンをクリックすると、本文中に画像が挿入されます。

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そして、次が、Windows 7での「画像の挿入」画面です。

Windows 7の Windows Live Writer 「画像の挿入」

Windows 7のエクスプローラーと何ら変わりのない「画像の挿入」画面です。Vista にあったタブはありません。
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さて、この現象は、Windows Live™ Solution Center の「Windows 7 にて、Windows Live Writer の [Web] タブが表示されない」で下記のように報告されていました。

原因:
既知の問題として認識された Windows Live Writer の [画像の挿入] ダイアログボックスの不具合で、ライブラリに含まれた画像の挿入ができない現象です。この問題に対処するため、Windows Live の開発チームは Vista や XP の Windows の追加機能として修正する代わりに、「ファイルを開く」 ダイアログの規格へ戻すことに決めました。この結果、インターネットにある画像を挿入するための画面が表示されない状態になっています。

ということで、Windows 7 では、画像の挿入に「Webにある画像」は表示されません。

なお、私は、「画像の挿入」の際「Webにある画像」を使っていません。
下記のように行っています。

  1. ブラウザを起動します。
  2. Windows Live Writer の本文に挿入したい画像の上で右クリックし、IEなら「コピー」、Firefoxなら「画像をコピー」をクリックします。
  3. Windows Live Writer を開き、「編集」画面にします。
  4. 「編集」-「貼り付け」、もしくは、Ctrl+V キーを押します。
  5. すると、Windows Live Writer に目的の画像が挿入されます。

いちいち、画像の URL をコピーしなくても楽なので、この方法で作業しています。

ただし、Firefoxでコピーした場合は自分のブログページに画像データを保存しますが、IEでコピーした場合は先様のWebページから画像データの直リンクをはります。中には、画像の直リンクを嫌がる方もいらっしゃるかもしれませんので、ご注意ください。

なお、「今後、新しい Windows Live Writer がリリースされた時には機能を追加する予定です。」ともありますので、そのうち修正されるかもしれません。

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Windows Live メールが起動できません

Windows Live メールが起動できなくなりました。こんな場合、どうするといいのでしょう?

この現象は、Windows Live メールのメッセージストア(メッセージが保存されているところ)が破損している場合よく起こります。

下記のようにして、Windows Live メールのメッセージストアを開き、「Mail.MSMessageStore」ファイルを削除してみてください。

  1. エクスプローラーでWindows Live メールメッセージストアの保存場所を開く。特に移動させていない場合は、下記のパスをエクスプローラーのアドレスに入力すると開くことでしょう。
    %USERPROFILE%\Local
    Settings\Application Data\Microsoft\Windows Live Mail
  2. 「Mail.MSMessageStore」ファイルを見つけ、削除します。
    「Mail.MSMessageStore」ファイル
  3. エクスプローラーを閉じます。
  4. Windows Live メールを起動し、現象が改善されたかどうか確認します。

※ご注意
Windows Live メールメッセージストアである「Mail.MSMessageStore」ファイルを削除すると、すべてのメッセージを削除することになります。「Mail.MSMessageStore」にバックアップフォルダーがある場合は、メッセージを復元しようとしますが、一部のメッセージや直近のメッセージは復元に失敗する可能性があります。

参考:Windows Live Solution Center:Windows Live メールを起動することが出来ない

「Windows Live の使用条件に違反しているため、このコンピューターからメッセージを送信することはできません」と表示された場合

Web 上で Hotmail を使っています。突然、メールを送信する際に「Windows Live の使用条件に違反しているため、このコンピューターからメッセージを送信することはできません。お心当たりがない場合は、カスタマー サポートにお問い合わせください。」と表示‏されてしまいました。そして、メールが全く送れなくなってしまいました。こんな場合、どうするといいのでしょう?

このメッセージは、「Hotmail で迷惑行為が行われた」と判断されるとシステム側で自動的に表示します。そして、同時に、システムで送信規制もしますので、メールは送信できなくなります。

Hotmail での迷惑行為は、主に下記のような場合です。

  • メール配信が大量に行われた場合
    Hotmail で1日に送信できるメッセージの最大数は、300件までです。
  • 「不要なメール」として多数のユーザーから報告があった場合

さて、心あたりがない場合のカスタマー サポートへの問い合わせ方法です。下記のようにして、お使いの Hotmail のアカウント状況を確認してもらいましょう。

  1. Windows Live™ Solution CenterHotmail スレッド 内にある「メールの送受信」スレッドにアクセスし、Windows Live ID でサインインします。初回は、登録を済ませてください。
  2. 「質問する」をクリックします。
    Windows Live™ Solution Center の Hotmail スレッド 内にある「メールの送受信」スレッド
  3. 質問のフォームが開きますので、「Windows Live の使用条件に違反しているため、このコンピューターからメッセージを送信することはできません」と表示されるようになったことがわかるような、新しい質問を書き込みます。
    Windows Live Solution Center の「質問」フォーム
    なお、この初回の質問時には、個人名やメールアドレスなどを書き込まないでください。
  4. 書き終えたら「送信」ボタンをクリック。なお、「この投稿に返信があったことを通知するようアラートを設定します。」にチェックを付けておくと、回答が付いた際にメールで知らせてくれます。
    Windows Live Solution Center の「質問」フォームの「送信」ボタン辺り
  5. 投稿したスレッドにモデレータからの回答がつきます。
  6. 質問を投稿際に使ったアカウントで、サインインします。
    すると「プライベートメッセージ」という投稿者のみが閲覧できるメッセージが表示されます。
  7. 「プライベートメッセージ」の指示に従ってみてください。

モデレータからも案内があるかと思いますが、今後は、迷惑行為と判断されそうなメールの送信は控えるようにしてください。悪質であると判断されてしまうと、アカウントが削除されてしまうこともあります。

参考:Windows Live™ Solution Center より

Office Web Apps について

Web 上で Microsoft Office 製品のファイルが編集できるようになったと聞きました。しかも、無料だとか。どういう風にすると使えるようになるのでしょう?

その機能は、Office Web Apps と言います。Windows Live ID を使って、Windows Live SkyDrive にアクセスすると、SkyDrive 上で Microsoft Office のファイルを作成、編集、保存、共有することができるというものです。使っているそのパソコンに Office 製品がインストールされている必要はなく、インターネット接続があれば、ブラウザー上で Microsoft Office のアプリケーションを起動させられるというもの。しかも、無料なのでした

では、どんな風にして、使い始めたらよいのかを紹介しましょう。このページで紹介する方法は、Web 上にアップしても構わない、Office 製品の 文書ファイルが必要です。Office 製品のファイルがない場合は、Office Web Apps について の「Office Web Apps に申し込む」ボタンをクリックしてみてください。

※2010年6月2日現在は、まだ、一般販売前だからでしょう。一部サービスが始まっていない部分もありますので、ご留意ください。

  1. ブラウザを起動します。
    対応ブラウザ:Internet Explorer、Firefox、Safari
  2. Windows Live SkyDrive を開き、Windows Live ID を使ってサインインします。
    Windows Live SkyDrive のサインインページ
    Windows Live ID をお持ちでない場合は、新規登録をしてください。
  3. SkyDrive が開いたら「マイ ドキュメント」をクリックします。
    SkyDrive のフォルダー
    ※「マイ ドキュメント」が見当たらない場合は「すべてのフォルダー」や「すべて表示」をクリックしてみましょう。
  4. 「マイ ドキュメント」が開いたら「ファイルの追加」をクリックします。
    「マイ ドキュメント」で「ファイルの追加」をクリック
  5. 「ここにファイルをドロップ」という枠が表示されます。エクスプローラーでアップしたい Office の文書ファイル表示し、それをマウスでドラッグして枠内に入れます。
     「ここにファイルをドロップ」内に Office の文章ファイルを移動させる
  6. 「アップロード」のボタンをクリック。送信が始まりますので、しばらく待ちます。
  7. 「マイ ドキュメント」に Microsoft Office 文書ファイルがアップロードされると、「テクニカル プレビュー プログラムに参加すると、Office ドキュメントをオンラインで作成、編集、表示、および共有できます。」というメッセージが表示されます。
    「テクニカル プレビュー プログラムに参加すると、Office ドキュメントをオンラインで作成、編集、表示、および共有できます。」メッセージが表示された 
    「テクニカル プレビュー プログラムに参加すると」の部分をクリックし、後は「使用許諾書」に「承認」します。
  8. アップロードした Office 製品の文書ファイルをクリックし、「編集」をクリックすると、その製品の アプリケーションが Web 上で起動します。これで、Web 上での Office 製品の編集ができるようになります。
    Web 上で PowerPoint のアプリケーションが起動した 
  9. PowerPoint では、Web 上から「スライドショー」を開始することも可能。
    Web 上から「スライドショー」を開始

※2010年6月2日現在、提供されているサービスは、Excel と PowerPoint は表示と編集、Word は表示のみです。そして、「新規作成」とOneNote については、まだサービスが始まっていません。
SkyDrive での 「準備中です・・・」の画面

参考:Microsoft Office 2010: PC、ブラウザー、携帯電話。すべてより早く快適に。 より

2010年6月8日 追記:
Office Web Apps が利用できるようになりました。詳細は、Office Web Apps が正式利用可能に!をご参照ください。