Windows Live Writer 2010 Beta を使ってみて

Windows Live Essentials Beta を使い始めています。今回は、このブログ記事を書いている Windows Live Writer 2010 Beta がどんな感じなのかを紹介しましょう。

バージョン情報

Version 2010 (Build 15.3.2804.607)

Windows Live Writer Beta のバージョン情報

「Windows Live おすすめパック」から「Windows Live Essentials」で紹介した時が、Version 2009 (Build 14.0.8117.416) でしたから、一挙に Build 14から Build 15になりました。

操作画面がリボン

従来の Windows Live Writer の右側にあった「作業ウィンド」がなくなりました。そして、操作画面は、Windows 7の「ペイント」のような感じのリボンになりました。各タブは、下記のようになっています。(小さくて見づらい画像は、クリックすると大きく表示されるのもあります)

「ホーム」タブ
Windows Live Writer Beta 「ホーム」タブ

「挿入」タブ
Windows Live Writer Beta 「挿入」タブ

「ブログ アカウント」タブ
Windows Live Writer Beta 「ブログ アカウント」タブ

そして、本文中に画像や動画を挿入すると、新たに「画像ツール」や「動画ツール」が出現し「形式」タブが使えるようになります。
Windows Live Writer Beta 「画像ツール」の「形式」タブ

Windows Live Writer Beta 「動画ツール」の「形式」タブ

また、Alt キーを押してもメニューバーは表示されません。しかし、その状態で利用可能なコマンドのキーヒントが表示されます。
Alt キーを押すと表示されるキーヒント

従来の「ファイル」にあたる部分

従来の「ファイル」にあたるのが、「ホーム」タブの左にある青い部分です。ここをクリックすると、「新しい記事」の作成、「開く」「保存」「印刷」といった操作のできるコマンドと「最近の下書き」が表示されます。

image

Windows Live Writer Beta の青いタブをクリックしたところ

クイック アクセス ツールバー

リボン形式が採用されていますので、クイック アクセス ツール バーもあります。
Windows Live Writer Beta のクイック アクセス ツールバー
「クイック アクセス ツール バーのカスタマイズ」で好みのコマンドを追加することもできます。
「クイック アクセス ツール バーのカスタマイズ」を開いてみた

既定のフォント

「Meiryo UI」になっていました。
既定のフォントは「Meiryo UI」
従来の Windows Live Writer 日本語版は「メイリオ」だったので、微妙に入力時の感覚が違います。

記事のプロパティは?

「カテゴリの設定」や「トラックバック」入力欄は、どこでしょう?

今までウィンドウの下の方にありましたが、リボンのすぐ下に配置されました。
「カテゴリ」と「投稿日時の指定」はリボンの下

そして、「トラックバックのURL」入力欄は、「すべて表示」をクリックすると表示されます。

「すべて表示」をクリックすると「記事のプロパティ」が表示

なお、Windows Live Writer 2010 Beta 版で、@Nifty のココログにアップ後、Web 上のココログ編集画面を開くと、「相手先のトラックバックURLを入力」欄に「(コンマ区切り)」という文字列が入力されていました。
ココログ Web 上、編集画面の「相手先のトランクバックURLを入力」欄

これは、どうも、Windows Live Writer 2010 Beta の「トラックバックの URL」欄に表示されている「(コンマ区切り)」の文字列が入力されてしまっている模様。Web 上から「保存」ボタンを押すと、最後に「Ping 送信」として「(コンマ区切り)」が送信されてしまうので、あわてます。

ところで、ここ Windows Live Spaces のアカウントでは、「すべて表示」が表示されませんでした。相変わらず、Windows Live Spaces でのトラックバックは、Windows Live Writer ではできないもようです。

Windows Live Spaces のアカウントでは「すべて表示」が表示されない

スペルチェックは?

2008年9月18日、紹介した「Windows Live Writer 最新 Beta版 公開」以来、Windows Live Writer 日本語版でのスペルチェックは、全く使用不能でした。

従来の Windows Live Writer スペルチェックをすると日本語にも赤い波線が付く

それは、日本語までもがスペルチェックの対象になっているからでした。そのため、日本語の部分が「辞書にない語句」として、赤い波線だらけに。そこで、今までは、「リアルタイムでスペルチェックを行う」のチェックを外して使っていました。これは、どうなったでしょう?

「青い」タブから「オプション」を開き、「スペルチェック」内の「リアルタイムでスペル チェックを行う(波線)」にチェックを付けてみました。
Windows Live Writer Beta 「オプション」の「スペル チェック」

従来あったような、日本語入力していての赤い線は、表示されなくなりました。やっと修正されましたね。よかったよかった。
Windows Live Writer Beta ではスペルチェックが適切にされている

「画像の挿入」画面は?

Windows 7での Windows Live Writer の「画像挿入」で、Vista では、「画像の挿入」ウィンドウの上部に「ファイルから画像を挿入」と「Web から画像を挿入」の2つのタブが表示されるのに、Windows 7 では、タブがなくなって、ファイルから挿入するしかできないことを紹介しました。さて、今回は・・・

「ホーム」タブの「挿入」より「画像」をクリックすると、メニューが表示されます。そこに、「コンピューターから挿入」だけでなく、「Web から挿入」もありますね。

image

Windows 7でも「Webから挿入」ができました。
Windows Live Writer Beta での「Web の画像を挿入」画面

ちょっと面倒な部分

画像を挿入した際、代替えテキスト(alt タグ)を入力したいわけです。「画像ツール」の「形式」タブにある「プロパティ」に「代替えテキスト」のコマンドが用意されていました。従来の Windows Live Writer では、「代替えテキスト」のみを入力すれば自動的に「タイトル」(title タグ)も入力されていました。しかし、Windows Live Writer 2010 Beta の代替えテキストは、タイトルと別に入力しなければならなくなっていました。

Windows Live Writer Beta の「代替えテキスト」のダイアログ
私は、今まで「代替えテキスト」と「タイトル」を同じにしていたので、これはちょっと面倒かと。「タイトルは、代替えテキストと同じものを入力する」といった項目があって、チェックのあるなしで「有効」「無効」に切り替えられるといいのではないでしょうかね。> Windows Live Writer チームさん

Windows Live Spaces へアップしようとするとブロックされる場合

Windows Live Spaces へなかなか記事を投稿できなくて、最終的には、エラーとなってしまうことがたびたびあります。Windows Live Essentials Beta リリース ノートを見てみると、「ブラウザーを開き、Windows Live アカウントに移動して、Windows Live Spaces と Windows Live ID でサインインします。その後、Windows Live Writer Beta に戻り、再度アップしてます。」と言ったことが書いてあるのですが、それでも投稿できない。。。

そういう場合は、時間をおいて、しばらく経ってから投稿するといいようです。

参考:Windows Live Essentials Beta リリース ノート(Windows Live Writer )

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