Windows Live メール 2010 Beta を使ってみて(2)

Windows Live メール 2010 Beta を使ってみての続き。

気になる部分がいくつかあります。

先に、「今のところ変更不能な部分」として

  • 「署名」が「既定の署名」に設定されているものしか挿入できない
    メールの署名を複数登録していても、「既定の署名」に設定している署名しか挿入できませんでした。

と紹介しましたが、その他にもこんな現象があります。

  • テキスト形式で返信しても引用符が付かない
  • メール本文中に Unicode の文字が含まれていても警告してくれない
    従来の Windows Live メールでは、メール本文中に何らかの Unicode 文字が含まれている場合、下記のような「メッセージの文字セットの競合」メッセージを表示してくれました。
    従来の Windows Live メールの「メッセージの文字セットの競合」メッセージ
    これによって、メール本文内に Unicode の文字があるとわかったものでした。

    しかし、Windows Live メール 2010 Betaでは、このメッセージが表示されませんでした。しかも、エンコードを「日本語JIS」に切り替えても、勝手に「Unicode(UTF-8)」に変更し、送信してしまいました。

  • メール本文中に「~」が含まれているとエンコードが「Unicode(UTF-8)」になる
    メール作成時にエンコードが「Unicode(UTF-8)」になっているのに気がつきました。特に、Unicode の記号は使っていません。「どの字だろう?」とじっくり探してみましたら、~ でした。この ~ がメール本文中に含まれていると、エンコードが「Unicode(UTF-8)」になってしまいます。

エンコードが「Unicode(UTF-8)」になってしまう件は、Outlook で Unicode 形式での送信をやめる方法で紹介しました。パソコンでメールを見る場合には問題ありません。私の場合は、Unicode に未対応の携帯電話で転送して見る際、文字化けしてしまって弱るのでした。

この続きは、Windows Live メール 2010 Beta を使ってみて(3)でどうぞ。

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