Windows Live メールで「テキスト形式」にすると余計な改行が入ります
2010年7月20日 1件のコメント
Windows 7 で Windows Live メールを使っています。「テキスト形式」でメールを書いているのですが、送信後に「送信済みアイテム」で確認すると自分では入れた覚えのない空白行が入っているのに気がつきました。どうしてなのでしょう?
空白行が入った1つ前の行の文字数を数えてみてください。39文字ではありませんか?
現象の再現方法
- Windows Live メールを起動し「新規作成」をクリック
- 「メッセージの作成」ウィンドウが開くので、メール本文を入力する。その際、全角で39文字入力したところで改行する。
- 「送信」ボタンをクリックして「送信トレイ」に送る
※「送信」ボタンを押して即送信されないよう、「オプション」-「送信」タブで「メッセージを直ちに送信する」のチェックを外しておくと良いでしょう。 - 「送信トレイ」を開き、「プレビュー ウィンドウ」を確認する
- メール作成時には空白行を入れていないのに、「送信トレイ」で確認すると39文字入力した行の後に空白行が入っている。
なお、40文字にすると空白行が入りません。
この現象は、「送信トレイ」に送るだけでなく、「保存」ボタンを押して「下書き」に保存しても起こります。そして、Windows Live メールだけでなく、Windows Vista の Windows メールや Windows XP SP2 以降の Outlook Express、そして、現在公開中の Windows Live メール 2010 Beta でも起こります。
この現象は、Windows XP SP2 以降からのメールソフトに採用されたインターネット技術標準化委員会 (IETF) によって定められた標準規格 RFC2646 に対応したためです。
マイクロソフト サポートオンラインより
Windows XP Service Pack 2 適用後、Outlook Express で折り返し設定が有効にならない
Windows メールでメール送信時に折り返し設定が有効にならない
対処方法は、各メールソフトに合わせてレジストリを書き換える必要があります。上記のマイクロソフト サポートオンラインのページや下記のページを参考にして作業してみてください。
Windows メールで折り返し設定を有効にしない設定をしたいですね。
基本的に折り返し設定が有効になる事で、意図しない改行が引き起こされているんですよ?
Windowsは単に企業より大学生らのFacebook、Twitterの為にメール感染源となるHTML設定を推奨しているだけです。企業にとってもPR出来ますが、それにより企業が感染しては元も子もないですが。
セキュリティ業界ではテキスト形式を推奨してますが、テキスト形式では勝手に意図しない場所に改行が実行され意味不明なメールが送信されてしまいます。日本語環境ではWindowsメールにセキュリティは求められないんですかね。