Windows Live メール 2011 正規版について

Windows Live Essentials 2011 正規版をインストールしてみまして、Windows Live メールを確認してみました。

Windows Live メール Beta 2011 での不具合は、「Windows Live メール 2011 Beta について」で紹介しましたが、正規版になって、どうなったのでしょう?

2011 Beta 版で解消された件はちゃんと引き継いでいましたので、残りの部分を確認してみたところ、Windows Live メール 2011 正規版で解消されたのは下記の1つだけでした。

1つのメールアカウントで1つの署名しか挿入できなかった件
大丈夫です。署名のアイコンに▼ボタンが設置されました。「オプション」-「署名」タブで設定した署名がすべて表示され、好きなものを選択できるようになっていました。
image

下記の4件は修正されていませんでした。

なおかつ、IE9 Beta インストール後の不具合とアンインストール方法 で紹介しましたが、IE9 Betaがインストールされている Windows Live メール で「テキスト形式」のメールを作成すると、下記の画像のようにメール本文の1行目、文頭に ? が自動挿入されます。
Windows Live メールの「テキスト形式」のメッセージ。メールを作成すると「?」が勝手に入る
この現象は、Windows Live メール 2009 と 2011 Beta そして、正規版の 2011 でも起きました。文頭の「?」はメール本文を再編集して削除してもダメで、「送信トレイ」や「下書き」に送ると、また入ってしまいます。なお、「テキスト形式」ではなく、「HTML形式」のメールにすると入りませんでした。

この件は、Connect の IE9 Public Feeback Program で 下記のように Feedback いたしました。
IE9 Beta をインストールしてから Windows Live メールのメッセージ冒頭に ? が挿入されるようになった

Connect の IE9 Public Feeback Program に参加されている方は、「○人のユーザーがこのバグを再現できます」の「私もです」の部分をクリックしてください。この現象を大勢の人が再現されて、困っていることが Microsoft へ伝わるとより早く修正してくれる場合がありますので、よろしくお願いいたします。

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Windows Live Essentials 2011 をインストール

正規版になった Windows Live Essentials 2011 をインストールしてみました。

システム要件は下記の通り

インストールできるOS: Windows Vista SP2(Windows Vista プラットフォーム更新プログラム適用済み)
Windows 7
CPU 1.6 GHz 以上
メモリ 1 GB 以上
解像度 1024 × 576 以上
グラフィック カード または
ビデオ カード
Windows Live ムービー メーカーを利用するには、DirectX 9 以降および Shader Model 2 以降をサポートするビデオ カードが必要

Windows Live Essentials 2011からは、Windows XP で使えなくなりました。Windows XP には、インストールできませんのでご留意ください。

また、Windows Vista SP2の場合は、「Windows Vista プラットフォーム更新プログラム」がインストールされている必要があります。Vista で Windows Live Essentials 2011のインストールができない場合は、Windows Update で「更新プログラムの確認」を何回か行って、表示されたすべての更新プログラムをインストールしてみてください。

さて、私も Windows 7 32bit の IE9 Beta版にインストールしてみました。

  1. パソコンに管理者のアカウントでログインします。
  2. ダウンロードページへアクセスし、言語が通常使う国のものになっているのを確認し「今すぐダウンロード」をクリック。
    言語を変更したい場合は「変更」をクリックして、好みの国を選択してみてください。
  3. 「wl.dlservice.microsoft.com から wlseup-web.exe(1.22 MB)を実行または保存しますか?」と聞かれるので「保存」の▼ボタンをクリックして「保存して実行」をクリック
    IE9 Beta で「今すぐダウンロード」をクリックすると表示される通知バー 
    保存は、ユーザーの「ダウンロード」フォルダー内にされることでしょう。
    IE9 Beta 以外のブラウザでダウンロードする場合は、「保存」を選択すると良いでしょう。もし、インストールに失敗したら、そのダウンロードファイルを使って再インストールできます。
  4. ダウンロードが完了すると、自動的にインストールが始まりました。
    ユーザーアカウント制御(UAC)が開くので「はい」をクリック。
  5. 「インストールの準備をしています」の画面が表示されるので、しばらく待ちます。
    「インストールの準備をしています」の画面
  6. 「インストールするプログラムの選択」が表示されました。すべてインストールしてしまいたい場合は「Windows Live Essentials をすべてインストール(推奨)」をクリック。どんな製品がインストールされるのか確認したい場合は「インストールする製品の選択」をクリック。
    「インストールするプログラムの選択」画面
    今回は、「インストールする製品の選択」をクリックしてみました。
  7. 「インストールするプログラムの選択」画面が表示されました。
    「インストールするプログラムの選択」画面
    現在インストールされていない製品は、「これらのプログラムがインストールされます」内に表示されています。インストールするかどうか考えてインストールする場合はチェックを付けましょう。インストールしたくない場合は、チェックを外します。
    現在インストールされている製品は、「これらのプログラムが更新されます」内に表示されています。これらは、旧バージョンのままにしておくことはできません。なお、Beta 版が既にインストールされていても、そのまま上書きインストールされました。アンインストールしなくても大丈夫でした。
    今回、私は、「ファミリー セーフティ」をインストールしないことにしてみました。
  8. 確認できたら「インストール」ボタンをクリック。
  9. 「Windows Live Essentials 2011 をインストールしています」と表示されるので、しばらく待ちます。
    「Windows Live Essentials 2011 をインストールしています」の画面
  10. 「完了しました」と表示されると再起動を促されます。起動しているアプリケーションを終了し「今すぐ再起動」をクリック。
    「完了しました」の画面

さて、パソコン再起動後、Windows Live Writer でバージョン情報を確認してみると、Version 2011 (Build 15.4.3502.922) になっていました。
Windows Live Writer 2011 のバージョン情報 Version 2011 (Build 15.4.3502.922)

どんな風になったでしょうね。

Windows Live Essentials 2011 正規版公開

Beta 版だった Windows Live Essentials 2011 の正規版が公開されたとのことです。

Windows Live Essentials 2011 available for download now

なお、Windows Live Essentials 2011がインストールできるOSは、Windows Vista SP2 と Windows 7 です。Windows XP にはインストールできませんのでご留意ください。その他のシステム要件は、Windows Live Essentials 2011 (旧名: おすすめパック) のシステムの必要条件 でご確認ください。

ダウンロードできるページは、こちら。日本語版も用意されていました。

Windows Live Essentials (旧名: おすすめパック) ダウンロードページ

Windows Live Essentials 日本語版ダウンロードページ

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