Windows Live メール 2011 で Gmail を POP 設定にしたい

Windows Live メール 2011 で Gmail を設定しようとすると英語のメッセージが! で紹介しましたが、Windows Live メール 2011でGmailを登録すると、自動的に IMAP のシステムで登録されます。

しかし、IMAP はどうも・・・、と言う人もいることでしょう。そんな場合は、Gmail の設定を手動で POP にしてみましょう。

※いったん、IMAP で登録した Gmail の「プロパティ」で、POP に変更することはできません。

※以前は、Gmail Web 上「設定」の「メール転送とPOP/IMAP」で「POP を有効」にする必要があったのですが、今は、Gmail アカウント取得時から有効になっているようです。過去に無効にした覚えのある方は、「POPを有効にする」に切り替えてください。

  1. Windows Live メール を起動

    「アカウント」タブの「新規作成」内にある「電子メール」ボタンをクリック
    「アカウント」タブ

  2. 「自分の電子メール アカウントを追加する」が開きます。「電子メール アドレス」にこれから追加登録したい Gmail のメールアドレス、パスワードとそのメールを送信した際に表示させたい自分の名前を入力。「手動でサーバー設定を構成する」にチェックを付けます。
    image
  3. 「次へ」ボタンをクリック。
  4. 「サーバー設定を構成」が開くので、次のように設定します。
    受信サーバー情報 
    サーバーの種類 POP
    サーバーのアドレス pop.gmail.com
    ポート 995
    セキュリティで保護された接続 (SSL) が必要 チェック
    次を使用して認証する クリア テキスト
    ログオン ユーザー名 Gmail のメールアドレス

    ※受信サーバーのポートは、「セキュリティで保護された接続 (SSL) が必要」にチェックを付けると自動的に「995」になります。
    送信サーバー情報

    サーバーのアドレス smtp.gmail.com
    ポート 465 もしくは 587
    セキュリティで保護された接続 (SSL) が必要 チェック
    認証が必要 チェック

    ※送信サーバーのポートは、利用されているプロバイダによって指定されている場合があります。

  5. 入力できたら、「次へ」ボタンをクリック
    Windows Live メール 2011 の「サーバー設定を構成」
  6. 「電子メール アカウントが追加されました」と表示されたら「完了」ボタンをクリック。

アカウントの設定を確認したい場合は、「フォルダー ウィンドウ」で確認したいアカウントを選択し、「アカウント」タブ内の「プロパティ」をクリックします。
「アカウント」タブ内

なお、Windows Live メール の場合、POP サーバーでも、メールの受信時に受信メールをサーバーに残すよう設定されます。image

しかし、Gmail での POP の場合は、「サーバーにメッセージのコピーを置く」に設定されていても、複数のパソコンで同じメッセージを受信することができません。Web 上と1台のパソコンのみでの閲覧になってしまいます。複数のパソコンで同じメッセージを受信したい場合は、recent というモードを使います。設定方法は、Gmail のメールを再取得したいを参考にしてみてください。

参考:携帯端末や複数の端末から POP でアクセスするにはどうすればよいですか。 – Gmail ヘルプ

Hotmail を POP 設定にしたい場合は、Windows Live メールで Hotmail を POP3 で送受信したい
を参考にしてみてください。

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