Windows Live メール 2011 の署名のハイパーリンク

「署名」に自分のメールアドレスやWebページのURLを入れてあります。Outlook Express では、署名をメール本文に挿入すると、自動的に文字列が青くなりハイパーリンク化されました。しかし、Windows Live メール 2011では、署名を挿入しても、ハイパーリンク化されません。どうするといいのでしょう?

この現象は、メールの形式が「テキスト形式」の場合と「リッチテキスト(HTML)」の場合とで違いがあります。「テキスト形式」では問題ないのですが、「リッチテキスト(HTML)」だと問題があります。

「テキスト形式」の場合

  1. 「メッセージの作成」画面を「テキスト形式」で開きます。
  2. 署名を挿入します。
    「テキスト形式」の「メッセージの作成」画面で署名を挿入
    Outlook Express では、この時点で、メールアドレスやURLがハイパーリンク化されます。しかし、Windows Live メール 2011のテキスト形式では、この時点でメールアドレス、Web のURL共にハイパーリンク化ません。
  3. 「保存」をクリックして「下書き」に保存するか、「送信」をクリックして送信します。
  4. 「下書き」内や「送信トレイ」「送信済みアイテム」で確認すると署名のメールアドレスやWebのURLがハイパーリンク化されています。
    「下書き」内や「送信トレイ」「送信済みアイテム」へ移動するとハイパーリンク化されている

このように、「テキスト形式」の場合は、ハイパーリンク化されないのはメッセージの作成画面だけで、送信してしまえば問題ありません。

さて、問題のあるのは、「リッチテキスト(HTML)」の場合です。「テキスト形式」と同じように作業してみ確認してみましょう。

「リッチテキスト(HTML)」の場合

  1. 「メッセージの作成」画面を「リッチテキスト(HTML)」で開きます。
  2. 署名を挿入します。
    「リッチテキスト(HTML)」の「メッセージの作成」画面で署名を挿入
    HTML形式でも、Outlook Express では、この時点でハイパーリンク化されます。しかし、Windows Live メール 2011では、「リッチテキスト(HTML)」でも、この時点でメールアドレス、Web のURL共にハイパーリンク化ません。
  3. このまま、「保存」をクリックして「下書き」に保存するか、「送信」をクリックして送信します。
  4. 「下書き」内や「送信トレイ」「送信済みアイテム」で確認します。しかし、「テキスト形式」ならば、署名のメールアドレスやWebのURLがハイパーリンク化されましたが、「リッチテキスト(HTML)」の場合はハイパーリンク化されません。
    「下書き」内や「送信トレイ」「送信済みアイテム」へ移動させてもハイパーリンク化されていない

この件は、既に、フィードバックされているようです。

参考:
署名欄にWEBアドレスを登録してもサーフインできない
Windows Live Mail 2011で行頭に全角スペースを入れて送信を押し送信トレイに入ったメールを見ると全て左寄りになりスペースが無くなっている。

現時点での、この現象の解消方法は、下記のように行います。

「メッセージの作成」画面で署名を挿入し、ハイパーリンク化して欲しい部分の行末にカーソルを置き、エンターキーを押して改行します。メールアドレスやURLの部分は、改行することによってハイパーリンク化されます。

「メッセージの作成」画面URLの行末にカーソルを置き、Enterキーを押して改行したところ

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Windows Live メール 2011の「フォトメール」で写真のタイトルを付けるには

Windows Live メール 2011を使い始めました。メール本文中に写真を挿入し、その写真1枚ごとにタイトルを書き加えたいのです。Windows Live メール 2009では、写真の下にコメントを入力することでできました。2011ではどうやるのでしょうか?

質問者さんは、Windows Live メール 2009で、「写真付きメール」を使っていたのでしょう。これは、写真を Windows Live メールで送るでやり方を紹介しました。Windows Live メール 2009をサインインして起動し、「新規作成」で「写真付きメール」を選択します。

Windows Live メール 2009 の「写真付きメール」作成画面

Windows Live メール 2009の「写真付きメール」では、挿入した写真の下の辺りにマウスポインターを持って行くと表示される「ここをクリックしてテキストを追加し…」を使うと、簡単に写真のタイトルを付けることができました。
Windows Live メール 2009 の「写真付きメール」で各写真にタイトルを付けた

「写真付きメール」を受信したら、メール本文の上部にある「スライドショーの再生」をクリックします。

image

スライドショーが始まると、下の方に「写真付きメール」で付けた写真のタイトル文字が表示されます。

Windows Live メール 2009 「写真付きメール」のスライドショー

さて、Windows Live メール 2011の場合、「写真付きメール」から「フォトメール」と言う名称に代わりました。「フォトメール」の作成方法は、写真を Windows Live メール 2011で送るで紹介しました。確かに、Windows Live メール 2010の「フォトメール」で写真1枚1枚にタイトルを挿入することができなくなりました。

Windows Live メール 2011 の「フォトメール」作成画面

Windows Live メール 2009の時のように写真にタイトルを付けてスライドショーで閲覧してもらいたい。そう言う場合は、Windows Live フォト ギャラリー 2011と連携して使ってみましょう。

  1. Windows Live フォト ギャラリー 2011を起動します。
  2. 「フォトメール」に使いたい写真を見つけだし、クリックして編集モードにします。
    Windows Live フォト ギャラリー 2011の「編集モード」
  3. 「編集」タブの「整理」内にある「タグとキャプション」の三角ボタンをクリックし、「キャプション」を選択。
    「編集」タブの「整理」内にある「タグとキャプション」
  4. 「キャプション」欄にその写真のタイトルや説明となる言葉を入力。
    「キャプション」欄
    ※キャプションとは、写真や挿絵に添えた説明文のことです。
  5. 入力できたら「ファイルを閉じる」をクリックして、「編集モード」を閉じます。
    「ファイルを閉じる」
  6. こうやって、簡単な説明を付けたい写真すべてに「キャプション」を入力します。
  7. 出来上がったら、送信したい写真を選択します。複数選択したい場合は、Ctrl キーを押しながらクリックすると選択できます。
  8. 写真が選択できたら、「作成」タブの「共有」内にある「フォトメール」をクリックします。下の▼ボタンの方ではなく、▼ボタンの上をクリックすると良いでしょう。
    「作成」タブの「共有」内
  9. Windows Live メール 2011 の「フォトメール」作成画面が開きます。
  10. 写真を Windows Live メール 2011で送るで紹介した方法で「フォトメール」を作成し、送信します。

受信した「フォトメール」からスライドショーを開始します。すると、Windows Live フォト ギャラリー 2011で入力した「キャプション」の文字列がスライドショー画面の下の方に表示されます。

Windows Live メール 2011の「フォトメール」でのスライドショー

「キャプション」欄に入力した文字が表示されている