Windows Live メール を起動できませんでした。(0x00000000, 2)
2010年12月12日 コメントを残す
Windows 7 32bit の Windows Live メール 2011 を起動しようとしたらでこんなメッセージが表示されました。
実は、このメッセージが表示される直前、メッセージを作成している最中に、「応答なし」となり、Windows Live メール 全体が薄く白い画面になりました。Ctrl+Shift+Esc キーで「Windows タスクマネージャー」を起動して、「タスクの終了」から終了。その後は、「問題の解決に役立つ情報を Microsoft に送信しています」が出て、何やら送信していました。
パソコンを再起動させてから、Windows Live メール を起動してみたところで、こんなメッセージが表示されたのです。
さて、このメッセージには、こんな風に記載されています。
Windows Live メール を起動できませんでした。アプリケーションは Windows Live メール メッセージ ストアを開けませんでした。メッセージ データベースが見つかりませんでした。データベース ファイルを別の場所に移動した場合は、[OK] をクリックして、その場所に対してデータベース パスをリセットしてください。それ以外の場合は、[キャンセル] をクリックして進んでください。孤立したアカウントの既存のメッセージを表示することができます。 (0x00000000, 2)
こういうのが表示されたら、きっと「OK」をクリックしてしまうでしょう。でも、私は、データベース ファイルは、移動させていませんので「キャンセル」をクリックでしょうね。
次のメッセージがこれ。
Windows Live メール を起動できませんでした。アプリケーションは、Windows Live メール メッセージ ストアを開けませんでした。メモリかディスクの空き容量が不足しています。 (0x8000FFFF, 1400)
そこで、「OK」をクリックしたら、メッセージが消えました。しかし、やはり Windows Live メール が起動しません。
検索して調べてみたところ、先のメッセージで「OK」を押しても「キャンセル」を押しても、次のメッセージが表示されて、まったくWindows Live メールが起動しないとのこと。ただ、たまに先のメッセージで「OK」をクリックするとうまく起動することもあります。
さて、この現象の対処方法です。2010年6月に Windows Live 検証の館 で、既に紹介していました。
- エクスプローラーでWindows Live メールメッセージストアの保存場所を開く。特に移動させていない場合は、下記のパスをエクスプローラーのアドレスに入力すると開くことでしょう。
%USERPROFILE%\Local Settings\Application Data\Microsoft\Windows Live Mail - [Mail.MSMessageStore] ファイルを探し出します。
- [Mail.MSMessageStore] ファイルを右クリックして削除します。
- エクスプローラーを閉じます。
- Windows Live メールを起動し、現象が改善されたかどうか確認します。
[Mail.MSMessageStore] ファイルを削除してみました。そうしたところ、Windows Live メールは起動しました。しかし、メールアカウントのサーバーの種類が「POP3」のタイプでは、受信トレイの中身が空っぽ、複数作っていた受信フォルダーもすべて無くなってしまいました。なお、Hotmail は、サーバー上と同期を取りますので、程なく表示されました。
Windows Live Solution Center:Windows Live メールを起動することが出来ない
上記の公式の解説にもあります通り、[Mail.MSMessageStore] ファイルを削除すると「すべてのメッセージを削除」することになってしまいます。
無くなってしまったメッセージは、「保存フォルダー」の「復元されたアイテム」内を探すとみつかりました。しかし、中をよく確認すると、まったく中身がなくなってしまったフォルダーもありました。
我が家では、Windows Home Server でバックアップを取ってありましたので、最終的にはそれで対処しました。しかし、バックアップを取っていない場合の POP3 サーバーのメールは、ある程度あきらめないとダメな模様です。