Windows Live メール の「保存フォルダー」直下にある「下書き」や「送信済みアイテム」は何に使うのか?
2011年2月19日 1件のコメント
Windows Live メール を使っています。Windows Live メール の「送信トレイ」の下に「保存フォルダー」と言うのがあります。中を開くと送受信では使用しないと思われる「下書き」と「送信済みアイテム」が用意されていました。これらのフォルダーはどのような場合に使うのでしょうか?
Windows Live メール 「保存フォルダー」には、「下書き」や「送信済みアイテム」、「ごみ箱」そして「復元されたアイテム」と入っています。「復元されたアイテム」は、旧パソコンの環境を転送ツールで移行させた時や何かWindows Live メールにトラブルが発生した際などで自動的にメッセージが入ります。
しかし、「保存フォルダー」の「下書き」や「送信済みアイテム」には、自動的にメッセージが入るということはありません。あそこは、ユーザーがメッセージを手動で移動してきて、自分のパソコン内に保存しておくためのフォルダーです。
メールサーバーがPOP主体だったときは、メッセージ受信後、受信したメッセージをサーバーから削除していたことでしょう。それが、Hotmail のように、HTTPサーバーといったメールサーバーでは、複数パソコンのメールソフトと同期を取って使うことが主となりました。よってか、Windows Live メールでは、初期設定で、メッセージをを受信しても、メールサーバーにメッセージを残すようになっています。サーバーにメッセージが残っていますので、パソコンや携帯電話、スマートフォンと言った複数の端末から同じメッセージが閲覧できるようになりました。
しかし、場合によっては、メールサーバーからメッセージを削除したいということもあるでしょう。しかし、うっかり削除してしまうと、メッセージが自分のパソコンからも消えてしまう恐れがあります。
そんな場合のための自分のパソコン内にメッセージを残しておけるようにしたフォルダーです。なお、「保存フォルダー」は、「下書き」や「送信済みアイテム」だけでなく自分で独自のフォルダーを作成することができます。
「保存フォルダー」は、こんな具合に、バックアップ的な用途で自由に利用してみてください。
なお、この「保存フォルダー」が必要ないと思う場合は、下記のようにすると非表示にすることもできます。
Windows Live メール 2009の場合
- メニューバー「表示」より「レイアウト」をクリック
- 「レイアウト」が開いたら「フォルダー ウィンドウ」を選択
- 「保存フォルダーを表示する」のチェックを外す。
- 「OK」ボタンをクリック
- 「保存フォルダー」が非表示になったのを確認する。
Windows Live メール 2011の場合
- 「表示」タブを開く
- 「レイアウト」にある「保存フォルダー」をクリック
- 「保存フォルダー」が非表示になったのを確認する
参考:電子メールの保存について