Windows Live メール の「保存フォルダー」直下にある「下書き」や「送信済みアイテム」は何に使うのか?

Windows Live メール を使っています。Windows Live メール の「送信トレイ」の下に「保存フォルダー」と言うのがあります。中を開くと送受信では使用しないと思われる「下書き」と「送信済みアイテム」が用意されていました。これらのフォルダーはどのような場合に使うのでしょうか?
「保存フォルダー」をひらいたところ

Windows Live メール 「保存フォルダー」には、「下書き」や「送信済みアイテム」、「ごみ箱」そして「復元されたアイテム」と入っています。「復元されたアイテム」は、旧パソコンの環境を転送ツールで移行させた時や何かWindows Live メールにトラブルが発生した際などで自動的にメッセージが入ります。

しかし、「保存フォルダー」の「下書き」や「送信済みアイテム」には、自動的にメッセージが入るということはありません。あそこは、ユーザーがメッセージを手動で移動してきて、自分のパソコン内に保存しておくためのフォルダーです。

メールサーバーがPOP主体だったときは、メッセージ受信後、受信したメッセージをサーバーから削除していたことでしょう。それが、Hotmail のように、HTTPサーバーといったメールサーバーでは、複数パソコンのメールソフトと同期を取って使うことが主となりました。よってか、Windows Live メールでは、初期設定で、メッセージをを受信しても、メールサーバーにメッセージを残すようになっています。サーバーにメッセージが残っていますので、パソコンや携帯電話、スマートフォンと言った複数の端末から同じメッセージが閲覧できるようになりました。

しかし、場合によっては、メールサーバーからメッセージを削除したいということもあるでしょう。しかし、うっかり削除してしまうと、メッセージが自分のパソコンからも消えてしまう恐れがあります。

そんな場合のための自分のパソコン内にメッセージを残しておけるようにしたフォルダーです。なお、「保存フォルダー」は、「下書き」や「送信済みアイテム」だけでなく自分で独自のフォルダーを作成することができます。
「保存フォルダー」の下に新しくフォルダーを作ってみた

「保存フォルダー」は、こんな具合に、バックアップ的な用途で自由に利用してみてください。

なお、この「保存フォルダー」が必要ないと思う場合は、下記のようにすると非表示にすることもできます。

Windows Live メール 2009の場合

  1. メニューバー「表示」より「レイアウト」をクリック
  2. 「レイアウト」が開いたら「フォルダー ウィンドウ」を選択
  3. 「保存フォルダーを表示する」のチェックを外す。
    「レイアウト」の「フォルダー ウィンドウ」
  4. 「OK」ボタンをクリック
  5. 「保存フォルダー」が非表示になったのを確認する。

Windows Live メール 2011の場合

  1. 「表示」タブを開く
  2. 「レイアウト」にある「保存フォルダー」をクリック
    「表示」タブ「レイアウト」ないにある「保存フォルダー」
  3. 「保存フォルダー」が非表示になったのを確認する

参考:電子メールの保存について

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