Hotmail で「下書きフォルダー」に保存すると文字化けします
2011年7月15日 コメントを残す
Web 上から Hotmail でメールを送受信しています。「新規作成」でメールを作成し、一旦「下書き」フォルダーに保存します。そのメールを後から送信しようととして「このメッセージの作成を続行する」をクリックします。すると、文字化けしてしまいます。「リッチ テキスト(HTML)形式」だと文字化けしません。しかし、相手の都合により、メールは全て「テキスト形式」で送信するようにしています。こんな場合、どうするといいのでしょう?
Windows 7 の Internet Explorer 9で、実際に確認してみました。
- Hotmailにアクセスし、Windows Live IDとパスワードでサインインします。
- 「新規作成」をクリックします。
- メールの形式が「リッチ テキスト(HTML)形式」になっている場合は「テキスト形式」に切り替えます。
- 「Web ページからのメッセージ」が表示されたら「OK」をクリック。
- 「宛先」「件名」「メッセージ」と入力します。
件名とメッセージは、日本語で入力します。 - 書きあがったら「下書きの保存」をクリックします。
- 「メッセージを [下書き] フォルダーに保存しました。」と表示されたら完了です。
- 左側の欄の「フォルダー」の下にある「下書き」をクリックします。
※「下書き」が見えない場合は、「フォルダー」の右向き三角ボタンをクリックしてみてください。 - 「下書き」フォルダーが開きますので、保存したメールをクリックして開きます。
- プレビューされたらメッセージ欄の上にある「このメッセージの作成を続行」をクリック。
- すると・・・
質問者さんの通り、メッセージの部分が文字化けしてしまいました。
確認してみましたところ、メールの形式が「リッチ テキスト(HTML)形式」であれば、文字化けしませんでした。また、テキスト形式でも英語のメッセージであれば、文字化けしませんでした。この現象は、「テキスト形式」でメッセージを日本語で入力すると起こります。
Windows Live Solution Center に「テキスト形式で下書き保存したメッセージを再編集する際、保存した文章が文字化けする」と言うスレッドがあり、下記の解消方法が紹介されていました。
2. [下書き] に保存されたメールの [このメッセージの作成を続行] をクリックし、
メール編集画面の差出人欄上部にある [テキスト形式] をクリックします。
3. メール形式の一覧から、[リッチテキスト (HTML) 形式] を選択します。
4. [OK] をクリックします。
※ 差出人欄の上部に [リッチテキスト (HTML) 形式] と表示されたことを確認します。
5. 一旦 [下書き] に戻り、再度メール編集画面を表示し、編集後、送信します。
※Windows Live Solution Centerへ連絡してみましたところ、このやり方は、修正されました。(2011年7月15日 14:50)
しかし、[リッチテキスト (HTML) 形式] に切り替えても文字化けしてしまったメッセージは正しく表示されず、文字化けのままでした。
このまま、「下書き」フォルダーを開こうとすると、「破棄しようとしているメッセージは、まだ送信されていません」と表示されます。
「キャンセル」して「下書きの保存」をクリック。そして、「下書き」から再度開いてみると文字化けしたままで保存されていました。
さて、こうなってしまった場合の解消方法です。文字化けしたら、下記のようにして、お使いのブラウザでエンコードを変更してみてください。
- Internet Explorer の場合は、メニューバーの「表示」-「エンコード」と開きます。
なお、メニューバーが見当たらない場合は、Alt キーを押します。 - 「エンコード」では「Unicode(UTF-8)」もしくは「日本語(シフト JIS)」が選択されていることでしょう。
これを「日本語(自動選択)」に切り替えます。
これで、現象がどうなるか確認してみてください。
2011年7月15日 14:30 追記:
エンコードを変更しなくても、もっと簡単に文字化けが直る方法がありました。「このメッセージの作成を続行」をクリックして、文字化けしているのを確認したら、F5 キーを押してみてください。ただ、改行がおかしいような気もします。
2011年8月8日 追記:
テキスト形式でメッセージを作成して送信すると、改行がおかしくなる件に関しては、IE9を使っているとなるようです。詳細は、Hotmail から「テキスト形式」で送信すると余計な改行が入っているをご参照ください。