SkyDrive 上の Office ファイルを Office デスクトップアプリケーションで開きたい 【Vista 版】
2011年8月21日 コメントを残す
SkyDrive 上の Office ファイルを Office デスクトップアプリケーションで開きたい 【XP 版】の続き。
先に紹介したのは、Windows XP の Office 2007 搭載機でした。Windows Vista の Office 2007 搭載機ではどうなのだろう?と確認してみました。
まず、XP の時のような失敗が無いよう、Windows Update で見つかる「重要な更新プログラム」をすべて入れておきます。Vista でも「Microsoft Office File Validation Add-in」や「Microsoft Silverlight (KB2512827)」が見つかりましたので、しっかり、インストールしました。
- SkyDrive に保存されている Officeのファイルを選択します。先にWeb 上の Excel Web App で作ったファイルを選択してみます。選択は、何もない部分をクリックすると可能です。なお、ファイル名の部分をクリックすると、Office Web Apps の「閲覧表示」でファイルが開いてしまいますので注意してください。
- 左側にある「作業できる項目一覧」の「Excel で開く」をクリック。
もし、「閲覧表示」で開いてしまった場合は、「閲覧表示」で「Excel で開く」をクリックしてください。 - 「Web ページからのメッセージ」が開きます。
「ファイルによっては、コンピュータに問題を起こす可能性があります。ファイル情報に関して疑わしい点がある場合や、発信元が完全に信用できない場合は、ファイルを開かないでください。」とありますが、自分の作ったファイルですので、問題ないものとして「OK」をクリックします。 - Excel 2007 が起動します。同時に「開いています」と表示されることでしょう。しばらく待ちます。
- 「.NET Passport」のサインイン画面が表示されました。
これに、SkyDrive へサインインする際に使った Windows Live ID とパスワードを入力し、「OK」をクリックします。 - Excel 2007 でSkyDriveのExcel ファイルを開くことができました。
ところが!
Vista では、うまく開く場合と開かない場合があるのに気がつきました。
試に、SkyDrive のグループに保存してあるファイルを使ってみたのです。同じ Windows Vista から同じファイルにアクセスしているのにもかかわらず、Windows Live ID によっては、6.で下記のような「アクセスできません」のメッセージが開いてしまうのです。
これは、パソコンやOfficeの設定の違いではありません。Windows Live SkyDrive の方で何か発生しているものと思われます。
今回は、SkyDriveのグループに保存してあるファイルを使いましたので、メンバーであればアクセスすることができるでしょう。しかし、個人のSkyDriveの場合は、下記のようにして「フォルダーの作成」で共有するフォルダーを新たに作ります。
個人のSkyDriveで共有用フォルダーを作る方法
- SkyDrive へアクセスしたところで「フォルダーの作成」をクリック
- 「共有する相手」が「自分のみ」になっていることでしょう。「変更する」をクリックします。
- 「名前」にフォルダーの名前を入力。「他のユーザーを追加」欄に、もう一つの Windows Live IDを入力し、「次へ」をクリックします。
- 「ファイルの追加」ページが開きますので、他のWindows Live IDと共有したいファイルを保存します。なお、ファイルを保存したくない場合は、空のままにしておいても大丈夫です。「続行」をクリック。
- 以上で、他のWindows Live IDと共有できるフォルダーができました。後は、共有内にある「リンクの取得」か「リンクの送信」を使って、もう一つの Windows Live ID からアクセスします。
さて、どうしても、上手く開く Windows Live ID が無い場合、しばらく、ファイルを自噴のパソコンにダウンロードしてから編集してみてください。
何かわかりましたら、またお知らせしたいと思います。
2011年8月26日 追記:
解決方法がわかりました。SkyDrive 上の Office ファイルを Office デスクトップアプリケーションで開きたい 【Vista 版 解決編】でどうぞ。