Windows Live メール でメール アカウントが一時的に無効に!

Windows Live メール でHotmailのアカウントを使ってとあるメールを送信しようとしたら、何やらエラーになって送信が止まってしまいました。どうなるのか、紹介しましょう。

まずは、下記のような Windows Live メールのタスクの処理ウィンドウで「エラー」タブが開きました。

Windows Live メールでの「要求されたタスクの処理中にエラーが発生しました。」

エラーメッセージには「要求されたタスクの処理中にエラーが発生しました。詳細については、下のエラーの一覧を参照してください。」と書いてあります。

詳細には、「サーバー エラー: 3207」「Windows Live メール エラー ID: 0x8DE0006」とあり、「セキュリティ上の理由により、このメール アカウントは一時的に無効になっています。このウィンドウを閉じると、文字と数字が含まれる画像が表示されます。アカウントを有効にするには、画像に表示されている文字を入力します。」と書いてありました。

そこで、このエラーメッセージを閉じてみたところ、下記のような画像認証のウィンドウが表示されました。
画像認証のウィンドウ

「表示された文字を入力してください」とあるように、画像として描かれている英数字をそのまま「文字」欄に半角英数字で入力します。読みにくい場合は、更新ボタンをクリックすると違う画像が表示されます。また、スピーカーボタンをクリックすると音声でアルファベットや数字が読み上げられます。都合のいい方を選択するといいでしょう。

私の場合は、描かれている英数字を入力して「OK」ボタンをクリックしたら、即送信が完了しました。

ところで、「このメッセージが表示されないようにするには、アカウントを認証してください」と言うのもあります。クリックしてみたところ、ブラウザが起動し「携帯メール アドレスの入力」ページが開きました。
「携帯メール アドレスの入力」ページ

「確認コードが電子メールで送信されます。これはスパムを減らすための措置です。メール アドレスが公開されることはありませんので、ご安心ください」とあります。ここに、ご自身の携帯電話のメールアドレスを入力すると、そのアドレス宛に認証するよう促す確認コードが送信されてくるので、即認証すればもう画像認証の画面は開かなくなるようです。あまりに頻繁に画像認証のウィンドウが表示される場合は、都合に合わせて登録してみるといいでしょう。

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SkyDrive 上の Office ファイルを Office デスクトップアプリケーションで開きたい :Win7 版 その後(1)

Windows 7 の Office 2007 搭載機で、SkyDrive 上に保存されている Excel やWord のファイルを Office 2007 のデスクトップ アプリケーションで開こうとすると、「ファイル’https://●●●.docs.live.net/○○○/(ファイル名)’にアクセスできません。」と言うエラーメッセージが表示されてしまう件。
「ファイル'https://●●●.docs.live.net/○○○/(ファイル名)'にアクセスできません。」と言うエラーメッセージ

この件は、2011年9月12日にSkyDrive 上の Office ファイルを Office デスクトップアプリケーションで開きたい 【Win7 版】から始め、2011年9月18日のSkyDrive 上の Office ファイルを Office デスクトップアプリケーションで開きたい 【Win7 版 中間報告】、そして、2011年9月20日のSkyDrive 上の Office ファイルを Office デスクトップアプリケーションで開きたい 【Win7 版 解決編】で解決できました。

さて、この件、その後、確認すると、何だか妙なことがわかりました。

まず、Excel 2007 の起動後に開くサインイン画面が「.NET Passport」から、「Windows Live ID」に変わっているのに気がつきました。
Windows Live ID サインイン画面

これは、2011年9月24日のSkyDrive 上の Office ファイルを Office デスクトップアプリケーションで開きたい 【Win7 + Office 2010 版】で気がついていたのですが、最初は、Office 2010だからかな?と思っていたのです。しかし、すぐに、Office 2007搭載機でも「Windows Live ID」のサインイン画面になってしまっているのに気がつきました。

さて、この「Windows Live ID」のサインイン画面に、SkyDrive へサインインする際に使った Windows Live ID とパスワードを入力し、「OK」ボタンをクリックします。なお、「自動的にサインインする」には、チェックを付けないでおきます。

しばらく待っていると、今度は、「Windows セキュリティ」と言うウィンドウが開きます。ここにも、SkyDrive へサインインする際に使った Windows Live ID とパスワードを入力します。
Windows セキュリティ

しかし、「資格情報を記憶する」には、チェックを付けないでおきましょう。「OK」ボタンをクリック。以上で、SkyDrive 上に保存されている Excel ファイルが Excel 2007 デスクトップ アプリケーションで開きます。

そして、以降は「Windows Live ID」のサインイン画面での「自動的にサインインする」と、「Windows セキュリティ」の「資格情報を記憶する」にチェックを付けていないのに、何のサインイン画面も開くことなく、Excel 2007 デスクトップ アプリケーションで開けるようになってしまいました。2011年9月12日に確認した時点では、「Windows Live ID」のサインイン画面での「自動的にサインインする」にチェックを付ければサインイン画面が表示されなくなったのですけどね。もう、チェックを付けなくても、サインイン画面は開かなくなってしまったのです。

また、「Windows Live ID」のサインイン画面での「自動的にサインインする」と、「Windows セキュリティ」の「資格情報を記憶する」にチェックを付けていなければ、他の Windows Live ID で SkyDrive にサインインしても、Excel 2007 デスクトップ アプリケーションで開けます。

ただ、妙なのが、このサインイン画面です。Windows Live ID なのか、それともタイミングなのかよくわからないのですが、「Windows Live ID」のサインイン画面だけが開く場合、もしくは、「Windows セキュリティ」のサインイン画面が開く場合とあるのに気がつきました。しかし、いずれも、一旦、デスクトップ アプリケーションで開けるようになると、以降は、何のサインイン画面もなしにデスクトップ アプリケーションで開けるようになってしまいます。

つまり、Windows Live ID を覚えさせないようにしているはずなのに、勝手に覚えてしまうのです。

何とも不可解な現象。

そして、ふとした弾みでか、また「ファイル’https://●●●.docs.live.net/○○○/(ファイル名)’にアクセスできません。」のエラーメッセージが表示されてしまうこともあります。

この現象は、もうちょっと確認をしてみたいと思います。何かわかりましたら、また紹介いたしましょう。

2011年11月12日 追記:
もう少しわかったことがあります。この続きは、SkyDrive 上の Office ファイルを Office デスクトップアプリケーションで開きたい :Win7 版 その後(2)をご参照ください。

Hotmail からサインアウトするとアメリカのMSNのページになります

MSNからHotmailへサインインしています。最近、Hotmail からサインアウトすると アメリカの MSN へ移動するようになってしまいました。これを元の日本の MSN へ戻ってくるようにしたいのですが、どうするといいのでしょう?

現象を確認してみました。

日本の MSN へアクセスし、右上の「Hotmail」をクリックし、Hotmail のアカウントでサインインします。

日本の MSN ページ右上の「Hotmail」

Hotmail へサインインしたら、ページ右上にある「サインアウト」をクリックします。

Hotmail ページ右上にある「サインアウト」

すると、通常は、サインインする際に使った日本の MSN のページに戻るはずなのですが、Windows Live ID によっては、下記のように「日本のMSNサイトへ移動しますか?」のメッセージと言うメッセージが開くのに気がつきました。

「日本のMSNサイトへ移動しますか?」のメッセージ

この「日本のMSNサイトへ移動しますか?」のメッセージには、「日本のMSNサイトに移動する」にチェックが付いていました。「OK」をクリックすれば、日本のMSNサイトが開きました。

「米国のMSNサイトに移動する」にチェックを付けて「OK」をクリックすると米国版の MSN サイトへ移動してしまいます。もしくは、「日本のMSNサイトに移動する」にチェックが付いていても「キャンセル」をクリックすると米国版の MSN サイトへ移動しました。

米国版の MSN サイト

そして、この「日本のMSNサイトへ移動しますか?」のメッセージは、左下にある「この選択を保存」にチェックを付けなければ、何度でも表示されるようです。このメッセージを表示したくない場合は、「この選択を保存」にチェックを付けます。

「日本のMSNサイトに移動する」を選択し「この選択を保存」にチェックを付けて「OK」をクリックすれば、以降、日本の MSN サイトが開くようになります。ただし、「米国のMSNサイトに移動する」を選択して「この選択を保存」にチェックを付けて「OK」をクリックしてしまうと、以降は、米国のMSNサイトへ移動し続けるようになってしまいます。

、「米国のMSNサイトに移動する」を選択して「この選択を保存」にチェック

しかも、これは、サインインに使った Windows Live IDごとに違うようで、[A]の Windows Live ID だと日本のMSNサイトへ行くのに、[B]のWindows Live ID だと米国のMSNサイトへ行く!と非常に混乱します。

Windows Live ID によって、「日本のMSNサイトへ移動しますか?」のメッセージが出るもの、出ないものがあるということは、どうも古いデータが溜まっているのか、連動がうまく行っていないのかもしれません。

とにかく、日本のMSNからサインインしているのに、サインアウトしたら米国のMSNサイトへ行ってしまって困る!と言う場合、Internet Explorer を使っていると英語で男性の声が流れてくる: 世の中は不思議なことだらけで紹介したようにしてInternet Explorer の「インターネット一時ファイル」と「Cookie」を削除してみてください。

これで、うまく行くようで、サインアウトしても「日本のMSNサイトへ移動しますか?」のメッセージが開くことなく、日本のMSNサイトへ移動するようになりました。

Windows Live ID のパスワード有効期限について

Xbox 365でオンラインゲームをするために Windows Live ID を持っています。それが、ちょっと忙しくしていて、ゲームをしないでいるとパスワードの有効期限が切れてしまうことがあります。パスワードの有効期限が切れる前に、メールでお知らせが来るようなシステムはないのでしょうか?

Windows Live ID でパスワードを設定する際には、有効期限を 72日間に設定することができます。しかし、Windows Live 内を調べてみましたが、間もなく有効期限が来る事を知らせする機能はないようです。これは、有効期限が切れる日を自身で把握するか、Xbox に登録する Windows Live ID を Hotmail で作成しメールアドレスとして定期的に送受信するようにします。

もしくは、パスワードを設定する際、下記のようにして「パスワードの有効期限を 72 日間に設定する」のチェックを外しましょう。

Windows Live ID のパスワード有効期限を確認する方法

  1. https://account.live.com でサインインします。
  2. 「アカウントの概要」のページが開きます。「アカウント情報」内にある「パスワード」の変更をクリック。
    「アカウントの概要」の「アカウント情報」
  3. 「パスワードの変更」ページに移動します。ここの「パスワードの有効期限を 72 日間に設定する」のチェックを外しますが、その際には、セキュリティを高めるためにも、今お使いのパスワードを他人に解読されにくい「強力なパスワード」に変更しておきましょう。
    image
    ※「強力なパスワード」とは、7文字以上16文字以下で、アルファベットの大文字・小文字、数字、記号など少なくとも3種類以上を含んだ文字列にします。
  4. 「現在のパスワード」と「新しいパスワード」、そして「パスワードの確認入力」欄に新しいパスワードを再度入力し、「パスワードの有効期限を 72 日間に設定する」のチェックを外したら「保存」ボタンをクリックします。

なお、パスワードの有効期限が来てしまい、サインインできなくなってしまった場合、パスワードの再設定 から当てはまるサインインの問題にチェックを付けて、どうすると良いのか調べてみてください。

さて、Windows Live IDは、270日間サインインしないとアカウントが無効の状態になります。アカウントが無効の状態になると、メッセージ、フォルダー、およびアドレス帳はすべて削除され、受信メッセージは配信不能メッセージとして差出人に返送されます。メール機能は完全に停止されておりますが、メッセンジャーなど、他のサービスへのサインインは行えます。よって、アカウント無効後でも Hotmail へサインインすると、再びアカウントを有効にすることができます。

ただし、いったん無効になっていますので、メッセージ、フォルダー、およびアドレス帳はすべて削除されており、これを戻すことはできません。そして、365 日間、全く使用しなかった場合は、登録情報 (メール アドレスやパスワードなど)が完全に削除され、他の人が同じアカウントを取得できるようになります。

大事な Windows Live ID は、プロバイダからもらったメールアドレスで設定するのではなく、Hotmail でドメインが「hotmail.co.jp」か「live.jp」の新たなメールアドレスを取得しましょう。

「Hotmail アカウントの作成」ページ

それを、Windows Live メール や Windows Live Messenger で設定して定期的にサインインして使うようにするといいでしょう。

参考:

Windows Live メールのフォントサイズの問題が修正

2011年4月27日、IE9 をインストールしたら Windows Live メールでフォントサイズが!で紹介した現象が修正されました。

これは、2011年10月12日に公開された更新プログラム「Internet Explorer 9 の累積的なセキュリティ更新プログラム(KB2586448)」をインストールすると解消されるのを確認しました。

マイクロソフト セキュリティ情報 MS11-081 – 緊急 : Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2586448)

MS11-081: Cumulative Security Update for Internet Explorer: October 11, 2011

You cannot change the font size in Windows Live Mail or in Windows Mail after you install Internet Explorer 9

Windows 7 で IE9 の環境で、Windows Live メール 2011の「オプション」-「読み取り」タブ内にある「フォント」の「フォント」ボタンをクリック、「フォント」の「フォント サイズ」をデフォルトの「中」から任意のサイズに変更します。今回は、わかりやすく「最大」にしておきましょう。

KB2586448 インストール前は「フォント サイズ」がどんなサイズであっても変わらず、下記の画像のような感じでした。

KB2586448 インストール前

それが、KB2586448 インストール後には、「フォント サイズ」が「最大」でこれだけ大きく表示されるようになりました。

KB2586448 インストール後

「Internet Explorer のバージョン情報」で「更新バージョン」を確認すると「9.0.2」から「9.0.3」になっていました。

KB2586448 インストール前

KB2586448 インストール後

この「更新バージョン:9.0.3」で、Windows Live メールでの「テキスト形式」のメッセージが自分の好きなフォントサイズに設定できるようになるでしょう。

ただし、エンコードが「Unicode (UTF-8)」の場合は適応されませんでした。「Unicode (UTF-8)」のメッセージでは、フォント サイズが変わりませんでしたので、ご留意ください。

Hotmail で受信したメールに「問題がある」と表示された

Internet Explorer を使ってHotmail の送受信をしています。先日、送られてきたメールに「このメッセージは SmartScreen フィルターによって問題のある内容が含まれている可能性があると判断されました。」と表示されました。すごく気味が悪いのですが、中を見てみましたら、内容は何も問題ありませんでした。これはいったい何なのでしょうか?表示しないようにはできないものなのでしょうか?

多分、下記のような警告メッセージかと思います。

このメッセージは SmartScreen フィルターによって問題のある内容が含まれている可能性があると判断されました。

また、画像や添付ファイル、メッセージ内にリンクが含まれている場合は、下記のような警告メッセージかと思います。
このメッセージは SmartScreen フィルターによって問題のある内容が含まれている可能性があると判断されました。安全確保のため、添付ファイル、画像、、およびリンクはブロックされました。
この場合は、メールと一緒に送られてきた画像や添付ファイル、メッセージ内のリンクがブロックされていることでしょう。内容をよく確認して大丈夫な場合は、「すべて表示」をクリックするとブロックを解除できます。

Hotmail では、Microsoft SmartScreen を使用して迷惑メールをフィルタリングしています。

参考:SmartScreen フィルター: よく寄せられる質問

この SmartScreen では、安全なメッセージと迷惑メールを区別し、受信トレイに到達する前に迷惑メールをブロックしてくれるようになっています。また、「受信トレイ」で注意すべきメッセージが見つかった場合は、紹介した警告メッセージを表示してユーザーに注意するよう促してくれます。

この警告メッセージは、文字通り「可能性がある」と判断されただけです。ユーザーに注意を促すものですので、本当に大丈夫かどうかは、ご自身で判断する必要があります。

非表示にできないか?とのことですが、SmartScreen によるフィルタリングは、サーバー上で自動的に動作しているため、Hotmail アカウントごとに無効にしたり、警告メッセージが非表示になるよう設定を変更することはできないようになっています。

ただ、該当の送信元メールアドレスを下記のようにして「差出人セーフリスト」に追加することで、「安全な差出人」として判断され、警告メッセージが表示されなくなる場合もあります。

  1. Hotmail へアクセスし、Windows Live IDでサインインします。
  2. 右上の「オプション」をクリックし、「詳細オプション」を選択
    Hotmail のページの右上にある「オプション」をクリックしたところ 
  3. 「Hotmail のオプション」ページに移動するので「迷惑メールの防止」項目にある「差出人セーフリストと受信拒否リスト」をクリックします。
  4. 「差出人セーフ リストと受信拒否リスト」ページに移動するので、「差出人セーフリスト」をクリックします。
  5. 「許可する差出人またはドメイン」欄に受信を許可する差出人のメールアドレス、もしくは「ドメイン」を入力し、「リストに追加 >>」 をクリックします。
    ※ 「ドメイン」とは、電子メールアドレスの @ の左側の部分を指します。

しかし、この設定をしても、非表示にできないことが多いです。

現在は、ちょっと怪しげなメールも「グレーなメール」と判断されて、警告メッセージが表示されるようになっています。今後は、そんな「グレーなメール」への対策が行われるとのことです。

[Hotmail] 機能強化しました:「グレーなメール」対策 « Windows Live 最新情報ブログ

この対策はまだ開始されていないようですが、もう少しわかったらまたご紹介いたしましょう。