Hotmail の機能が日本でも強化されました

Windows Live 最新情報ブログ さんの[Hotmail] 機能強化しました:「グレーなメール」対策で紹介されている機能が、2011年12月16日、日本の Hotmail でも対応されました。

旧 Hotmail のメニュー項目は、こんな感じでした。

旧 Hotmail のメニュー部分

それが、こんな風に変わりました。

2011年12月からの Hotmail のメニュー部分

今回は、新たに「カテゴリ」と「グループ」、「ニュースレター」と言う項目ができたようです。その代り「メーリングリスト」が無くなっていますね。

「カテゴリ」は、選択したメールに対して「クイック分類」に新しくカテゴリを追加できる機能。「カテゴリの新規作成」で自分だけのカテゴリを作ることも可能となりました。

「カテゴリ」をクリックしてみた

選択したメールをそのカテゴリに追加。以降、そのメールの差出人から来たメールすべてをそのカテゴリに分類させることも可能。
「カテゴリ」を適用してみる

どうしても見落としたくない大事なメールには、「フラグ」を付けておきましょう。タイトルの左にある旗印をクリックします。すると、赤い旗印に変わります。これが「フラグが付いた」と言うことです。フラグが付いたメッセージは、常に「受信トレイ」の上部に表示されるようになります。
フラグが付くと上部に常に表示される

フォルダーの編集も簡単になりました。今までは、他のページへ移動してから編集をしていましたが、今回からは、同じページ内で編集可能。該当するフォルダーで何か編集作業をしたい場合、フォルダー上で右クリックするだけ対処してくれるようになりました。

「フォルダー」の一覧内にある「test」フォルダの上で右クリックしてみた

また、出来上がったフォルダーの移動もエクスプローラーのよう。フォルダーをマウスでドラッグして、「これは、このフォルダーのサブフォルダーにしよう!」と言った操作も可能。
「子フォルダー」をマウスでドラッグして「親フォルダー」内に移動

各メッセージもメッセージも一覧から、各フォルダーへドラッグして移動できました。
メッセージをフォルダーへドラッグして移動

面白いのがメッセージのクリーンアップができるようになったこと。
メッセージの一覧で「一括処理」をクリックしたところ

「ここから送信されてくるメッセージは最新のものだけを残して後は削除してしまいたい」とか、「一定期間を過ぎたら削除しておいて欲しい」という場合に便利です。

image

クリーンアップのスケジュールとして設定できるのは、下記の通り。

  • その差出人からの最新のメールだけを残す
  • 受信から一定期間を経過したメールを削除する (3 日、10 日、30 日、60 日から選べます)
  • 受信から一定期間を経過したメールを選択したフォルダーに移動する (3 日、10 日、30 日、60 日から選べます)

実際にクリーンアップしてみたところ、何千通もあった古いお知らせメールをあっという間に削除することができましたよ。

また、定期的に配信されてくるメールマガジン。「もう読まないからの配信を停止したい」という場合も、Hotmail で対処できる場合があります。「このメールマガジン、もう読まないわ」と思うメッセージを開き、「一括処理」をクリック。Hotmail で対処できる場合は、メニュー内に「受信登録の取り消し」が表示されることでしょう。

「受信登録の取り消し」が表示される「一括処理」

「受信登録の取り消し」をクリックして指示に従うと、後は、Hotmail からそのサイトへ配信の停止を通知してくれるとのこと。その後は、「一括処理」で取り消しが完了するまで届くメールを「迷惑メール」として振り分けてくれるとのことでした。

しかし、私がためしに設定しようとした某所のメールマガジンでは、対応してないのでしょう。そのサイト宛への「配信の停止を通知」はできないようで、「受信拒否」の設定のみになってしまうようでした。
「受信登録の取消」でHotmailから通知できないサイトの場合

ところで、2011年8月、メールアドレス内に“_” が含まれていると「一括処理」で対応できないことを紹介しました。

Hotmail の「一括処理」ができないメールアドレス
Hotmail の「一括処理」ができないメールアドレス(2)

この現象は、どうなっているでしょう?

確認してみたところ、この現象は修正されたようで、アンダーバーの付いたメールアドレスも「一括処理」で対応してくれました。

こんな具合に、かなり機能が強化されています。Web 上からいろいろ使ってみましょうね。

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