SkyDrive に保存してある OneNote ノートブックを共有する場合
2012年5月13日 コメントを残す
OneNote のノートブックをパソコンで作り、SkyDrive 上に保存しました。そのノートブックをとある人と共有するので、招待状を送りました。その際、パソコンの OneNote から招待状を作成しメールにして送りました。ところが、招待をもらった人から、OneNote にアクセスできないと言われてしまいました。どうすると、共有できるようになるのでしょう?
この件は、私がやってしまいました。
パソコンの Office OneNote 2010でノートブックを作り、そのまま SkyDrive へシームレスに保存します。すると、ちょっと勘違いを起こす事態になりましたので紹介しましょう。
- OneNote でノートブックを作ったら、「ファイル」タブをクリックします。
- SkyDrive に保存したい「ノートブック」の「Web またはネットワークで共有」をクリックします。
- 「Windows Live にサインイン」が表示されたら、Windows Live ID とそのパスワードを入力してサインインします。
- サインインが完了すると、「Web上の場所」が、その Windows Live ID のMicrosoft SkyDrive で開きます。
- 新しいフォルダーに保存したいので、「新しい共有フォルダー」をクリックします。
- ブラウザが起動し、SkyDrive のパブリックフォルダーが開きました。共有する相手を限定したかったので、サインインします。
- SkyDriveで「新しいフォルダー」をクリックし、フォルダーを作成します。この時、「共有する相手」は「自分のみ」です。
- OneNote に戻り、「更新」をクリック。今作ったフォルダーが表示されますので、選択して「ノートブックの共有」をクリックします。
- 同期が完了すると、OneNote のノートブックがSkyDriveに保存されます。
さて、こうやってSkyDrive上の保存したノートブック。次に、こんなメッセージが表示されました。
現在、このノートブックには、該当する Web 上の場所へのアクセス権限を持つすべてのユーザーがアクセスできます。享有ノートブックについて、他のユーザーに電子メールでしらせますか?
「そんなことができるのね!」と「リンクを電子メールで送信」ボタンをクリックしました。
既定のメールソフトの「新規作成」画面が表示されました。件名には「OneNote ノートブック <ノートブックの名前> への招待」とあり、「クリックして OneNote でノートブックを開く:」と「クリックして OneNote でノートブックを開く:」の2つのURLが記載されています。
このメールをノートブックを共有したい相手へ送ります。しかし、どちらのURLへアクセスしてもエラーになって開かないと言われてしまいました。
「いったい、どうなっているのだろう?」と思って、Web 上の SkyDrive にサインインして確認してみると…!!
「共有する相手」は「自分のみ」になっています。
これでは、招待した人と共有できません。
でも、OneNote で「ノートブックの共有」を確認すると「Web 上で共有済み」とあり、何だかメールで招待した人も共有できるように感じます。
しかし、これは勘違いなのです。「このノートブックは、この場所へアクセスが許可されているすべてのユーザーが共有できます」とある通り、SkyDrive上で「共有する相手」が「自分のみ」なので、招待してあるにも関わらず、招待者はアクセスできません。てっきり、「Officeから SkyDrive へのアクセス方法が自動的に変更できるのね!」と思ってしまったわけですが、それはできないのでした。
と言うことで、SkyDrive 上で該当フォルダーを招待した人も使えるよう、共有してあげる必要があります。
OneNote のノートブックが保存されているフォルダーを選択し、右側に表示された「共有」内の「フォルダーを共有」をクリック。
「<フォルダ名>へのリンクを電子メールで送信する」が開きますので、「宛先」欄に招待したい人のメールアドレス(Windows Live ID)を入力し、簡単なメッセージを書いて、「送信」ボタンをクリックします。
これで、相手は、OneNote が保存されている SkyDrive フォルダーへアクセスできることでしょう。後は、OneNote のノートブックを選択し、右側の欄の「OneNoteで開く」をクリックすれば、そのノートブックが共有できます。
パブリックフォルダーに保存してしまえば、いいのでしょうけど。それはねぇ・・・(;^_^A アセアセ…