Outlook.com でプロバイダーのメールを送受信

2012年9月6日に Outlook.com でプロバイダーのメールを受信を紹介しました。あれから、設定方法が変更されています。

では、Outlook.com で POP3 サーバーを使っているプロバイダでも送受信する方法です。

  1. Outlook.com で「Microsoft アカウントをお持ちでない場合」の「新規登録」をクリックして、プロバイダーのメールを受信するための専用 Microsoftアカウントを作ります。
    なお、Outlook.com で作った Microsoftアカウントは、ドメインが「@outlook.com」となります。
  2. 新しい Microsoftアカウントが出来上がったら、サインインします。
  3. 右上の「歯車マーク」を開いて、メニューから「メールの詳細設定」を選びます。
    右上の「歯車マーク」をクリックしたところ
  4. 「オプション」に移動しますので、「メール アカウント」をクリック。
    オプション 
  5. 「メール アカウント」のページへ移動します。
    ここでは、メールの転送設定がプロバイダでしていない場合で説明します。
    「メール アカウントの追加」の「POP アカウントからのメールを送受信している場合は、送受信用のアカウントを追加してください」の「送受信用アカウントの追加」をクリック。
    「メール アカウント」のページの「メール アカウントの追加」 
  6. メール転送の設定をプロバイダでしている場合
    メールの転送はプロバイダからされますので、「送信専用アカウントの追加」をクリックします。設定は、メールアドレスを入力するだけです。すると、登録したプロバイダのメールアドレス宛に所有者確認のメールが届きますので、承認します。Outlook.com からプロバイダのメールを受信するよう設定をすると、不具合が発生した場合に、まったく受信できなくなります。また、次のような制限もあります。
    POP3 アカウントとの同期は30分に 1 回。
    1回の同期で最大60通までのメールが同期される。
    POP3 アカウントを Hotmail や Outlook.com で同期して受信する場合、1通のメールの最大サイズは25MBまで。
    これらのことから、プロバイダから転送するよう設定した方が比較的スムーズにメールを受信できます。
    参考:別のアカウントからの電子メールの送受信に関する制限事項 – マイクロソフト コミュニティ

  7. 「送受信用アカウントの追加」ページに移動しますので、プロバイダのメールアドレスとそのパスワードを入力して、「次へ」をクリック。
    「送受信用アカウントの追加」ページ
    ※通常は、メールアドレスとそのパスワードだけで、設定が完了します。私は「@nifty」のメールアドレスでやってみました。NiftyのIDではなく、メールアドレスで設定が完了しました。しかし、どうしてもうまく行かない場合は、「詳細オプション」を開いて、設定します。
  8. メールの保存先を指定します。
    保存先を選択
    このMicrosoftアカウントで、複数のプロバイダーのメールをまとめて管理するなら「新規フォルダー」で専用の名前を付けるといいでしょう。このMicrosoftアカウントでは、このプロバイダーのメール1つだけなら「受信トレイ」を選んでもといいと思いますが、「@Outlook.com」のメールも1つのメールアカウントとして使うのでしたら「新規フォルダー」を使った方が無難です。
  9. 「保存」をクリックして、しばらく待ちます。
  10. 「追加されました」と表示されます。
    追加されました
    同時に、設定したプロバイダーのメールアドレス宛に Outlook.com から「Outlook: 電子メール アドレスの確認」という件名のメールが届きます。内容をよく確認して、メール本文内の「所有していることを確認するには」のリンクをクリックして承認します。
  11. 「確認が完了しました。」と表示されたら、設定完了です。
    確認が完了しました。

「受信トレイに戻る」をクリックします。以降は、プロバイダ宛に届いてメールが Outlook.com でも受信できるようになります。
Outlook.com にプロバイダー宛てのメールが届いた

設定完了後、Outlook.com でプロバイダーのメールアドレスを差出人にして送信や返信は、Outlook.com でプロバイダーのメールの送信や返信で紹介してありますので、ご参照ください。

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