Lync の会議にゲストとして参加する場合
2013年4月11日 コメントを残す
Lync でオンライン会議に招待する・参加する方法は、過去に下記のように紹介しました。
Office 365 Beta の Lync 2010 でオンライン会議の開催と招待方法
Lync Online ライセンスを持たないユーザーを Lync オンライン会議に招待
Windows 8 から Lync 2010 Attendee でオンライン会議に参加するには
2013年4月現在、Lync のサインイン アカウントを持っていないユーザーがLync の会議に参加するには、Lync Web App というブラウザーベースの Lync からと Lync 2010 Attendee が使えます。
私は、よく日本マイクロソフトさんから招待されます。2013年4月現在、アジア圏のMicrosoft が Lync Server 2010のためか、Lync Web App は、2010 ベースで起動します。この 2010ベースの Lync Web Appは、「電話ベースの音声」とのことで、「IP電話に電話して会話をする」という感じです。この場合は、電話対応の Lync を使っていないと会議の内容が聞こえませんし、主催者が許可していてもこちらから喋れません。Lync Web App が 2010 ベースで起動する場合は、Lync 2010 Attendee をインストールして参加するとスムーズでしょう。
さて、新しい Office である Office Professional Plus 2013 にも、Lync が含まれています。
この Lync 2013 はどうなのでしょう?
試に、Windows 7 と Windows 8 に Office Professional Plus 2013をインストールしてみました。
この Office Lync 2013からでも、Lync のサインイン アドレスを持っていれば会議に参加できるとのことです。しかし、サインイン アドレスなしのゲストでは参加できませんでした。
それどころか、物は試しに Office Lync 2013を起動させてしまうと、例え、Lync Attendee がインストール済みであっても、参加 URLを開くと Office Lync 2013の方が起動してしまい、Lync Attendee が起動しなくなってしまいました。
また、Windows 8 では「lync.exe – システム エラー:コンピューターに RtmMvrAs.dll がないため、プログラムを開始できません。この問題を解決するには、プログラムを再インストールしてみてください。 」が表示されました。
Lync Attendee を再インストールしても、現象は解消できませんでした。
このような場合は、次のようにして、Office Professional Plus 2013の Lync 2013をアンインストールします。
- コントロールパネルの「プログラムと機能」を開きます。
- 「Microsoft Office Professional Plus 2013」を選択して、「変更」をクリック。
- 「機能の追加/削除」にチェックが付いているのを確認して、「続行」をクリック。
- 「Microsoft Lync」を選択して、▼ボタンを押す。「インストールしない」をクリック。
- 「Microsoft Lync」に赤い×印が付いたのを確認したら「続行」をクリック。
- 構成が済むまで、しばらく待つ。
- 構成が完了したら、「閉じる」をクリック。
- 引き続き、「Lync 2010 Attendee」が既にインストールされている場合も、「Lync 2010 Attendee」をいったんアンインストールする。
- パソコンを再起動する。
- Lync 2010 Attendee をダウンロードして、インストールする。
これで、Lync 2010 Attendee でオンライン会議に参加するにはで紹介したように、「ゲストとして参加」で参加できるようになりました。
ところで、Windows RT からは、Lync の会議に参加できるのでしょうか?Lync 2010 Attendeeは、インストールできません。ストアアプリにLyncはありますが、Lync のサインインアカウントが必要なタイプでした。
それでは、Lync Web App では?
「少なくとも Microsoft Silverlight 4.0 が必要です」とのこと。
物は試しに!やっぱり、インストールできません。
Windows RT では、対応している「Lync Attendee」アプリがないと無理なようですね。
どなたか、作ってくださいな!