Lync 2013 で社外のLync会議に参加したい

Office 365 で Lync 2013を使っています。Lync 2013は、社内の通信や会議で便利に使っています。この度、社外の人から、Lync 会議の招待URLが届きました。アクセスしてみるのですが、「Lync 会議中にエラーが発生しました」となり会議に参加できませんでした。どうすると、Lync 2013で社外のLync会議に参加できるのでしょうか?
Lync 2013の会議画面 「Lync 会議中にエラーが発生しました」と表示される

Lync 2013での会議の開催方法は、Lync 2013 会議を開催するで紹介しました。Lync アプリを持っていない場合は、Lync Attendee 2010 や Lync Web Appを使います。

Office 365の Lync 2013で社外の Lync 会議に参加するには、「Lync 管理センター」で「外部アクセス」ができる設定に変更します。しかも、この設定は変更しても、すぐには有効になりません。有効になるまで、24時間ほどかかります。まずは、ご自身の使っている Office 365 の管理者アカウントで次のようにして設定を確認してみてください。

  1. Office 365のポータルサイトへ、管理者のアカウントでサインインします。
  2. 画面右上の[管理者]をクリック。
  3. ドロップダウンメニューから[Lync]をクリック。
    「管理者」を開いたところ
  4. 「Lync 管理センター」に入るので、画面左側にある[組織]をクリック。
    「Lync 管理センター」の左側
  5. [外部通信]タブをクリック
    「Lync 管理センター」の「組織」
  6. 「外部アクセス」を「完全にオフにする」から「禁止したドメインを除いてオンにする」にします。
    「外部通信」の「外部アクセス」 
    ※「許可したドメインに対してのみオンにする」を選択した場合は、会議に参加したいドメインとを登録する必要があります。「禁止したドメインまたは許可したドメイン」の「+」をクリックすると、「ドメインの追加」が表示されますので、ドメインを登録します。
    「ドメインの追加」画面
  7. 設定が完了したら、画面をスクロールして、下の方にある「保存」をクリックします。
    「保存」ボタン

これで、しばらく待ちます。設定が有効になるまで 24時間ほどかかる場合がありますので、参加する会議の開始24時間前には、設定を完了しておくと良いでしょう。設定が有効になってから、外部の Lync 会議に参加してみてください。
参考:Lync 管理センター ヘルプ:外部通信を設定する

なお、管理者が「外部アクセス」を許可してくれない場合は、Lync クライアント搭載機で Lync Web App へ接続する方法を参考にして、招待URLから Lync Web Appを起動させてみてください。

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