Windows 8.1の「同期の設定」について
2013年12月7日 コメントを残す
元々、Windows 8.1を使っていたのですが、この度、新しく Surface2を買いました。既に、Windows 8.1で使っている Microsoftアカウントで新しく買った Surface2にサインインしてみたところ、何の設定もしていないのに、元々使っていた Windows 8.1での壁紙で Surface2 が起動しました。これは、どうなっているのでしょう?
Windows 8.1 では、パソコンのシステムや設定も SkyDrive を介して同期を取ることができます。これを利用すれば、何の苦労もなく、パソコンの設定が他のパソコンにも移行できるというシステムです。
この設定は、「PC設定」の「SkyDrive」-「同期の設定」で確認できます。
質問者さんが驚かれた「壁紙が同じだった」というのは、「この PC の設定を同期する」が「オン」になっていて、「パーソナル設定」の「デザイン 色、背景、ロック画面、アカウントの画像」や「デスクトップの個人設定 テーマ、タスク バー、ハイ コントラストなど」の設定が「オン」になっていたからでしょう。
なお、最後の「バックアップの設定」を「オン」にしておくと、そのパソコンの設定を SkyDrive 上に保存しておくことができます。
この設定は、「この PC の設定を同期する」が「オフ」であったり、一部の設定が「オフ」にしてあっても、すべての設定項目がバックアップされます。このバックアップを使えば、パソコンに不都合が生じてリカバリーしたり新しいパソコンを購入しても、同じ Microsoftアカウントでサインインすれば、以前と同じ設定でパソコンを使うことができます。
ただ、同じ Microsoftアカウントで複数の「パソコンの設定のバックアップ」を「オン」に設定しない方がいいようです。私のメイン機は、Windows 8.1搭載の HP ENVY で、サブ機に Surface RTとしていました。「この PC の設定を同期する」は、HP ENVY で「オン」にして、Surface RTでは「オフ」にしてありました。それが、先日、Surface2を買ってセットアップした際、うっかり、Surface2でも「オン」にしてしまっていたようです。時々、メイン機で壁紙が表示されなくなったり、言語の設定がおかしくなったりして、ワタワタ。何とか再起動してもとに戻していました。
このバックアップは、SkyDrive.com 内の「オプション」-「デバイス設定」で保存されています。
https://skydrive.live.com/Options/DeviceBackups
アクセスして確認してみたところ、HP ENVY バックアップと Surface2 のバックアップが2つ並んで表示されました。慌てて、Surface2 の「この PC の設定を同期する」を「オフ」にしたところ、Surface2 のバックアップが消えました。以降は、妙な現象もおこらなくなり、やっと落ち着いたところです。