OneDrive で知人に写真を公開したい
2014年7月27日 コメントを残す
OneDrive を使っています。先日、旅行へ行った際の写真を知人に見てもらいたいと思っています。OneDrive に写真を保存するとできると聞きました。どういう風にすると、知人に見てもらえるのでしょう。
自分以外の人に、自分の OneDrive に保存したファイルやフォルダーを見えるようにしたい場合は、「共有」を使います。
参考:ファイルとフォルダーを共有しアクセス許可を変更する – OneDrive のヘルプ
ご注意
自分の OneDrive の中を見てもらうために、Microsoft アカウントとそのパスワードを教えているという話を聞きました。パスワードは、誰にも教えてはいけません。Microsoft アカウントは、個人で使います。友人知人といった仲間であっても、Microsoft アカウントを丸ごと共有しないでください。
ファイルの共有は、次のようにします。
- OneDrive にサインインして、他の人にも見てもらいたいファイルを選択。上部にある「共有」を押します。
- 「ユーザーの招待」を選択して「宛先」欄に、相手先のメールアドレスを入力。「簡単なメッセージを追加してください」欄に説明となるコメントを入力します。
※入力するメールアドレスは、Microsoft アカウントでなくても構いません。 - 「共有」ボタンを押すと、OneDriveへアクセスできるメールが送信されます。
メールを受け取った相手は、メールに記載されている URL へアクセスします。すると、ブラウザが起動して、共有されたファイルが閲覧できます。
なお、相手のメールアドレスがわかっている場合は、「ユーザーの招待」を使います。Twitter やブログなどで広く公開したい場合は、「リンクの取得」を使い、生成されたURLをコピーして、Twitterやブログなどに張り付け公開します。
さて、写真といった、複数のファイルを共有したい場合は、1つずつのファイルを共有するのではなく、専用のフォルダーを作って見てもらいたい写真を保存します。以前は、OneDrive で「グループ」を作って共有するという方法ができたのですが、現在は廃止されました。これからは、専用フォルダーを仲間内で共有します。
また、共有する際に、「受信者は表示のみ可能」の部分をクリックして、共有方法を設定します。
「受信者は表示のみ可能」から「受信者に編集を許可する」へ設定を変更すれば、相手先もそのフォルダーへファイルを追加することができるようになります。
また、誰が招待したフォルダーへアクセスしてきたのか把握したい場合は、「受信者は、Microsoftアカウントを持っている必要はありません」から「受信者に Microsoft アカウントでのサインインを求める」に変更します。
これで、招待した OneDrive のフォルダーへサインインする際に、Microsoft アカウントでのサインインを求められます。
招待された側は、招待されたメールアドレスが Microsoft アカウントである必要はありません。招待された URL から、自分の Microsoft アカウントでサインインします。これで、OneDrive で共有されたフォルダー内を閲覧できます。
OneDriveの持ち主は、該当フォルダーのプロパティ(詳細ウィンドウ)の「共有」で、どのメールアドレスに送ったURLから、どんな人がサインインしてきたのか確認することができます。
なお、フォルダーを共有した場合、受信者にはそのフォルダー内しか閲覧することができません。例えば、OneDrive 内の「Photo」フォルダーに「2014」というフォルダーを作り、そのまた中に「Travel」フォルダーを作ります。この「Travel」フォルダーを共有します。共有された相手は、この「Travel」フォルダー内は閲覧できますが、その上の「2014」フォルダー内やそのまた上の「Photo」フォルダー内を閲覧することはできません。