Microsoft アカウントに登録したメールアドレスが古くてコードが受け取れない場合【2014年12月 改定】

2014年10月1日に紹介した Microsoft アカウントに登録したメールアドレスが古くてコードが受け取れない場合 ですが、2014年10月中旬に、Microsoft アカウント関連の Webページがリニューアルされたため、表示が変更されています。2014年12月現在の手順を紹介します。

Windows 8.1を使おうと思っています。セットアップの際に、Microsoft アカウントを入力するよう促されたので、かなり前から使っていた Hotmail を入力しました。その後、「情報の保護にご協力ください」と表示されて、コードの受け取り方法が出ました。ところが、表示された連絡先のメールアドレスが古く、もう使っていないものでした。メールアドレスは正しく入力できますが、受信できないのでコードを受け取ることができません。Windows 8.1でどうしても、この Microsoft アカウントが使いたいのですが、こんな場合、どうするといいのでしょう。

Windows 8.1に Microsoft アカウントをセットアップする際の「情報の保護にご協力ください」は、こんな感じかと思います。

Microsoft アカウントをセットアップする際の「情報の保護にご協力ください」

「コードの受け取り方法」を開いて、現在利用できない連絡先ばかりの場合は、もう、その Microsoft アカウントを使うのをあきらめ、新しく作った方が無難です。初めてWindows 8.1を使い始めるのでしたら、その方が楽です。新しく Microsoft アカウントを作る場合は、左上にある ← で前に戻ります。「アカウントをお持ちではない場合」の「新しいアカウントを作る」を使って作成します。
アカウントをお持ちではない場合

どうしても、その Microsoft アカウントを使いたい場合は、とりあえず、下の方にある「後で行う」を押して進んでください。
※完全に作業が終了するまでに、30日間待機しなければなりませんので、ご留意ください。

セットアップが完了すると、デスクトップの通知領域にある「アクションセンター」を開くと、「この PC で本人確認を行ってください」と表示されることでしょう。
通知領域にある「アクションセンター」を開いてみた

「この PC で本人確認を行ってください」をクリックすると、PC設定に移動して「お客様のアカウント保護にご協力ください」と表示されます。
PC設定の「お客様のアカウント保護にご協力ください」

この画面の「どの方法でコードを受け取りますか?」で下向きの矢印を押して開いても、利用できない連絡先が表示されるわけです。しかし、Windows 8.1に Microsoft アカウントをセットアップする際とは違い、選択項目が増えています。「すべての情報が不明」に切り替えます。

「どの方法でコードを受け取りますか?」を開いたところ

「オンラインで更新」ボタンを押します。
「すべての情報が不明」に切り替えた

後は、次のように作業します。

  1. ブラウザが起動するのでサインインします
  2. 「お客様のアカウント保護にご協力ください」が開きます。
    ブラウザでの「お客様のアカウント保護にご協力ください」
  3. 利用できる連絡先はありませんので、「すべての情報が不明」を選択して、「次へ」ボタンを押します。
    「すべての情報が不明」を選択
  4. 「現在のセキュリティ情報にアクセスできません」に変わります。
    「現在のセキュリティ情報にアクセスできません」
    「追加するセキュリティ情報を選んでください」から、利用したい項目を選択。「電話番号」と「連絡用メールアドレス」が選択できるので、好きな方を選びます。
    「追加するセキュリティ情報を選んでください」を開いたところ
    ここでは「連絡用メール アドレス」を選択してみます。
  5. 現在利用できるメールアドレスを入力して、「次へ」ボタンを押します。
    「連絡用メール アドレス」を選択
  6. 「メールの確認」が開きます。
    メールの確認
    登録したメールアドレスにメールが届いているので、すぐに確認します。
  7. 入力したメールアドレス宛に「Microsoft アカウントのセキュリティ情報」と言う件名で「セキュリティ情報の置き換え」メールが届きます。「続行」ボタンを押します。
    「セキュリティ情報の置き換え」メール
  8. ブラウザが起動して「先に進む前に」ページが開きます。作業中の Microsoft アカウントを入力して「次へ」ボタンを押します
    「先に進む前に」ページ
  9. 「すべて完了しました」と表示されます。
    image
    ここには、次のように書いてあります。

    お使いの Microsoft アカウントにはいつものように引き続きアクセスできます。セキュリティ情報を置き換えることができるように 201X/XX/XX にメールをお送りします。

    つまり、新しくした連絡先が使えるようになるのは、ここに記載されている日である、ちょうど30日後にメールが来てからになります。

  10. 内容を確認したら「完了」ボタンを押します。

参考:すべてのセキュリティ情報を置き換えるにはどうすればよいですか? – Windows ヘルプ

これで、30日後にメールが来ると、セキュリティ情報である連絡先が変更できるようになります。

さて、30日間も待っていられない場合、現在の Microsoft アカウントからセキュリティコードが正しく受け取れる Microsoft アカウントに切り替えてしまった方がいいでしょう。下記ページを参考に、Microsoft アカウントからローカルアカウントに切り替えます。作業完了後、連絡先が現在使えるメールアドレスにした Microsoft アカウントにして設定します。

Windows 8.1のMicrosoft アカウントをローカルアカウントに切り替える

Windows 8.1のローカルアカウントをMicrosoft アカウントに切り替える

広告