Windows Live メール 2012の「メール サービスに関する重要なお知らせ」(続き)
2015年12月13日 コメントを残す
Windows Live メール 2012の「メール サービスに関する重要なお知らせ」 の続き。
まだ、米国も日本の日曜日で休みなのでしょう。Microsoft からのWeb上でのお知らせは見つかりません。唯一、マイクロソフト コミュニティでフォーラムモデレーターさんからの見解が上がったのみです。
マイクロソフト コミュニティ: "メール サービスに関する重要なお知らせ" というメールが着信しました。これは正規のメールでしょうか?
これで、本当に正式な Microsoft からのメールであることはわかりました。また、先のお知らせメールと総合して考えると、次のような感じになるでしょう。
- 影響するのは、@outlook.com、@hotmail、@live、@msn といった MicrosoftのWebメール
- Windows Live Essentials 2009 および Windows Live Essentials 2011 はサポート終了。Windows Live メール 2012にして KB3093594 をインストールする
- Windows 10では、Windows Live メールが使えない(使えなくなる)。
- Windows 8/8,1/10で、MicrosoftのWebメールを送受信したい場合は、ストアアプリ版の「メール」アプリを使うか、Outlook.com へアクセスする
- Windows 7、Windows 8、および Windows 8.1は、Windows 10へアップグレードして欲しい
疑問点は、Windows 7や Windows 8/8.1で、Windows Live メール を使い続けてもいいかどうかです。使い続けたい場合は、メール本文中にもある Windows Live Essentials Mail 2012 用の更新プログラム (KB3093594) をインストールするとのことですが、Windows Live メール をアップデートすると不具合が発生したという報告が マイクロソフト コミュニティに報告されるようになりました。これらの報告をOSごとにまとめるとこんな感じです。
Windows 10
- Windows10でWindows Live Mailが使えなくなる?
Windows Live メールを起動すると、「Windows Live Mailは動作を停止しました。」と警告が出て使えなくなった - マイクロソフト コミュニティ: Windows 10 いい加減いやになった!
「Windows Live Mailは動作を停止しました。」と警告がでた - マイクロソフト コミュニティ: Windows Live メール 2012のアップデート
フォルダーがなくなった
Windows 10にKB3093594を入れると不具合が発生します。KB3093594のシステム要件にもあるように、Windows 10はサポートされるオペレーティング システムに入っていません。この更新プログラムは、Windows 7、Windows 8、Windows 8.1用とみた方がいいでしょう。
Windows 7
- マイクロソフト コミュニティ: KB3093594適用後に受信するメールに文字化けが発生します。
- マイクロソフト コミュニティ: アップデートによる文字化け Windows live メール2011→2012
OS不明
- マイクロソフト コミュニティ: Windows Live Essentials Mail 2012 用の更新プログラム (KB3093594)を適用後、メールの送受信ができない
- マイクロソフト コミュニティ: Windows Live メール 2012更新プログラム (KB3093594) したら異常終了するようになった
- マイクロソフト コミュニティ: Windows Live Essentials Mail 2012 用の更新プログラム (KB3093594)適用で差出人が文字化け
また、この件は、日本だけでなく海外の マイクロソフト コミュニティ でも質問として挙がっていました。
Microsoft Community: Live Mail 2012
Windows 10は、Windows Live メールの利用をあきらめて他のメールソフトに乗り換えた方がいいでしょう。また、Windows 7 や Windows 8/8.1で、Windows Live メールに問題が発生していない場合は、しばらく様子を見た方がいいでしょう。
2015年12月19日 追記:
KB3093594 のサポート技術情報に更新プログラムの修正が入ったという情報が追加されています。しかし、まだ次のような既知の問題があります。
問題 1: (2015 年 12 月 17 日前にリリースされました) をこの更新プログラムをインストールした後開始後すぐにプログラムがクラッシュすることを見つける可能性があります。
ソリューション: マイクロソフトの原因を特定するには、適用可能なプラットフォーム上での影響を受けるユーザーの問題を修正する修正プログラムをリリースしました。この問題を解決するには、2015 年 12 月 17 日にリリースされているこの更新プログラムをインストールします。
問題 2: 2015 年 12 月 17 日にリリースされているこの更新プログラムをインストールした後メールの同期に関する問題が発生する可能性があります。
この問題は、サーバー側の問題のために発生します。マイクロソフトはこの問題を調査しては、詳細についてはこの資料の情報が使用可能になったとき。