Windows 8.1/RT 8.1で OneDrive の容量を軽くしたい
2015年12月15日 コメントを残す
Windows 8.1を使っています。Cドライブの容量が小さいので空き容量を確保したいと思い、何に使っているのか調べてみました。すると、かなりの容量を OneDrive で使っていることがわかりました。Windows 7の OneDrive アプリでは、利用できるフォルダーを選択できました。Windows 8.1でも、そのような感じで、OneDriveで使っている容量を少なくすることはできませんか?
通知領域にある「OneDrive」アイコンを右クリックして、「設定」を選択します。Windows 7 や Windows 8の場合は、「アカウント」タブがあり、「このデバイスで同期するフォルダを選択」の「フォルダーの選択」ボタンを押すと、OneDrive上のフォルダーと利用中のパソコンで同期するフォルダーを選択することができます。
しかし、同じようにして、Windows 8.1で、OneDriveの「設定」を選択しても、「アカウント」タブがありません。なお、これは、Windows RT 8.1でも同様です。
ただし、この設定は、Windows 10で復活しています。Windows 10であれば、パソコンと同期したい OneDrive上のフォルダーを選択できます。
さて、Windows 8.1 や Windows RT 8.1では、OneDrive がシステムに組み込まれているので、アンインストールしてから、Windows 7の OneDrive アプリをインストールすることはできません。
そこで、Windows RT 8.1 のOneDriveでは、OneDrive 上に保存されているすべてのファイルを完全にダウンロードするのではなく、必要な時にダウンロードして使うということもできます。なお、この件は、Windows 8.1でも同様です。
Windows 8.1の OneDriveの「設定」からする方法と OneDreive アプリから設定する方法、そして、エクスプローラーから設定する方法の3通りあります。どれか1つで設定してみてください。次のようにします。
OneDriveの「設定」から設定
- 通知領域の「OneDrive」アイコンを右クリックして、表示されたメニューから「設定」を選択します。
通知領域に「OneDrive」アイコンが見当たらない場合は、「隠れているインジケーターを表示します」を押します。 - 「設定」タブの「ファイルをオンラインのみで使う」ボタンを押します。
OneDreive アプリから設定
- OneDrive アプリを起動します。
インターネットにつながっていなくても利用できるフォルダーやファイルには、「パソコンと雲」の印がついています。これが、容量を取っています。 - 「設定」-「オプション」と進みます。
- 「すべての OneDrive ファイルにオフラインでアクセスする」が「オフ」になっているのを確認し、「ディスクの空き容量を増やす」の「ファイルをオンラインでのみ使う」ボタンを押します。
エクスプローラーから設定
- エクスプローラーを起動します。
エクスプローラーでインターネットにつながっていなくても利用できるフォルダーやファイルは、「表示」タブで「詳細表示」にすると「利用可能性」で「オフラインで利用可能」と表示されます。これが、容量を取っています。 - 「OneDrive」を右クリックして「オンラインでのみ使用する」を押します。
以上で、OneDrive 上のファイルは、OneDrive アプリやエクスプローラーで表示されますが、実体はパソコン内にありません。容量の軽いアクセスするためのファイルだけになります。利用する場合は、その都度、パソコンをインターネットに接続し、オンライン上で閲覧するか、使いたいファイルを右クリックして「オフラインで使う」もしくは「オフラインで使用する」を選択、ダウンロードしてから使います。使い終わったら、また「オンラインでのみ使う」もしくは「オンラインでのみ使用する」をしておくといいでしょう。
もしくは、もっと徹底的に OneDriveを利用できないようにしたい場合は、下記 Web ページを参考にしてみてください。