OneDrive に関する重要な変更

2016年4月21日、Microsoft OneDrive チームより「OneDrive に関する重要な変更」という下記のようなメールが届きました。

「OneDrive に関する重要な変更」メール本文

ご存じの通り、ほとんどの OneDrive アカウントに付いてくるストレージ容量を 15 GB から 5 GB に変更させていただくことになりました。ただし、以前、お客様は無料のストレージ容量を 15 GB (お持ちの場合は、15 GB のカメラ ロール特典) で維持することを希望されました。*そのため、ご使用のアカウントが、今回の変更の影響を受けることはございません。

今回の変更に関して多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを改めてお詫び申し上げます。お客様から寄せられたご意見をもとに、OneDrive がお客様の生産性と作業効率を高める最高の選択肢となるように取り組んでまいります。
今後とも、OneDrive をご利用いただけますようお願い申し上げます。
OneDrive チーム

* このオプトインの特典は 2016 年 1 月 31 日をもって終了いたしました。
この更新は、個人用の OneDrive アカウントにのみ適用されます。職場や学校で OneDrive アカウントをお持ちの場合、この更新の影響を受けることはありません。

このメールが届いた Microsoft アカウントで、OneDriveの「ストレージの管理」ページを確認してみました。OneDrive.com へアクセスして左下にある「○ GB を利用可能」をクリックすると「ストレージの管理」ページが開きます。

容量が保持される場合のOneDriveの「ストレージの管理」

先に OneDrive:ストレージ容量に関する変更 の記事を書きました。「ストレージ容量に関する変更」のメールが届いた Microsoft アカウントでは、無料プランが15GBから5GBへ減り、「カメラ ロールのボーナス」はなくなります。

今回のメールは、2015年12月に OneDrive の無料容量15GBが保持できる!で紹介した「Keep your free storage」を使って申請したMicrosoft アカウントへ届きます。メール本文中に「ご使用のアカウントが、今回の変更の影響を受けることはございません。」とありますので、「無料プラン」の15GBと「カメラ ロールのボーナス」の15GBは保持されます。

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OneDrive:ストレージ容量に関する変更

2016年3月30日、Microsoft OneDrive チームより「ストレージ容量に関する変更」という下記のようなメールが届きました。

Microsoft OneDrive チームからの「ストレージ容量に関する変更」メール

OneDrive の、今後の変更についてお知らせします。2016 年 06 月 29 日に、OneDrive に付いてくるストレージ容量を 15 GB から 5 GB に変更いたします。また、15 GB のカメラ ロール特典も終了となります。詳細については、FAQ をご覧ください。

お使いの OneDrive アカウントは新しいストレージ制限を超過していないため、お客様に必要なお手続きはございません。今後も、OneDrive に関する重要な変更については、お客様への影響の有無にかかわらず、すべてご連絡差し上げます。アカウントをご確認いただくには、[ストレージの管理] ページにアクセスしてください。

この変更が重要なサービスに関する大きな変更であることは認識しております。多大なるご迷惑をおかけいたしますことを改めてお詫び申し上げます。難しい決断でしたが、これは今後も OneDrive を継続的に運用するための重要な決定ですので、ご理解いただければさいわいです。

今後とも、OneDrive をご利用いただけますようお願い申し上げます。

2016年4月20日 追記:
問い合わせが多いので、追記します。このメールは、2015年12月に OneDrive の無料容量15GBが保持できる!で紹介した「Keep your free storage」を使って申請したMicrosoft アカウントには届きません。

さて、このメールが届いた Microsoft アカウントで、OneDriveの「ストレージの管理」ページを確認してみました。なお、メール本文に記載してあるリンクから開きたくない場合は、OneDrive.com へアクセスして左下にある「○ GB を利用可能」をクリックします。

「ストレージの管理」ページ

15GBあった無料プランは、すでに5GBに減っていました。その代り、無料プランのボーナスとして10GBが2016年6月30日まで使えます。また、15GB持っていた「カメラ ロールのボーナス」も2016年6月30日までで、後は使えなくなります。

なお、追加のストレージに何らかのボーナスがついている場合、有効期限があればその日まで利用可能です。有効期限の記載がない場合は、そのまま継続して利用可能です。

2016年4月21日 追記:
「Keep your free storage」を使って申請したMicrosoft アカウントにもメールが届きました。詳細は、OneDrive に関する重要な変更 でどうぞ。

Web 上で Outlook メールのメッセージを印刷したい

Internet Explorer を使って、Outlook メール を利用しています。受信したメールを印刷しようと思うのですが、右側に表示されている広告も印刷されてしまい、メール本文の右半分が適切に印刷できません。どうするとメールを印刷できるのでしょうか?

Outlook メール では、右側に広告が表示されます。

Outlook メールの「受信トレイ」

これをIEの「ツール」-「印刷」を使って印刷します。

IEの「ツール」-「印刷」を開いたところ

すると、次のように広告の部分が、メッセージにかかってしまい、適切に印刷できません。また、数ページにわたっていても1ページしか印刷できません。

IEでの印刷プレビュー

この件は、2015年4月に Web 上で Outlook.com のメッセージを印刷したい で説明しました。

Outlook メールでも同じです。ブラウザの印刷機能ではなく、Outlook メール内に用意されている「印刷」を使います。次のようにしてみてください。

  1. 上部のコマンドバー内にある「・・・」(その他のコマンド)を押します。
  2. 「印刷」を選択します。
    上部のコマンドバー内にある「・・・」(その他のコマンド)を開いたところ
    ※なお、Outlook.com の場合は、こんなメニューです。
    Outlook.comの場合の「・・・」を開いたところ
  3. メッセージが印刷に適した状態で表示され、同時に「印刷」のダイアログが表示されます。
    印刷のダイアログ
  4. どんな風に印刷されるのか確認したい場合は、「印刷」のダイアログを「キャンセル」ボタンで閉じます。同時に開いた画面のウィンドウを広げると確認できます。 ただし、プレビュー画面には、「印刷」コマンドがないので、プレビュー画面を閉じて、最初から作業してください。

「Outlook 連絡先」に登録されている Facebook の知人を削除したい

Microsoft のメールアドレスを使っています。一部の連絡先を削除したいと思い、Web上の「Outlook 連絡先」から作業してみたのですが、「削除」が表示されません。どうも、以前、連絡先として追加登録した Facebook の知人が削除できないのだとわかりました。Facebookの連携を切りたいのですが、うまくできません。どうするといいのでしょうか?

この件については、似たような記事として2016年1月に People内に登録されている Facebook の知人を削除したい で紹介しました。あの頃は、Microsoft アカウントの連絡帳が「People」と表示されていました。しかし、徐々に「People」のアイコンと似たような感じなのですが「連絡先」(英語版:Contacts)と表示されるタイプが増えてきました。

旧タイプのオンラインサイト

新タイプ アイコンはPeopleと同じだが「連絡先」と表示される

「Outlook 連絡先」は、以前の People に代わる新タイプのものです。同じ https://people.live.com/ でアクセスできますが、自動的に飛ばされて https://outlook.live.com/owa/#path=/people です。

さて、「Outlook 連絡先」で 「Facebookの連絡先」に表示される人を削除しようと思うのです。しかし、どうにも「削除」の項目が表示されません。

「Outlook 連絡先」の 「Facebookの連絡先」

また、先の記事では、右側にあった「接続中のサービス」も見当たりません。

People の右上部分

「Outlook 連絡先」の右上部分

「歯車」マークを押すと「オプション」があります。

「歯車」マークを押してみた

「オプション」を開いてみると、「連絡先」の項目に「ソーシャルネットワークに接続」が見えるですが、私の環境では「読み込み中に問題が発生しました。もう一度やり直してください。」とエラーになってしまいました。

オプションで「連絡先」の「ソーシャルネットワークに接続」を開いてみた

そこで、Microsoft アカウントのアカウント管理へ直接アクセスしてみました。Facebookの下にある「この接続を完全に削除する」をクリックしてみます。

Microsoft アカウントのアカウント管理

ところが、「現在このサービスをアカウントから削除できなくなっている可能性があります」と表示され削除できません。

マイクロソフト コミュニティ: Liveメールのアドレス帳からFacebook関連の知り合いリストを削除したい での情報によるとチャットでのサポートを受けるといいとのこと。どうも、Answers Desk から「サービスとアプリ」-「その他」-「Outlook.com」-「テクニカルサポート」と進んで「Microsoft Answer Techとオンラインでチャットする」でサポートを受けるといいようです。

この件は、また、何かわかり次第、お知らせします。

OneDrive.com の「共有」が新システムに!

OneDrive.com でとあるファイルを共有しようとしたところ、新しい表示になっているのに気がつきました。

2015年5月ごろは、フォルダーを選択して「共有」を押すとこんな感じの表示でした。

2015年5月ごろのOneDriveの「共有」画面

それが、こんな風になりました。

新しくなったOneDriveの「共有」画面

「リンクの取得」を押すと共有先にアクセスできる URL が自動生成されます。初期設定では、「このリンクを知っていれば誰でもこのアイテムを編集できます」ということで、閲覧やダウンロードだけでなく、編集や削除、フォルダーの場合は、ファイルの追加もできます。
「リンクの取得」を押してみた

なお、招待した相手が編集や削除、ファイルの追加をする場合は、Microsoft アカウントでサインインする必要があります。

閲覧やダウンロードだけができるようにしたい場合は、「このリンクを知っていれば誰でもこのアイテムを編集できます」を押して、表示される「編集を許可する」のチェックを外します。
「このリンクを知っていれば誰でもこのアイテムを編集できます」を押してみた

「メール」を押した場合は、こんな表示になります。共有したい相手のメールアドレスを入力し、メッセージ入力欄にメッセージを書き込みます。

「メール」を押してみた

ここでも閲覧やダウンロードだけができるようにしたい場合は、「編集可能」から「表示可能」に切り替えます。

「編集可能」を押してみた

なお、入力するメールアドレスは、Microsoft アカウントで無くても大丈夫です。

メールアドレスと簡単なメッセージを入力して、「共有」ボタンを押すと、共有相手にOneDriveへアクセスするための招待メールが送信されます。

「その他」を押すとFacebookやTwitterなどで共有できるようにするアイコンが表示されます。

「その他」を押してみた

どんな風に共有しているかを確認したい場合は、「アクセス許可の管理」を押します。すると右側に「共有」に関する情報が表示されます。

そういえば、生成されたURLを短縮するという機能もあったはずなのですが、新しいシステムではなくなっています。

Microsoft アカウントのサインイン画面変更

ブラウザから Outlook.comOneDrive.com などにサインインする際の「サインイン画面」が変わりました。

新しい Microsoft アカウント サインイン画面

このようにいきなりデザインが変わると、「これは本物?」と疑ってしまうことがあります。うっかり信じてしまって、偽サイトでサインインしてしまい、ご自身のIDとパスワードを盗まれてしまう「フィッシング詐欺」が横行しています。そんな場合は、アドレスバーを見て判断します。

Internet Explorer での真正なサイトの場合

Internet Explorer での真正なサイトの場合

アドレスバーの色が緑色で、Webサイトを運営する組織がこれからサインインしようとする組織であることなどを十分確認してください。また、「Webサイト組織名」をクリックしてみてもいいでしょう。認証局からの証明が表示されます。

「Webサイト組織名」をクリックすると認証局からの証明が表示

Microsoft Edge での真正なサイトの場合

Microsoft Edge での真正なサイト

Webサイトを運営する組織名が緑色で表示されていることなどを十分確認します。