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プロバイダのメールがOutlook.comで受信できない (公式回避策)

2016年10月8日に紹介した記事 プロバイダのメールがOutlook.comで受信できない に関して、Microsoft のヘルプより回避策が出ました。

最近の Outlook.com の問題に関する修正プログラムと解決策 – Outlook の「接続された POP アカウントの問題 [回避策]」より

手順 1: POP アカウントの設定を更新する

  1. https://outlook.live.com/owa/?path=/options/connections にアクセスします。

  2. Microsoft アカウントでサインインします。

  3. 接続されているアカウントの管理」で POP アカウントを見つけます。
    ※問題のある POP アカウントの場合、「状態」が「更新に失敗しました」と表示されています。

  4. アカウントを選択して「鉛筆」のアイコンをクリック、「接続されているアカウントの編集」 ページを開きます。

  5. アカウントのパスワードを更新し、「保存」をクリックします。

  6. アカウントの状態が "更新を保留中" になり、最終的には "最新の状態" に変更されるのを確認します。

アカウントの状態が長い間 「更新を保留中」 のままだったり、「更新に失敗しました」、 もしくは「最新の状態」になっも、引き続き問題が発生する場合は、次の手順を試します。

手順 2: メール プロバイダーの設定を有効にする

接続された POP アカウントのパスワードを更新しても問題が解決されない場合、特定のメール プロバイダーの設定を変更して、ブロックされている可能性のある接続を有効にする必要があります。

メール プロバイダーが POP 接続をブロックしていない場合や、ブロック解除の手順を行っても問題が解決しない場合は、次の手順を試します。

手順 3: 接続されている POP アカウントを削除して、IMAP 接続として再設定する

最初の 2 つの手順を行っても問題が解決されず、メール サーバーが IMAP 経由でメールの取得をサポートしている場合は、POPからIMAP への切り替えを検討します。IMAP は、すべてのデバイス間で、受信トレイだけではなく、メール フォルダーすべてで変更を同期する機能を持つなど、POP を使用するよりも、優れた点がいくつかあります。

問題のある POP アカウントを削除して、IMAP を追加するには、次の手順を実行します。

  1. https://outlook.live.com/owa/?path=/options/connections にアクセスします。

  2. Microsoft アカウントでサインインします。

  3. 接続されているアカウントの管理」で、問題の発生している POP アカウントを選択、「ごみ箱」アイコンをクリックして削除します。

  4. 接続されているアカウントを削除しますか?」のメッセージが表示されたら、「はい」 をクリックします。

  5. 「接続するアカウントの追加」でアカウントをIMAPの設定で追加します。
    ※「インポート済みのメールの保存場所を選択できます」セクションの 「接続するアカウントのサブフォルダーのように、インポートする電子メールの新しいフォルダーを作成します」オプションを選択します。

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法人向け Office 365 の Azure AD を利用する

企業用の Office 365 を使っています。このたび、1台の Windows 10 を複数の社員で利用することになりました。企業用 Office 365 のアカウントを使う場合、どうするといいのでしょう?

まず、用意する Windows 10 のエディションは、Pro、もしくは、Enterprise にします。そして、このページを参考にして、1台のWindows 10を複数で使う社員の Office 365 アカウントを Azure AD (Azure Active Directory)に割り当てます。

今回、私は、Office 365 Enterprise E3で確認してみました。Active Directory の統合は、家庭向けではできませんが、一般法人向けの Office 365 であれば、どのエディションでも利用可能です。まずは、法人向け Office 365 でAzure AD を利用できるようにし、利用する社員にライセンスを割り付けます。ライセンスを割り付けたアカウントで、Windows 10 を企業用にセットアップします。Windows 10を企業用にセットアップする方法は、Windows 10 Ver.1607 を企業向けにセットアップ を参考にしてください。なお、Azure AD を割り当てる前に Windows 10パソコンを先に企業用にセットアップしてあっても大丈夫でした。

次のように作業します。

  1. Office 365 へ管理者アカウントでサインインします
  2. Office 365の「Admin center」が開くので、左側にあるメニューから「管理センター」を開き「Azure AD」を選択する
  3. 別ページで「Microsoft Azure」が開きます。初めて Azure AD を使う場合、「Azure Active Directory」で「自分の情報」、「次へ」で進んで「連絡先電話番号」の登録をします。
  4. 入力ができたら、「サインアップ」ボタンを押します。
  5. 「サブスクリプションを作成しています」と表示されるので、しばらく待ちます。
  6. 「サブスクリプションの準備が整いました」と表示されたら、完了です。
    ここで、「サービスの管理を開始する」を押したいところですが、いったん「Microsoft Azure」ページ閉じます。
    ※「サービスの管理を開始する」を押すと、Microsoft Azure のダッシュボードが開きます。Microsoft Azure のすべてのサービスが閲覧できますが、機能が多くわかりづらいかもしれません。
  7. Office 365 「Admin center」に戻り、再度「管理センター」の「Azure AD」を選択
  8. Microsoft Azure の「ディレクトリを使用する準備ができました。」のページが開くので必要に応じて「作業の開始」をする
    Microsoft Azure の「ディレクトリを使用する準備ができました。」のページ
    「ユーザー サインイン エクスペリエンスの向上」と「Azure AD Premium の取得」必要に応じてで大丈夫なようです。「ローカル ディレクトリとの統合」の Azure AD Connect は、ダウンロードして管理者のパソコンにインストールしておいてください。
  9. Azure AD Connect  のインストールが済んだら、上部にメニューが表示されるので、「ライセンス」を選択。
    Microsoft Azure の「ディレクトリを使用する準備ができました。」の上部
    ※「新しい Azure ポータルが登場!」と表示されている場合は、右上の「×」ボタンで消えます。
  10. 下部に表示されるバーの「割り当て」を選択
    下部に表示されるバー
  11. 「ライセンスを割り当てます」が表示されます。ライセンスを割り当てたいメンバーを選択します。
  12. 右側の「割り当て」欄に表示されます。表示されない場合は、「名前」欄の右端にでる「+」ボタンを押してみてください。一度に複数の人を割り当てることも可能です。
  13. ライセンスを割り当てるメンバーが「割り当て」欄に表示されているのを確認し、「割り当て」欄の下部にあるチェックマークを押す。
    ※上部にもチェックマークがありますが、そこは違います。
  14. 以上で、選択したユーザーのアカウントに Azure AD のライセンスが割り当てられます。

これで、企業用にセットアップしたWindows 10 Proでサインインしてみましょう。サインインするアカウントは、Azure ADのライセンス割り当てをしたものです。

「設定」-「アカウント」で「職場または学校への接続」を確認すると「Azure AD に接続済み」と表示されました。
「設定」-「アカウント」で「職場または学校への接続」

さて、このパソコンで複数の社員が使うには、どうするといいのか?「設定」-「アカウント」-「他のユーザー」で「その他のユーザーをこのPCに追加」を押すと、「このユーザーはどのようにサインインしますか?」が表示されます。説明文には「追加するユーザーのメールアドレスまたは電話番号を入力してください。Windows、Office、Outlook.com、OneDrive、Skype、Xboxを使用しているユーザーの場合、そのユーザーがサインインに利用しているメール アドレスまたは電話番号を入力してください」とあります。つまり、これは、Microsoft アカウントを入力します。ここに法人用の Office 365 アカウントを入力すると「Microsoft アカウントではないようです」と表示されエラーになります。

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これは、2016年9月15日から、企業用のアカウントで Microsoft アカウントにサインインできなくなったためです。

参考:#AzureAD と Microsoft アカウントの重複問題に対する取り組み – Cloud and Server Product Japan Blog

 
Windows 10 Fall Creators Update からは、法人用アカウントも追加できるようになりました。詳細は、Windows 10:法人用にセットアップしたPCに複数の管理者を登録したい(Ver.1709) でご確認ください。

「設定」-「アカウント」-「他のユーザー」で「その他のユーザーをこのPCに追加」は、使えません。そこで、サインイン中のアカウントからサインアウトします。サインイン画面の左下に「他のユーザー」が表示されますので、押します。

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サインイン画面が「他のユーザー」に切り替わります。「サインイン先」が「職場または学校アカウント」と表示されているのを確認して、「メールアドレス」欄にライセンスを割り当てた他のメンバーの企業用 Office 365のアカウントであるメールアドレスを入力、「パスワード」欄にそのパスワードを入力します。

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サインインできると、初回は、本人確認を求められました。すぐにコードを受け取れる電話番号やSMSを受け取れる携帯電話の番号を入力します。この電話番号は事前に登録したものではなく、本当にすぐ使える人なのか確認するものですので、すぐに受け取れる電話番号を入力します。また、セットアップしてあればスマートフォンの認証アプリで生成されるコードを入力してもいいようです。

これで、複数の社員が1台の Windows 10 パソコンを使えるようになります。ただし、プロファイルを別に作って完全に独立した環境を構築します。そして、管理者は、セットアップをした際に使ったアカウントのユーザーで、「他のユーザー」でサインインしている人に変更することや管理者の追加はできないようです。

参考:Office 365 ID と Azure Active Directory について – Office 365

2017年10月29日 追記
Windows 10 Fall Creators Update からは、法人用アカウントも追加できるようになりました。詳細は、Windows 10:法人用にセットアップしたPCに複数の管理者を登録したい(Ver.1709) でご確認ください。

プロバイダのメールがOutlook.comで受信できない

プロバイダからもらっているメールアドレスをブラウザを使って Web 上から Outlook.com にアクセスしてメールを送受信していました。 先日、Microsoft から「アップグレードされた Outlook.com をお試しください」というメールが届き、Outlook.com のページが変わりました。そのころから、受信トレイを開いてもメールが何も入ってこなくなりました。そこで、プロバイダのメールをWebページから確認してみました。プロバイダの方の受信トレイにはメールが毎日数通入っています。いったいどうなってしまったのでしょうか?

旧システムの Outlook.com の時代に、Gmail や Yahoo! メール、その他 POP3 を利用できるプロバイダからのメールも、Outlook.com から送受信できることを紹介しました。

参考:Outlook.com でプロバイダーのメールを送受信

旧システムでは、「オプション」-「メール アカウント」を開き、「送受信用アカウントの追加」で、Gmail や Yahoo! メール、その他 POP3 を利用できるプロバイダからのメールアドレスを追加します。後は、受信(POP3)サーバー情報や送信(SMTP)サーバー情報が自動的に入力されます。設定が完了すると、プロバイダー宛に届いてメールが Outlook.com で受信できるようになるというものです。

これが Outlook.com の新システムになって、どうなっているか確認してみました。

新システムでは、右上の「設定(歯車マーク)」を開き、「接続されているアカウント」を選択します。
「設定(歯車マーク)」を開いたところ

「接続されているアカウントの管理」で「旧システム」の際に送受信できるよう登録したメールアドレスを選択します。「編集(ペン印)」を押します。

「接続されているアカウント」の画面

「接続されているアカウントの編集」を開きます。表示される「サーバー情報」を確認します。ここで、登録済みの「受信(POP)サーバー」と「送信(SMTP)サーバー」の内容を確認するわけです。間違いないと思うのですが、どうにも、受信できない。

どうにも受信できない場合は、アカウントの「状態」が「更新中」のままになっています。

接続されているアカウントの「状態」が「更新中」

そんな場合は、「更新(2つの矢印が回っている)」ボタンを押してみましょう。「状態」が「最新の状態」になったら、メールが届いているかどうか、確認します。

さて、新規登録の方法は、下記ページで紹介されていました。どうしても、うまくいかない場合は、新規に Microsoft アカウントを作って、設定後、どうなるか確認してみるといいでしょう。

参考:Outlook on the web でメール アカウントを接続する (Office 365) – Office のサポート

次のようにします。

  1. 「接続されているアカウント」で、「他のメール アカウント」 を選択します。
  2. 「メール アカウントの接続」が開くので「メール アドレス」欄にOutlook に接続するメール アカウントと「パスワード」欄にそのパスワードを入力して、「OK」ボタンを押します
  3. 「接続の種類を選択する」 で、「POP 接続の設定」を選択して、「OK」ボタンを押します。 
  4. 「新しい POP アカウントの接続」 でメールアドレス」欄に接続しているアカウントのメール アドレスを入力します。「ユーザー名」欄に、もう一度メール アドレスを入力し、「パスワード」欄にそのメールのパスワードを入力します。
  5. メールのコピーを Outlook にのみ届くようにして、コピーを他のメール サービスに保存しない場合、「サーバーにメッセージのコピーを置く」のチェックを外します。 このボックスの選択を解除しない場合、Outlook でメールを削除しても、メール サービスに存在し続けます。メールを削除するには、メール サービスにサインインする必要があります。
  6. 「サーバー情報」欄では、メール プロバイダーから入手した情報を入力します。
    ※なお、ここ以降、画面がスクロールできなくなりました。入力欄の選択は、Tab キーで移動可能です。戻りたいときは、Shift+Tabキーを押します。
  7. 入力が完了したら、Tabキーで「OK」ボタンまで移動し、Enter キーを押します。
  8. 接続が完了しました。と表示されたら成功です。しかし、英語でエラーメッセージが標示された場合は、どこかに入力ミスがあります。「戻る」ボタンで戻って、よく確認します。

ただ、どうにも受信できない場合、旧システムでは、POPサーバーへアクセスする時間が「30分に 1 回」と決まっていました。また、1回の同期で最大60通までのメールが同期され、同期して受信する場合、1通のメールの最大サイズは25MBまでです。このことから、プロバイダでメールを受信したら、即 Outlook.com のメールアドレスへ転送するよう設定した方がスムーズです。

プロバイダーのサーバーから転送する際に、サーバーにメールを残さない設定にしておけば、後で、Outlook.com のPOPからプロバイダへアクセスを試みても、既に転送されていて、「受信トレイ」は空っぽなので、重複して受信することはありません。

なお、転送設定をした後は、テストメールを送信して、きちんと転送されるかどうか、確認をしておきましょう。特に、Yahoo メールは、転送設定をしても、転送されないことがあります。ご留意ください。

また、この件は、Outlook.com のシステムの不具合だと考えられます。Outlook.com のページで右上に「?」のアイコンがあります。そこを開くと、下部に「フィードバック」が見つかります。新システムでの問題なので、「フィードバック」で現象を報告してみると、修正してくれるかもしれません。

2016年10月21日 追記:
Microsoft ヘルプより回避策が出ました。プロバイダのメールがOutlook.comで受信できない (公式回避策)