Windows 10:Windows Live メール で使っていたアドレス帳を「People」アプリで使いたい
2016年12月22日 コメントを残す
Windows 10:プロバイダのWebメールのアドレス帳をPeopleで使いたいの続き。
Windows Live メール で使っていたアドレス帳を Windows 10 のアドレス帳である People で使うには、どうするといいのでしょう?
Windows 10で「メール」アプリを使う場合、そのアドレス帳は「People」アプリと言います。
People アプリは、「メール」アプリに登録した Outlook.jp といった Microsoft のWebメールやGmailのアカウントと連動しています。「メール」アプリにアカウントを登録すると、People でも自動的にそのアカウントで同期を開始します。
People で、Windows Live メールで使っていたアドレス帳を利用したい場合、Windows Live メールのアドレス帳からエクスポートし、Peopleで利用できるようインポートします。次のようにしてみてください。
Windows Live メールのアドレス帳からエクスポート
- Windows Live メール を起動して、「アドレス帳」を開きます。
- 「ホーム」タブにある「エクスポート」を開きます。
- 「カンマ区切り(.csv)」を選択します。
- 「CSV のエクスポート」画面が開きますので「参照」ボタンを押します。
- 「名前をつけて保存」画面が開きます。「ファイル名」欄にわかりやすいファイルの名前を入力します。
- 「保存」ボタンを押します。
- 「CSV のエクスポート」画面に戻りますので「次へ」ボタンを押します。
- エクスポートするフィールドを選択できる画面が開きます。必要な部分にチェックがついているのを確認します。確認したら「完了」ボタンを押します。
- エクスポートが始まります。
- 表示されていた画面が消えたら完了です。
できあがった CSVファイルをインポートします。しかし、Windows 10 の「People」アプリへ直接インポートすることはできません。そこで、「People」アプリに登録されている Web 上のアドレス帳へインポートします。@Outlook.jp といった Microsoft のWeb メールをお使いの場合は、次のようにします。
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ブラウザ(Internet Explorer か Microsoft Edgeを推奨)を起動して、Outlook 連絡先に「メール」アプリに登録してある Microsoft Web メールでサインインします。
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「管理」を開き、「連絡先のインポート」を選択
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「連絡先のインポート」画面が開きます。「インポートする場所を指定してください」と表示されていますので、今回は、「Windows Live メール」を選択します。
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「Windows Live メール からの連絡先のインポート」画面が表示されます。
※この画面の説明文には、Windows Live メールでのエクスポートの方法が記載されていることでしょう。途中「ファイルを開いて、ダウンロードした CSV ファイルが空ではないことを確認します」とあります。CSVファイルを開く際は、「メモ帳」を利用してください。Excelで開いてしまった場合は、上書き保存してしまわないよう、閲覧だけして閉じてください。Excelで上書き保存した CSV ファイルをOutlook 連絡先でインポートするとエラーになります。
参考:アドレス帳をOutlook 連絡先でインポートするとエラーになる -
「参照」ボタンを押して、エクスポートした「CSV」ファイルを指定し、「開く」ボタンを押します。
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上部の「アップロード」を押します。
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インポートが始まるので、しばらく待ちます。
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「正常にインポートされました」と表示されたら、完了です。