Windows 10:Skype でいつもサインインしていると言われた
2017年6月9日 コメントを残す
Windows 10 で Skype を使っています。先日、Skype をアップデートしてみたところ、新しい Skype が使えると表示され、今までと全く違った Skype になってしまいました。使い方は、わかってきたのですが、そのあたりから Skype の友達に「いつもサインインしているのですね」と言われるようになりました。Skype は、使いたいときだけ起動させていたので、これには、びっくりです。私の Skype は、どうなってしまっているのでしょう?
Windows 10 の Skype には、2種類あります。デスクトップ版「Skype」とストアアプリ版「Skype」です。スタートメニューでのタイルを並べてみると、ちょっとわかりづらいですが、こんな感じ。「デスクトップ版」とか「ストアアプリ版」といったテキスト表記はありませんので、アイコンの色で区別します。
デスクトップ版の Skype を起動すると、こんな感じで表示されます。
そして、Windows 10 でデスクトップ版 Skype の終了やログアウトは、タスクバーのアイコンを右クリックすれば、簡単にできます。
さて、Windows 10:デスクトップ版の Skype を使いたい で紹介しましたが、Windows 10 のデスクトップ版 Skype を最新バージョンにアップグレードすると、新しい Skype を使うよう促すメッセージが表示されます。
ここで、「新しい Skype を使ってみる」と押すと、デスクトップ版 Skype は終了し、代わりに下記のようなストアアプリ版の Skype が起動します。
これが、とても分かりにくいようで、「デスクトップ版 Skype の新しいタイプ」と感じる方が多いようです。
また、Windows 10 に Microsoft アカウントでサインインしている場合は、ストアアプリ版の Skype を起動すると自動的に Microsoft アカウントでサインインした状態で起動します。今まで、Skype を使ったことのない人でも Microsoft アカウントで即利用可能になっています。
さて、
デスクトップ版 Skype は、ログオフやアプリを終了するとSkype からサインアウトします。しかし、ストアアプリ版 Skype は、一度起動しサインインすると、ずーっとサインイン中になります。これは、Windows 10をシャットダウンしても続きます。そして、タスクバーのストアアプリ版 Skype アイコンを右クリックしても「Skype からサインアウトする」という操作はありません。
ということで、ストアアプリ版の Skype を使ってしまうと、常にサインイン中となってしまうのでした。
なお、Skype のサインインの状態を変更することは可能です。これは、デスクトップ版でも、ストアアプリ版でもできます。次のようにします。
デスクトップ版 Skype
- デスクトップ版 Skype を起動
- メニューバーの「Skype」-「ログイン状態」と進む
※左上にある自分のアイコンの右下に表示されているバッチを押してもいい - 「ログイン状態」が「オンライン」になっているので、好きな状態に切り替える
※「ログイン状態」の「オンライン」「退席中」「取り込み中」「ログイン状態を隠す」は、即座に反映されますが、「オフライン」にしても相手には伝わりませんでした。
ストアアプリ版 Skype
- ストアアプリ版 Skype を起動
- 左下にある自分のアイコンをクリック
- 自分の表示名やサインイン中の Microsoft アカウント、「ムード」「状態」が表示される。
「状態」が「オンライン中」になっているので、好きな状態に切り替える - 左上に表示されている「←」ボタンで戻る
※「状態」の「オンライン」「退席中」「取り込み中」「ログイン状態を隠す」は、即座に反映されますが、「オフライン」にしても相手には伝わりませんでした。
※この画面の下部に「サインアウト」がありますので、これを押してサインアウトすることが可能です。しかし、「状態」を変更した際は、即座に反映されますが、アプリからサインアウトした場合は、相手に伝わりませんでした。
2017年6月17日 追記:
Windows 10を起動すると Skype が自動的にサインインしたままになるのは、どうやら Skype アプリの不具合だったようです。6月のアップデートで修正されたようです。Windows 10 にサインインした状態で、Skypeを起動していなければ、「退席中」となっているはずです。