OneDrive が凍結されました
2017年10月16日 コメントを残す
Windows 10 で Office Premium 搭載機を使っています。去年の今頃購入して、セットアップしました。1年間利用できるサブスクリプションが期限切れになっているのは、気がついていました。先ほど、OneDrive にアクセスしてみたところ、「OneDrive が凍結されています」と表示され、OneDrive 内を閲覧することができなくなっていました。こんな場合、どうするといいのでしょう?
OneDrive の「無料プラン」の場合、利用できる無料ストレージの容量は、5GB までです。ただし、昔から、OneDrive を利用していた方には、ボーナス容量が加算されている場合がありますので、数10GB多く持っていることもあります。
さて、Office Premium には、1年間利用可能なサブスクリプションとして「Office 365 サービス」がついてきます。これに、OneDrive が1TBまで使える特典がついているのです。1TB とは、1024GB のこと。ものすごい大きな容量が使えます。このサブスクリプションが利用できる期間に、無料ストレージの容量を超えて、OneDrive 内にファイルを保存します。Office 365 サービスの利用期間が終わると、OneDrive が凍結され、利用できなくなります。
参考:どういう意味 OneDrive アカウントが固定されている場合ですか。 – OneDrive
What does it mean when your OneDrive account is frozen? – OneDrive
上記の Microsoft のサポートページ、日本語版の解説があるのですが、機械翻訳です。米国版で見ると、「frozen」なっている部分を本来「凍結」と訳されるはずが「固定」となっていました。また、情報が少々古いようです。
OneDrive のストレージ容量の制限を超えてしまうと、OneDrive.com にサインインした際に、OneDrive 内に保存してあるすべてのファイルが削除される日が表示されます。猶予は、90日間です。その間に、「容量を追加する」か「ファイルのクリーンアップ」をします。
まず、「ファイルのクリーンアップ」をした場合、「OneDrive 内の最大のファイル」が表示されます。ここから、必要なファイルを「ダウンロード」を選択してPC内に移動します。そして、ファイルを削除して無料ストレージの容量内に収まるよう作業します。
なお、一時凍結の解除後、まだ無料ストレージの容量を超えて利用している場合は、30日後に再びOneDrive が凍結されます。そして、2度目の凍結解除はできません。2度目の凍結を受けてしまった場合は、「容量を追加する」を選択します。
「容量を追加する」を選択した場合、OneDrive の追加ストレージを取得できます。OneDrive の容量プランがあるのですが、有料です。なお、OneDrive の容量プランは、お住いの国や地域ごとに違います。確認は、下記ページからできるようになっています。
OneDrive 国/地域ごとの容量のプラン – OneDrive
日本の場合は、こんな感じのプランが表示されます。
※ Office 365 Solo だけしか表示されない場合:使っているブラウザの横幅を広げるか、画面を下へスクロールします。
日本の場合、Office 365 Solo を購入して 1TB の容量の OneDrive にするか、毎月249円(2017年10月16日現在:この料金は変動します)支払って50GB の容量の OneDrive にするか選択できます。
さて、ここで、1つ抜けているのに気がつきました。日本には、Office Premium 用の Office 365 サービス があります。これが、OneDrive のプランに表示されません。Office Premium を搭載している場合、Office 365 Solo を契約して、インストールすると厄介なことになります。OneDrive に 1TB の容量で契約したい場合、Office Premium 搭載機の場合は、必ず Office Premium 用の Office 365 サービス を購入してセットアップしましょう。1TB もいらない、50GB で十分という場合は、毎月払いにします。