Windows 10:Ver.1709 にしたのに OneDrive のオンデマンド機能が使えない
2017年10月19日 コメントを残す
Windows 10 Fall Creators Update をしました。Windows 10 は、Ver.1709 になったのですが、OneDrive は、旧バージョンのままで、オンデマンド機能が使えるようになっていませんでした。これは、どうなっているのでしょう?
OneDrive のオンデマンド機能は、2017年6月14日、Insider Preview 版の際に Windows 10 IP:OneDrive でディスク容量を消費せずにすべてのファイルが表示できる で紹介しました。オンデマンド機能が使えるようになると、OneDrive の「設定」タブに「ファイルのオンデマンド」という項目が表示されます。
※上記画像は、2017年6月14日の時のものです。
ところが、Windows 10 Ver.1709 になっているのに、我が家の環境でもOneDrive の「設定」タブを開いても「ファイルのオンデマンド」が見当たりません。
日本語版のサポートページは、OneDrive のファイル オンデマンドについて – OneDrive なのですが、これを英語版に切り替えてみました。
Learn about OneDrive Files On-Demand – OneDrive
すると、NOTE の部分にこんな情報が見つかりました。
Note: You’ll know that Files On-Demand is turned on if you see the status icons next to your files in File Explorer, as shown in the video. OneDrive Files On-Demand requires Windows 10 Fall Creators Update (version 16299.15 or later) and OneDrive build 17.3.7064.1005 or later. Why don’t I see the Files On-Demand options in OneDrive settings? Files On-Demand might not be compatible with some third-party antivirus solutions.
訳:
注: ビデオに示すように、ファイルエクスプローラでファイルの横にステータスアイコンが表示されている場合は、オンデマンドでファイルがオンになっていることがわかります。オンデマンドの OneDrive ファイルには、Windows 10 Fall Creators Update (バージョン16299.15 以降) と OneDrive ビルド17.3.7064.1005 またはそれ以降が必要です。OneDrive の設定でファイルオンデマンドオプションが表示されないのはなぜですか。オンデマンドファイルは、一部のサードパーティ製のウイルス対策ソリューションと互換性がない可能性があります。
OneDrive のバージョンを確認してみたところ、バージョン 2016 (ビルド 17.3.6998.0830)でした。どうやら、オンデマンド機能のあるバージョンにすると、一部のサードパーティ製のウイルス対策ソリューションで問題が発生するもようです。この問題が解消されれば、オンデマンド機能のあるバージョンの OneDrive アップデート更新プログラムが配信されることでしょう。
なお、Windows 10 Ver.1709 にサードパーティ製のウイルス対策ソリューションをインストールしていない、Windows Defender だけという場合は、英語版のページから最新版の OneDrive セットアップファイルをダウンロードしてインストールしてみてください。OneDrive のインストール中画面が消えたら、PCを再起動させます。再起動後、OneDrive の「設定」タブに「ファイルのオンデマンド」が表示されるようになります。