Lync 2013での会議開催日時をお知らせする 【応用編】

Office 365 を使っています。Outlook 2013で Lync 会議の招待メールを送りたいのです。しかし、一部、社外の人がいらっしゃいます。そこで、招待者のメールアドレスがわからないようにして、なおかつ、参加者全員、Lync Web App から参加するよう設定したいのです。こんな場合、どうするといいのでしょう?

Office Outlook 2013 から Lync 2013の招待メールを作成する方法は、下記で紹介しました。

Lync 2013での会議開催日時をお知らせする

また、招待メールの宛先が BCC で送信するよう設定する方法は、下記で紹介しました。

Outook 2013の会議依頼に BCC を使いたい

ただし、Lync 会議の場合は、既に「場所」欄が「Lync 会議」と入力済みになっています。そこに「リソース」欄へ宛先を入力すると、下記のように「場所」を変更するかどうか聞かれます。
「Lync 会議」の場所を更新するかどうかのメッセージ
これは、「いいえ」ボタンを押して、「Lync 会議」のままにしておきます。

さて、次にメール本文にある、、「Lync 会議への参加」の情報です。これには、Lync 会議へ参加するためのハイパーリンクが生成されています。

アクセスすると、ブラウザが起動します。そして、使用中のパソコン内に、Lync クライアントが搭載されていれば、自動的に起動して会議に参加できるようセッティングされます。Lync クライアントが搭載されていない場合は、Lync Web App のページが開き、サインインするよう促されます。

Lync クライアントが搭載されていても、Lync Web App を使いたい場合は、Lync 会議招集通知URLの末尾に ?sl=1 を付けてアクセスします。

参考:Lync クライアント搭載機で Lync Web App へ接続する方法

招待者側で強制的に Lync Web App を使ってもらうようにしたい場合は、次のようにします。

  1. 招待メールの「Lync 会議への参加」を選択して、右クリックします。
  2. 「ハイパーリンクの編集」を選択。
    「Lync 会議への参加」を選択して、右クリック
  3. 「ハイパーリンクの編集」のアドレス欄の末尾に ?sl=1 を付け加えます。例えば、会議招集通知のURLが https://meet.lync.com/contoso/admin/ABCDEFGH だった場合は、https://meet.lync.com/contoso/admin/ABCDEFGH?sl=1 にします。
    ハイパーリンクの編集
  4. 「OK」ボタンを押します。

以上で、Lync の会議参加URLが書き変わりました。なお、メールを送信する前に、間違っていないかどうか、一応、アクセスしてチェックしてみることをお勧めします。

後は、メール本文を仕上げて送信します。ただし、招待メールは、カレンダー機能と連携しています。対応していないメールソフトの場合は、開催日時の概要が表示されません。メール本文中にも、開催日時や参加方法を記載しておきましょう。

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OneNote のノートブックはどこに保存されているのか?

Windows 8.1 で OneNote 2013 を利用しています。OneNoteを起動させた途端にノートブックが出来上がりました。保存先を確認すると「SkyDrive >> ドキュメント」となっていました。そこで、保存先のフォルダを Windows 8.1のエクスプローラーで開いてみました。すると、インターネットショートカットファイルがありました。それを開くと Internet Explorer が起動して OneNote Web Appでノートブックが確認できました。エクスプローラーでは、それ以外には一切ファイルがありません。しかし、OneNote 2013で開くと、ネットにつながっていなくてもちゃんとノートブックが確認できます。OneNoteのノートブックは、パソコン内のどこに保存されているのですか?

OneNote 2013でノートブックを「SkyDrive」-「ドキュメント」に保存。質問者さんは、これを Windows 8.1のデスクトップでエクスプローラーを開いて確認しています。この場合は、ノートブックへのショートカットが見つかります。
エクスプローラーで「SkyDrive」-「ドキュメント」を開いてみた

なお、Windows 8.1の「SkyDrive」アプリで確認しても同様です。見つかるのは、ノートブックへのショートカットです。このショートカットは、SkyDrive.com の「ドキュメント」フォルダーのノートブックへリンクしています。

「SkyDrive」-「ドキュメント」に保存したノートブックは、SkyDrive.com の「ドキュメント」フォルダーにあります。エクスプローラーではなく、Web ブラウザで SkyDrive.com の「ドキュメント」フォルダーを開いてみてください。お探しのノートブックファイルが見つかると思います。
ブラウザで SkyDrive.com の「ドキュメント」にアクセスしてみた

エクスプローラーの「SkyDrive」-「ドキュメント」フォルダー内には、OneNoteの実体ファイルはありません。あるのは、SkyDrive.com へのリンク ファイルです。OneNoteでは、ノートブックを作成すると、実体ファイルとは別に、パソコン内でバックアップ ファイルを作ります。これがお探しのパソコン内に保存されているノートブックのファイルです。

ノートブックのバックアップ ファイルが保存されているフォルダーを開きたい場合は次のようにします。

  1. OneNote の「ファイル」-「情報」と進みます。
  2. 「ノートブック情報」の右側の「バックアップを開く」ボタンを押します。
    OneNote の「ファイル」-「情報」
  3. 「バックアップを開く」が開いて、ノートブックのバックアップフォルダーが開きます。

バックアップの保存フォルダーの場所は、「バックアップを開く」のアドレスバーでも確認できますが、次のようにしても確認できます。

  1. OneNote の「ファイル」-「オプション」と進みます。
  2. 「OneNote オプション」の「保存とバックアップ」を開きます。
  3. 「保存」にある「バックアップ フォルダー」内の製品バージョン内のフォルダーに保存されています。

OneNote 2013の場合は、バージョンフォルダーは「15.0」です。一般的には、下記フォルダー内に保存されています。
C:\Users\<お使いのユーザー名>\AppData\Local\Microsoft\OneNote\15.0\バックアップ

オフラインの環境で、OneNote を起動させると、このバックアップフォルダー内のノートブックを参照します。そして、オンライになると同期を開始して、バックアップからSkyDrive.com に保存されているノートブックへ更新した情報を送ります。

Lync Web App プラグインがインストールできない

Lync の会議に参加することになりました。この Windows 8には、Lync 2013もインストールされています。Lync アカウントも持っているので、Lync 2013 からも参加できます。しかし、今回は、下記ページで紹介したようにして Lync Web App で参加しようと思ったのです。

Lync クライアント搭載機で Lync Web App へ接続する方法

ところが、Lync Web App プラグインのインストールで引っかかってしまいました。こんな風です。

「Lync Web App Plug-In のインストール」にチェックがついているのを確認して「会議に参加」をクリック。
「Lync Web App Plug-Inのインストール」がある

プラグインをインストールするよう実行します。すると、こんなメッセージが。

The feature you are trying to use in on a network resource that is unavaliable.
訳:ネットワーク リソースを使用しようとしている機能が利用できません。

The feature you are trying to use in on a network resource that is unavaliable.

「OK」ボタンをクリックすると、次のように「見つからない」と言われます。もしくは、「インストールできるパスを見つけろ」とのこと。

The path cannot be found. Verify that you have access to this location and try again. or try to find the installation package 'LWAPlugin32Bitinstaller.msi' in a folder from which you can install the product Microsoft Lync Web App Plug-in.

インストールする際に参照している、このパスを確認してみたところ、サインインしているアカウントでは AppData\Local\Microsoft\Windows\Temporary Internet Files\Content.IE5 の中に「ECU53FEQ」フォルダーがありませんでした。

「OK」を押して戻します。「The feature you are trying to use in on a network resource that is unavaliable.」のメッセージに戻ります。仕方がないので、「Cancel」をクリック。

すると今度は、こんなメッセージ。

The older version of Microsoft Lync Web App Plug-in cannot be removed. Contact your technical support group.
訳:Microsoft Lync Web App プラグインの古いバージョンは削除できません。テクニカル サポート グループに問い合わせてください。

The older version of Microsoft Lync Web App Plug-in cannot be removed. Contact your technical support group.

そういえば、Lync Web App のプラグインはインストール済みのはずです。それがうまく削除できないのでしょうか?コントロールパネルの「プログラムと機能」で確認するとありました。「Microsoft Lync Web App Plug-in」をアンインストール。

プログラムと機能

「Microsoft Lync Web App Plug-in」を改めて、インストール。今度は、こんなメッセージ。

A network error occurred while attempting to read from the file:
訳:ファイルからの読み取り中にネットワーク エラーが発生しました。

A network error occurred while attempting to read from the file :

しかし、これ変です。LWAPlugin32bitInstaller.msi をインストールしようとしているはずなのです。それなのに「LWAPlugin32bitInstaller(1).msi」という具合にファイル名に (1) がついています。

Lync Web App ヘルプ:プラグインのインストールで問題が発生する場合 を確認してみたのですが、どれをやってもうまくいきません。

そこで、Lync 2013 をアンインストール。参考:Lync の会議にゲストとして参加する場合

Lync 2013 アンインストール後は、あれだけ苦労していた Lync Web App プラグインがあっさりインストール完了。でも、まだ変なので、IEの「アドオンの管理」を確認してみたところ、Lync Web App Plug-In の項目が「無効」になっていました。これを「有効」に変更。

IEの「アドオンの管理」

後は、Lync Web App プラグインの確認画面が出ますので、「許可」をクリック。

Lync Web App プラグインの確認画面
※「このドメインのためのプラグインを常に許可する」のチェックはつけないでください。

ファイアウォールで止められた場合も「アクセスを許可する」をクリック。

Windows ファイアウォールでブロックされています

これで、Lync Web App から会議に参加できるようになりました。

では、Lync Web App で会議に参加できるようになったのを確認後に、Lync 2013をインストールするとどうなるでしょう?

まず、Lync Web App でのサインイン画面には、プラグインをインストールするようなメッセージはもうありませんでした。
プラグインインストールのメッセージがない Lync Web App

「会議への参加」をクリックすると、スムーズに「Lync Web App プラグインの確認画面」が出ました。「許可」ボタンをクリック。これで、Lync 2013を搭載していても、 Lync Web App で会議に参加できました。

Lync 2013搭載機で Lync Web App プラグインのインストールがうまくいかない場合は、いったん、Lync 2013をアンインストールしてみるとうまくいくかもしれません。

Lync クライアント搭載機で Lync Web App へ接続する方法

Lync に関する面白い技を教えてもらいました。

Lyncインストール端末でLync Web App | 日々徒然

Office Lync や Lync Attendee といった Lync クライアント搭載機からでも、Lync Web App で接続する方法です。

通常、Office Lync や Lync Attendee といった Lync クライアント搭載機で、Lync 会議招集通知URLにアクセスすると、ブラウザ起動後すぐに、Lync クライアントが開きます。これでは、Lync Web App が使えません。

そこで、Lync 会議招集通知URLの末尾に ?sl=1 を付けて接続します。例えば、会議招集通知のURLが https://meet.lync.com/contoso/admin/ABCDEFGH だった場合は、https://meet.lync.com/contoso/admin/ABCDEFGH?sl=1 にします。

これで、ブラウザから Lync クライアントが呼ばれることなく、Lync Web Appで接続することができるとのことでした。
Lync 2013 ベースの Lync Web App

ところで、私の場合は、よく日本マイクロソフトさんから Lync のご招待をいただきます。その際の会議招集通知URLに ?sl=1 をつけて、アクセスしてみると・・・
会議招集通知URLに ?sl=1 をつけてブラウザでアクセスしてみた

ブラウザの表示には、「Lync 2010」と書いてあり、教えていただいた Lync Web App のキャプチャー画面と違います。「Web ブラウザーを使用して会議に参加」を選択して、Lync Web App を起動します。やはり、こんな感じ。
Lync 2010 ベースの Lync Web App

これが、Lync 2010 ベースで起動する Lync Web App です。

Lync 2010ベースの Lync Web Appでは、音声が聞こえません。これは、Lync 参加者の名前右側に表示されるアイコンでわかります。正しく聞こえる人たちは、電話の印が濃く表示されます。下記画像は、マイクがどういう状態になっているかを紹介した物ですが、この3種類の印になっていれば、音声が聞こえることでしょう。

音声が聞こえる場合の通話の状態例

2010 ベースの Lync Web App ではこんな感じです。濃く「WebApp」と表記されているのが、Lync Web App から参加した私です。
音声が聞こえない場合は電話印がクレー表示

私の他にも、もうお一方いらっしゃいますが、「電話」印が薄いグレー表示になっていると音声が聞こえません。

なお、音声が聞こえていないからか、上の方の黄色いバーで、通話に参加するためのオプションを表示するよう促されました。電話対応の Lync を使っていればいいのですが、対応していないらしく、携帯電話や固定電話で指定された電話番号に電話するしかありませんでした。

どうしても、Lync Web App しか使えない場合、Lync 2010 ベースでは電話を使って音声を聞くしか方法がありません。電話を使いたくない場合は、Lync 2010 Attendeeをインストールしての参加をお勧めします。

なお、Lync 2010 Attendeeをインストールしたのに使えないという場合は、新しい Office をインストールした際に、Lync 2013をインストールしていないかどうか確認してみてください。Lync の会議にゲストとして参加する場合で紹介しましたが、Lync 2013 が Lync 2010 Attendee の利用を止めてしまうもようです。

参考:

Office 365 Beta の Lync 2010 でオンライン会議の開催と招待方法

Lync Online ライセンスを持たないユーザーを Lync オンライン会議に招待

Windows 8 から Lync 2010 Attendee でオンライン会議に参加するには

iPhone と Android では OneNoteの既定のノートブックが別になる

iPhone と Android などで OneNote アプリを使っています。これらのデバイスでOneNoteアプリを起動すると「個人用(web)」というノートブックができるのですが、iPhone と Androidでは別々のノートブックができてしまいます。何とも、わかりづらいので、統一する方法はないのでしょうか?

微妙に違うノートブックが2つで来たAndroidのOneNoteアプリ

スマホなどで「OneNote アプリ」を起動させると、自動生成で「既定のノートブック」が出来上がります。この自動生成された既定のノートブックのファイル名を質問者さんに調べてもらったところ、次のようになりました。

デバイス 既定のノートブック名
Android 個人用 (Web)
iPad 個人用(Web)
iPhone 個人用(Web)

iPhoneとiPadでは、同じ「個人用(Web)」なのですが、Androidは、「個人用」と次の「(」との間に半角スペースが入っているとのことです。
※質問者の環境では、「半角カッコ」とのことですが、Web上を検索してみると、「全角カッコ」になるアプリもあるとのことでした。

Androidでは区別のつきにくいのノートブックですが、iPhoneで確認してみたところ、こんな風になりました。
iPhoneでのOneNoteアプリ
iPhoneでは、下に「既定のノートブック」と表示されるので、区別がつきますね。

さて、この「既定のノートブック」は自動生成されるからか、ノートブックの名を変更することができません。SkyDrive.com 上でノートブック名を変更しても再び自動生成されてしまいます。

そこで、Android と iPhone/iPad で同じノートブックを使いたい場合は、SkyDrive.com の OneNote Web App を使ってノートブックを新規作成してみてください。
SkyDrive.com でOneNote Web App を使ってノートブックを作成

新規で作ったノートブックをそれぞれのデバイスで統一して使うようにすると、間違えなくていいでしょう。

Androidの場合 iPhoneの場合

日本語版 SkyDrive でも「Excel アンケート」開始

日本での SkyDrive の Excel Survey は?で紹介した SkyDrive の「Excel Survey」こと「Excel アンケート」が日本でも実装されました。
「作成」内に「Excel アンケート」が表示された

ファイル名を付けて作成開始すると、日本語のウィザードで進めます。

ウィザードも日本語表記

これでもう、いちいち言語の変更をしなくても済みますね。

日本での SkyDrive の Excel Survey は?

Inside SkyDrive で、2012年11月8日に Excel surveys now available が発表されました。
SkyDrive上でExcel Web Appを使った、調査フォームが作成できるというものです。

ブログの記事には

Excel surveys will be rolling out over the next 24 hours in the US, and worldwide in the near future, so if you don’t see them in your SkyDrive yet, you will soon.

とあります。日本語に訳してみると「SkyDrive の Excel Survey がまだ表示されていなくても、24時間以内に順次表示されるようになる・・・」と読めます。しかし、私のSkyDriveでは、もう3ヶ月が経とうとしているのに、まだ使えるようになりません。
SkyDrive の「作成」内に「Excel Survey」がない

そこで、物は試しに、表示の「言語」を「日本語」から「英語(米国)」に切り替えてみました。表示言語の切り替えは、SkyDrive ページ内の下の方にあります。
SkyDrive の表示言語の切り替え

「English (United States) – 英語(米国)」を選択したら、「保存」を押します。
言語を「英語(米国)」に変更

「英語(米国)」に切り替えてから、「作成」である「Create」を開いてみると・・・。

出ました!「Excel Survey」が表示されています。

「Create」を開いてみた

どうも、日本語版 SkyDrive だと、未対応なようですね。とりあえず、このまま、Excel Survey で作ってみましょう。

「Excel Survey」を選択すると、「New Microsoft Excel Survey」が表示されました。入力欄に任意のファイル名を入力して、「Create」を押します。

New Microsoft Excel Survey

Excel Web Appが開き、「Edit Survey」という編集画面が開きました。
Excel Web App の Edit Survey

「Edit Survey」には、4つの項目が見えます。英訳するとこんな感じです。

  • Enter a title for your survey here:ここにあなたの調査のためのタイトルを入力
  • Enter a description for your survey here:ここに調査のための説明を入力
  • Enter your first question here:最初の質問を入力
  • Add New Question:新しい質問を追加

とりあえず、「タイトル」や「説明」を適当に入力して、「Edit Survey」画面の右下の方にある「Close」を押します。
「Edit Survey」画面の右下

「Would you like to save your survey?」と表示され、保存するかどうか聞かれますので「Save」を押します。

Excel Web App が開きます。SkyDrive に戻りましょう。

今作ったExcel Survey ファイルを選択します。すると、「Upload」の右に「Survey」コマンドが表示されました。
image
「Survey」を開くと、メニューが表示されました。
image

ここまでできたので、表示言語を「日本語」に戻してみました。
Language で「日本語 - Japanese」を選択して「Save」を押す

「日本語」に戻すと「Survey」の部分は「アンケート」と表示されました。作った Excel Survey ファイルを選択して、「アンケート」-「アンケートの編集」を選択。
「日本語」で Excel Survey を選択してみた

日本語での Survey 編集画面はこんな感じです。英語で「Enter your first question here」と表示されていた部分を選択すると、質問項目を設定できます。質問とその説明を入力し、「回答のタイプ」などを設定します。
質問項目を選択してみたところ

「回答のタイプ」は、一言の「テキスト」や数行入力できる「段落の内容」の他、「数値」、「日付」「時間」「Yes/No」「選択肢」とありました。
image
選択した項目によっては、設定内容が変わることもあります。

入力や設定ができたら「完了」を押せば、質問の出来上がりです。

出来上がったら、編集画面下の「アンケートの共有」を押します。
image

公開先URLが表示されます。URLの文字列が選択されているのを確認して、右クリックするか、Ctrl+C キーを押してコピーします。なお、URLが長い場合は、「短縮」を押すと、短いURLにもなります。
リンクを取得の画面 

URLがコピーできたら「完了」を押します。すると、「リンクを取得」の画面が閉じました。取得したURLは、メールやブログ内などで知らせます。なお、このURLから調査結果を見ることはできません。

調査フォームのページがどんなふうに表示されるかは、編集画面下の「保存して表示」を選択すると表示できました。
アンケートページのプレビュー

公開した調査フォームのページから送信された情報を見たい場合は、SkyDrive の該当 Excel Survey ファイルを開きます。
アンケートページから送信されてきた質問への回答

SkyDrive の「言語」が「日本語」だと、新たに Excel Survey ファイルが作れませんが、一旦英語にして、Excel Survey ファイルを作ってしまえば、もう、日本語に戻してもExcel Survey ファイルが利用できました。

回答は、日本語で書いて送信しても特に文字化けもなく、問題ないと思いました。

いつ日本語版 SkyDriveでも「Excel Survey」が表示されるのか?そして、その際に「Excel Survey」がどんな日本語で表記されるのか?とても、興味があるのでした。

2013年3月8日 追記:
日本語版 SkyDrive でも実装されました。日本語版 SkyDrive でも「Excel アンケート」開始でどうぞ。

OneNote for iPhone で共有されたノートブックを閲覧したい【謎解き編】

OneNote for iPhone で共有されたノートブックを閲覧したい【解決編】の続き。

それにしても、何故、こんなことになっているのでしょう?SkyDrive では、個々のファイルで共有設定ができるようになりました。iPhone for OneNote もそれでできると思ってしまったわけなのですが。

しかし、この考えが間違いの元のようです。

OneNote for iPhone の日本語版が公開されるずっと前に英語版が公開されたわけです。それが、いつ公開されたのかとSkyDriveの新機能導入とを考えてみると・・・。

  1. 2011年上旬:OneNote for iPhone 英語版公開
    この時期、SkyDriveでは、フォルダー単位の共有しかできなかった
  2. 2011年11月:ファイル単位でも共有ができるようになった
  3. 2011年12月:OneNote for iPhone 日本語版公開

英語版 OneNote for iPhone が公開されたとき、SkyDriveの共有方法がフォルダー単位でした。2011年11月に追加された「ファイル単位での共有」が 2012年1月現在の OneNote for iPhone では、まだ反映されていないのではないでしょうかね。

OneNote for iPhone で共有されたノートブックを閲覧したい【解決編】

OneNote for iPhone で共有されたノートブックを閲覧したいの続き。

いろいろやってみたのですが、どうしても私のサブ Windows Live ID では、共有されたノートブックを iPhone の OneNote アプリで表示させることができません。

そんな中、英語版 Microsoft Answers に同様の質問があり、その回避策がコメントされているのを教えていただきました。(感謝!)

How can I access shared notebooks on OneNote for iPhone and iPad? – Microsoft Answers

これを読みましたら、SkyDrive 上の共有された OneNote ノートブックを iPhone の OneNote アプリで閲覧するには、共有元でノートブックだけを共有するのではなく、フォルダーごと共有してあげないといけないとのこと。

そこで、共有しようと思っているOneNoteのノートブックが保存されているフォルダーの共有の状態を確認してみたところ、確かに「このフォルダーは共有されていません」となっています。

「フォルダーの共有」の状態を確認すると「このフォルダーは共有されていません」となっている!

では、この共有したいノートブックが保存されているフォルダーを次のようにして、共有させてみました。

  1. これから「共有」するのが「フォルダー」になっているのを確認し、クリックします。
    「共有」
    ※もう一つ、上の階層の「フォルダー」を選択して作業している場合、ただ単に「共有」となっていることでしょう。その説明文で「フォルダー」を指していることを確認して作業してみてください。
    フォルダーを選択して、共有作業をする場合
  2. そのフォルダー名の「共有」のダイヤログが表示されます。共有したい相手の OneNote for iPhone で使っている Windows Live ID を「宛先」欄に入力。必要があればメッセージを入力し、「共有」ボタンをクリック。
    そのフォルダー名の「共有」のダイヤログ
  3. 「共有しています」と表示されるので、しばらく待ちます。

このように、フォルダーを共有後、共有元の Windows Live ID を使って、OneNote for iPhone にサインイン。閲覧可能なことを確認します。
メイン Windows Live ID での OneNote for iPhone

次に、共有された Windows Live ID を使って OneNote for iPhone にサインインすると・・・

出ました。共有されています。
iPhone for OneNote にサブの Windows Live ID でサインイン

この共有フォルダー内に新しいノートブックを追加作成してみました。Windows Live ID を使って OneNote for iPhone にサインイン。しかし、これは、自動的に表示されていませんでした。そこで、[ノートブック] タブで、OneNote Mobile の [設定] ボタンをタップし、表示された「設定」画面の[ノートブックの設定] を開いて見ると!共有されたノートブックが「オフ」になってあります。これを「オン」にすると表示されました。

IMG_0868

と言うことで、OneNote for iPhone でノートブックを共有したい場合は、SkyDrive 上のその人と共有したフォルダー内にノートブックを作成(保存)してみてください。

2012年1月19日 追記:
もしかしたら!と言う原因を考えてみました。この続きは、OneNote for iPhone で共有されたノートブックを閲覧したい【謎解き編】でどうぞ。

SkyDrive 上にある OneNote のノートブックが OneNote for iPhone で閲覧できない

Office OneNote 2010を持っています。SkyDrive 上に保存し、他のパソコンとも共有して便利に使っていました。先日、OneNote for iPhone が出たとのことで早速、使ってみました。そうしたところ、SkyDrive のとあるフォルダーに保存してあるノートブックだけが表示されません。他のフォルダーのノートブックは閲覧できるのです。どうするといいのでしょう?

実際に確認してみました。

まず、OneNote for iPhone でサインインすると、「個人用(Web)」と言う既定のノートブックが出来上がります。
OneNote for iPhone アプリを起動

この「個人用(Web)」である既定のノートブックは、SkyDrive 上の「ドキュメント」フォルダー内で見つかります。
SkyDrive 上の「ドキュメント」フォルダー内

では、SkyDrive 上の色々なフォルダーに、OneNote のノートブックを新規作成してみます。OneNote の新規ノートブックは、SkyDrive 上部にある「作成」より OneNote のアイコンをクリックするとできるようになっています。
SkyDrive 上部にある「作成」

「Microsoft OneNote ノートブックの新規作成」画面が表示されたら、新しく作りたいノートブックの名前を入力し「作成」ボタンをクリックします。
「Microsoft OneNote ノートブックの新規作成」画面

これで、新しいノートブックが作成できます。
新しいノートブックができた

さて、新規作成してみたのは、下記の4つのフォルダー内。

  1. 「ドキュメント」 フォルダー内
    OneNote for iPhone でサインインすると出来上がる「個人用(Web)」既定のノートブックが保存されている所と同じフォルダー
    SkyDrive 上の「ドキュメント」フォルダー内
  2. SkyDrive 上の一番浅い所
    SkyDrive 上の一番浅い所
  3. 「ファイル」での「任意」のフォルダー内
    「ファイル」での「任意」のフォルダー内
  4. 「写真」フォルダー
    「写真」フォルダー

各ノートブックには、わかりやすく保存されているフォルダー名を付けておきました。

では、このように新たにOneNoteのノートブックを作って、OneNote for iPhone でサインインしてみました。

表示されたのは、「ドキュメント」 フォルダーとSkyDrive 上の一番浅い所、そして、「ファイル」で任意のフォルダー内に作ったノートブックでした。
OneNote for iPhone でサインインしてみた

写真フォルダー内は、表示されません。「ノートブックの設定」で表示できるようにならないか確認してみましたが、ここでも「写真」フォルダー内に保存したノートブックは見当たりません。
「ノートブックの設定」

つまり、ドキュメントフォルダーに保存されているノートブックは、OneNote for iPhone で閲覧できますが、写真フォルダーでは、閲覧できないようです。そこで、写真フォルダーに保存されているノートブックを OneNote for iPhone で閲覧できるようにしたい場合、ノートブックを「ファイル」か「ドキュメント」内のフォルダーに移動させるか、そのフォルダーを「写真」用から「ドキュメント」用フォルダーに変更します。

SkyDrive 内のファイルを移動する方法

  1. 移動したいファイルを選択します。
    ファイル名をクリックすると開いてしまいますので、チェックボックスにチェックを付けるといいでしょう。
    SkyDrive での「詳細ビュー」
    チェックボックスが表示されていない場合、表示方法が「縮小表示」になっているのでしょう。「詳細ビュー」に切り替えます。
    「縮小表示」と「詳細ビュー」の切り替え
  2. 右側にメニューが表示されますので、「移動」をクリック。
    右側にメニュー
  3. 「選択したアイテムの移動先」が表示されます。
    「選択したアイテムの移動先」
  4. 移動先を選択し、「移動」ボタンをクリックします。

SkyDrive でのフォルダーの種類を変更する

  1. SkyDrive 内のフォルダーを選択します。フォルダー名をクリックすると、フォルダーが開いてしまいます。チェックボックスにチェックを付けるといいでしょう。
    ※フォルダーの種類を変更できるのは、ユーザーが作成したフォルダーのみです。SkyDrive 内に最初からあったフォルダーは種類を変更できません。
    SkyDrive での「詳細ビュー」
  2. 右側にメニューが表示されます。その中の「情報」をクリックして開きます。
    右側にメニュー
  3. 「情報」内に「フォルダーの種類」があります。変更できるフォルダーの場合、「変更」が表示されていますので、クリック。
    「情報」内
  4. 「フォルダーの種類の変更」ページに移動します。
    「フォルダーの種類の変更」ページ
    「ドキュメント」と「写真」のフォルダーの種類が変更できます。適切な種類に変更し「保存」ボタンをクリック。

このようにして、変更すると OneNote for iPhone で表示されるようになりました。

OneNote for iPhone