OneDrive の「%E7%94%BB%E5%83%8F」フォルダー

Windows 10 で OneDrive を利用しています。ある時、「%E7%94%BB%E5%83%8F」というフォルダーが出来上がっているのに気がつきました。中には、「カメラロール」と「スクリーンショット」フォルダーが入っています。これは、どうなっているのでしょう?

この現象は、Windows 10 の OneDrive アプリ(バージョン 2018 ビルド 18.151.0729.0012)で「自動保存」にある「重要なフォルダーを保護する」で「写真」フォルダーを保護するよう設定すると起こります。

再現のステップ

  1. 通知領域の「OneDrive」アイコンを押して、「その他」-「設定」と進みます。
    通知領域の「OneDrive」アイコンを押して「その他」を開く
  2. 「Microsoft OneDrive」のダイアログボックスを開きますので、「自動保存」タブにある「重要なフォルダーを保護する」の「フォルダーの更新」ボタンを押します。
    「自動保存」タブ
  3. 「重要なフォルダーの保護を管理する」画面が開き、「デスクトップ」「写真」「ドキュメント」で「保護の開始」を実行します。
    「重要なフォルダーの保護を管理する」画面
  4. 「OneDrive」内に「%E7%94%BB%E5%83%8F」フォルダーが新規に出来上がります。
    4.「OneDrive」内に「%E7%94%BB%E5%83%8F」フォルダーが

「%E7%94%BB%E5%83%8F」を文字化けを確認できるエンコードマニアックスで調べてみるとが「画像」となりました。

OneDrive 内には、もともと「ドキュメント」と「画像」フォルダーがありました。「重要なフォルダーの保護を管理する」を実行すると、「デスクトップ」フォルダーが新規作成されます。ローカル内の「ドキュメント」フォルダーは、OneDrive の「ドキュメント」フォルダーへ移動します。ローカル内の「ピクチャ」フォルダーは、OneDrive の画像関係のフォルダーへ移動するはずです。

どうも、本来は、OneDriveの「画像」内に入れるべきところが文字化けしているために、別フォルダーとして新規に出来上がってしまう模様です。

なお、「重要なフォルダーの保護を管理する」画面で「写真」の「保護の解除」をしても、ローカルの「ピクチャ」フォルダーに OneDrive に移動した画像ファイルは戻りません。

image

そして、「%E7%94%BB%E5%83%8F」フォルダーを削除してしまうと「写真」の保護は解除されますが、中に保存されていた画像も削除されてしまいます。そこで、「%E7%94%BB%E5%83%8F」フォルダーを削除したい場合は、中に保存されている画像ファイルを OneDrive の「画像」フォルダー内に移動させてから、削除してください。これで、ローカルの「ピクチャ」フォルダーにあったファイルは、OneDrive で保存されます。

参考:[ドキュメント]、[画像]、[デスクトップ] のフォルダーを OneDrive と同期する – Office サポート

この現象は、おかしいので「フィードバックHub」で報告済みです。

OneDriveの設定で「重要なフォルダーを保護する」の「写真」を実行すると文字化けしたフォルダーができあがる

「重要なフォルダーの保護を管理する」を実行する場合は、現象が修正されるまで「写真」を含めずに実行してみてください。

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OneDrive に保存してあるファイルを上書き保存したので元に戻したい

OneDrive を使っています。OneDriveに保存してあるファイルを開いて、編集しました。別の名前を付けて保存しようと思っていたのに、うっかり上書き保存してしまいました。何とか元のファイルに戻せないでしょうか?

Microsoft Office の WordやExcel といったデスクトップアプリだと、「ファイル」-「情報」にある「ドキュメントの管理」の「バージョン履歴」を使って元に戻せることがあります。

Word 2016 で「ファイル」-「情報」と開いた

Office 製品以外の場合は、OneDrive.com でも、過去の履歴が保存されている場合があります。次のようにして確認します。

  1. ブラウザで OneDrive.com へサインインします。
  2. 該当ファイルを選択し、上部のバーの「・・・」ボタンを押します。
  3. 表示されたメニューから「バージョン履歴」を選択します。
    該当ファイルを選択し、上部のバーの「・・・」ボタンを押したところ
  4. 上書き保存する前の更新日のものを選択します。

OneDrive で青い点が表示された

OneDrive を利用しています。先ほど、OneDrive に新しいフォルダーを作ってファイルを保存しました。それを Web 上の OneDrive.com で見たところ、ファイルやフォルダーに青い点がついていました。これは、何なのでしょう?

OneDrive.com にアクセスした際に、こんな感じの青い点が表示されているのかと思います。

OneDrive.com リスト形式のフォルダー

拡大表示

この青い点は、右上にある「表示オプション」で「タイル」に切り替えるとはっきりします。

右上にある「表示オプション」

この青い点は、ファイルやフォルダーを新規に作成したり保存したりすると表示されます。

OneDrive.com でタイル表示

そして、24時間以上経過したら消えました。これは、「最近、新規に作成された」という印です。

24時間以上経過

参考:OneDriveにアップロードしたファイルの名前の青いマークはどういう意味でしょうか

Beautifully useful: Introducing a new look for OneDrive. – Microsoft Tech Community

上記ブログの「Quickly locate new files」に「which is a small gleam that looks like eyelashes above files and folders. 」とありました。「まつ毛のような印」とのことです。

Windows 10 Ver.1803 エクスプローラー

OneDrive の状態を示すチェックマークに関して、エクスプローラーのナビゲーションウインドウにOneDrive の同期の状態を示すチェックマークがないで、Windows 10 Ver.1709 のエクスプローラーの仕様を紹介しました。

さて、Windows 10 Ver.1803 では、「ファイル オンデマンド」が有効になっている環境で、エクスプローラーのナビゲーション ウインドウにフォルダーの状態を示すマークが表示できるようになりました。

まず、Windows 10 Ver.1803 でOneDrive の「ファイル オンデマンド」が無効の場合、エクスプローラーのナビゲーション ウインドウに同期の状態を示すマークが表示されます。

image

これを OneDrive の「設定」タブで「ファイル オンデマンド」にチェックを付けます。すると、エクスプローラーのナビゲーション ウィンドウには、フォルダーの状態を示すマークは表示されません。

image

この状態から設定を次のようにして変更します。

  1. エクスプローラの「表示」 タブで「オプション」を押す。
    image
  2. 「フォルダー オプション」の「表示」タブを選択
  3. 「詳細設定」の「ナビゲーション ウィンドウ」にある「可用性の状態を常に表示する」にチェックを付ける。
    image
    ※「可用性の状態を常に表示する」は、Ver.1803 から追加されています。
  4. 「フォルダー オプション」を「OK」ボタンで閉じます。

以上で、「ファイル オンデマンド」の設定がオンの場合、エクスプローラーのナビゲーション ウィンドウにOneDrive との状態を示すマークが表示されます。

image

エクスプローラーのナビゲーションウインドウにOneDrive の同期の状態を示すチェックマークがない

Windows 10 で OneDrive を利用しています。エクスプローラーを開いた際、気がついたらナビゲーション ウインドウの OneDrive にあるフォルダーに同期を示すチェックマークが表示されなくなっていました。右側では、ちょっと違っていますが、チェックマークがついています。どうすると、以前のようにナビゲーション ウィンドウにもチェックマークがつくようになるのでしょう?

Windows 10 でエクスプローラーを開いた際に、こんな感じの表示になっているのだと思います。

OneDriveの「ファイル オンデマンド」が有効

右側のOneDrive内にあるフォルダーの同期を示すマークもちょっと変わっているのに、お気づきでしょうか?これは、OneDrive の設定で「ファイル オンデマンド」を有効にしてある場合です。「ファイル オンデマンド」は、Windows 10 Ver.1709 から追加された機能です。

Windows 10 IP:OneDrive でディスク容量を消費せずにすべてのファイルが表示できる  で紹介しましたが、表示されているマークはこんな感じです。

image雲の印は、見えるけれどもダウンロードしていない状態です。利用したい場合は、インターネットに接続されている環境でダウンロードします。

image矢印が回っている印は、更新中です。しばらく待ちます。

image印は、ダウンロード済みなので、インターネットにつながっていなくてもファイルが利用可能です。

imageは、ファイルやフォルダーを右クリックして「このデバイス上で常に保持する」を選択した場合です。この印がついていると、常に同期されるようになります。

例えば、別のPCでフォルダー内にファイルを作成した場合。imageチェックがついているフォルダーだと、中のファイルは、ほかのパソコンからだとimage雲マークで表示されます。このため、ほかのパソコンで利用するには、ダウンロードしなければなりません。しかし、image フォルダーの場合は、自動的にダウンロードまでしてくれます。

ということで、「ファイル オンデマンド」を有効にすることで、OneDrive に保存してあるファイルがすべてエクスプローラーに表示されるようになりました。しかし、見えるだけで実際のファイルは、OneDrive 上にあります。おかげで、パソコン内の容量不足から解消されます。

ただし、「ファイル オンデマンド」が有効になると、エクスプローラーのナビゲーション ウインドウにある OneDrive 内のフォルダーには、何の印もつかなくなります。

通知領域にある OneDrive アイコンを右クリックして、表示されたメニューから「設定」を選択します。「設定」タブの「ファイル オンデマンド」内にある「容量を節約し、ファイルを使用するときにダウンロード」にチェックがついていることでしょう。

「Microsoft OneDrive」の「設定」タブ

「容量を節約し、ファイルを使用するときにダウンロード」のチェックを外します。「ファイル オンデマンドを無効にする」の確認メッセージが出ますので、「OK」ボタンを押します。「Microsoft OneDrive」も「OK」ボタンで閉じます。

以降、エクスプローラーを開いた際には、ナビゲーション ウインドウにも同期を示すチェックマークが表示されるようになります。

image

なお、この仕様は、Windows 10 Ver.1803 から変わります。詳細は、Windows 10 Ver.1803 エクスプローラー でどうぞ。

OneDrive で見知らぬ人からの共有を削除したい

OneDrive を使っています。先日、スマホに OneDrive アプリをインストールしてみました。いろいろ見ているうちに「共有」というところに見知らぬ人からファイルが共有されていることに気がつきました。全く面識のない人なので、共有されているファイルを非表示にしたいのです。こんな場合、どうするといいのでしょう?

iPhoneの OneDrive アプリでも、下部に「共有アイテム」が見つかります。それを開いてみて、見知らぬ人が表示されたのかと思います。

iPhoneの OneDrive アプリの「共有」アイテム

確かに、ここに見知らぬ人が表示されるというのは、何とも不気味です。

OneDrive の共有方法には、共有したい相手のメールアドレスを入力して、お知らせするという方法があります。

参考:OneDrive.com の「共有」が新システムに!

一般的には、メールアドレスを入力すると、People などに登録されているメールアドレスかどうか確認してくれます。登録されていない場合は、登録名が表示されず、メールアドレスだけの表示になります。ここで、「おかしい」と感じたらメールアドレスを確認するはずなのですが、無視して共有してしまったのでしょう。

しかし、見ず知らずの人に共有を解除してもらうよう連絡するもの難しいことです。こういう場合は、iPhoneの OneDrive アプリでは次のようにします。

  1. iPhoneの OneDrive アプリを起動し、「共有アイテム」を開きます。
  2. 共有を解除したい人を選択します。
  3. その人が共有しているフォルダーのすべてが表示されますので、右上にある縦の「・・・」ボタンをタップします。
  4. 表示されたメニューから「共有リストから削除」をタップします。
    該当者の共有フォルダーを開き縦の「・・・」ボタンをタップしたところ
  5. 確認のメッセージが表示されるので、「OK」ボタンをタップします。
    image

スマホではこんな感じで共有リストから削除できます。なお、PCを使ってWeb 上の OneDrive.com からでも作業可能です。

  1. PCのブラウザを使ってWeb上の OneDrive.com へアクセスし、左側にある「共有」を選択します。
  2. 共有を解除したフォルダー、もしくはファイルを選択します。
    マウスポインターを持っていくと、丸印が表示されますので、それをクリックすると、選択できます。
    OneDrive.comの「共有」
  3. 選択されると上部にコマンドバーが表示されますので、「・・・」をクリック
    フォルダーを選択してみた
  4. メニューが表示されるので、「共有リストから削除」をクリック
    コマンドバーの「・・・」を押してみた
  5. 確認のメッセージが表示されるので、「削除」ボタンを押します。
    フォルダーを削除してアクセスを拒否しますか?
    ※この確認メッセージには、「このフォルダーを迷惑フォルダーとして報告する」の項目があります。悪質な場合は、チェックをつけて「削除」ボタンを押してください。

以上で共有リストから削除されたのを確認します。なお、こちらでできるのは、共有されたものをリストから削除することだけです。相手側の OneDrive からは削除されません。ただ、迷惑メールとして報告すると、相手側のMicrosoft アカウントが何らかのペナルティーを受けるかもしれません。

さて、この記事を読んで、自分は適切に共有できているだろうか?と心配に思った場合、どのフォルダーをどなたと共有しているのか、確認してみましょう。

  1. PCのブラウザを使ってWeb上の OneDrive.com へアクセスし、左側にある「共有」を選択します。
  2. 誰かとOneDriveを共有した覚えがある場合、上部に「共有元:自分」が表示されていることでしょう。共有したフォルダーやファイルなどを選択。
    ※共有した覚えがない場合は、「共有元:自分」は表示されません。
  3. 右上にある丸印「i」を押します。
    右上にある丸印「i」
  4. 右端に情報が表示されます。「アクセス権を持つ」の部分に共有した相手が表示されます。適切に共有してあるかどうか確認します。

OneDrive にサインインしようとすると「OneDrive と OneDrive for Business の両方に使われています」と表示される

Windows 10 を使っています。「OneDrive をセットアップする」というポップアップ画面が表示されました。Microsoft  アカウントを入力して、「サインイン」ボタンを押してみたところ、「OneDrive と OneDrive for Business の両方に使われています」と表示されました。Web 上の OneDrive.com でも似たような感じで OneDrive と OneDrive for Business のどちらでサインインするのか聞かれます。私は、OneDrive for Business を利用していません。誰かが私の Microsoft アカウントを OneDrive for Business でも利用できるようにしているのでしょうか?こんな場合、どうするといいのでしょう?

Windows 10では、OneDrive が利用できるよう標準で組み込まれています。この設定をすることで、エクスプローラー上でOneDriveのファイル管理が容易にできるようになります。

始めて利用する場合は、スタートメニューの「OneDrive」を押します。「OneDrive をセットアップする」が表示されますので、入力欄に Microsoft アカウントを入力して、「サインイン」ボタンを押します。

「OneDrive をセットアップする」画面

さて、質問者さんは、こんな感じの表示になったのだと思います。

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通常は、「サインイン」ボタンを押すと、パスワードの入力画面に切り替わります。しかし、下部に「このメールアドレスは、OneDrive と OneDrive for Business の両方に使われています。最初にどちらにサインインしますか?」と表示されており、「個人用」と「職場または学校」の両方のボタンが表示されています。

image

試しに、「職場または学校」を押してみます。すると、上部に「Office 365」と表示されているパスワード入力画面に切り替わります。

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パスワードを入力して「サインイン」ボタンを押してみるのですが、「メールまたはパスワードが正しくありません」とエラー表示になってサインインできません。

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再度、「OneDrive をセットアップする」を表示させて、Microsoft アカウントを入力し、「個人用」ボタンを押します。今度は、「Office 365」のない「パスワード入力」画面になります。パスワードを入力すると、サインインできセットアップすることができます。

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この現象は、ブラウザで OneDrive.com へサインインする際にも起こります。この場合も、サインインしようすると「OneDrive」と「OneDrive for Business」のどちらでサインインするのか聞いてきます。

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誰かが、自分の Microsoft アカウントを使って OneDrive for Business へサインインしているのだろうか?自分は、OneDrive for Business のパスワードを知らないだけなのではないか?と心配になるかと思いますが、そういうことではありません。

この現象は、Microsoft アカウントに設定してあるメールアドレスのドメイン(@マークの右側)の部分によるものです。

Microsoft としては、Microsoft アカウントに Microsoft の Web メールである、@Outlook.com や @Outlook.jp などを利用するよう推奨しています。しかし、Microsoft アカウントは、自分がよく使うメールアドレスを設定することも可能です。Gmail や Yahoo メールを指定している方も多いでしょう。そして、プロバイダーのメールアドレスも Microsoft アカウントにすることができます。

ただ、Gmail や Yahoo メール(2018年8月14日追記:Yahoo メールでも表示されるようになったという情報が入りました)を Microsoft アカウントにしても、今回のような「OneDrive」と「OneDrive for Business」のどちらでサインインするのか?とは聞かれません。しかし、日本では割と有名な Nifty や So-net といったプロバイダーのメールアドレスを Microsoft アカウントにすると起こります。私もこの現象をMicrosoft アカウントにしたNiftyのメールアドレスで確認しています。

こういった プロバイダーのメールアドレスを 法人用 Office 365 のアカウントに設定されると、以降、同じドメインでサインインした際に、「あなたも法人用 Office 365 でサインインするのか?」と聞いてくるようになってしまいます。そして、この現象は、そのドメインを使う限り、個人では回避することができません。

「OneDrive」と「OneDrive for Business」のどちらでサインインするのか?と聞かれないようにしたい場合は、Microsoft アカウントにサインインする際のメールアドレスを Microsoft の Web メールに変更する必要があります。これは、現在の Microsoft アカウントに「アカウント エイリアス」と呼ばれる予備のメール アドレスや電話番号などを追加登録します。以降は、追加した「アカウント エイリアス」を使います。

次のようにしてみてください。

  1. Microsoft にサインインする方法の管理 にサインインする。
  2. 「アカウント エイリアス」で「メールの追加」を押す。
  3. 「エイリアスの追加」で「新しいメール アドレスを作成し、エイリアスとして追加する」を選択。
  4. アカウント名(@マークの左側の部分)を入力して「エイリアスの追加」ボタンを押す。
    ※ドメイン(@マークの右側)は、outlook.jp だけでなくoutlook.com も選択可能です。「エイリアスの追加」

これで、「Microsoft にサインインする方法の管理」の「アカウント エイリアス」に新しい Microsoft Web メールアドレスが追加されたことでしょう。以降は、この新しい Microsoft Web メールアドレスでOneDrive にサインインすれば、「OneDrive」と「OneDrive for Business」のどちらでサインインするのか?と聞かれずに済みます。なおかつ、サインインした OneDrive 内は、元の Microsoft アカウントで使っていたものと同じです。

なお、新しい Microsoft Web メールアドレスをメインにし、元のプロバイダーのメールアドレスを削除してしまうことも可能です。次のようにします。

  1. Microsoft にサインインする方法の管理 にサインインする。
  2. 追加した新しい Microsoft Web メールアドレスの「プライマリにする」を押す。
  3. 追加した新しい Microsoft Web メールアドレスで「(プライマリ エイリアス)」と表示されたのを確認する。
  4. 今まで、プライマリ エイリアスだった プロバイダーのメールアドレスで「削除」を押す

参考:Microsoft アカウントの「プライマリ エイリアス」とは?

個人用アカウントの名前を変更する

2019年1月11日 追記:
ブラウザーで OneDrive.comOutlook.com へサインインしようとした際の表示が変わりました。Microsoft アカウントでサインインしようとすると「もう少し情報が必要です」と表示された でどうぞ。

Windows 10:OneDrive の「設定」ボタンが変更

Windows 10の通知領域にある OneDrive アイコンを押してみたところ、「設定」ボタンが変更されているのに気がつきました。2017年12月12日現在、縦の「・・・」ボタンになっています。

通知領域の「OneDrive」アイコンを押したら、見慣れぬボタンが!

以前は、下記画像のような「歯車」マークだったのです。

以前の OneDrive

押してみると、以前は、OneDriveの「設定ダイアログ」が表示されるボタンでしたが、メニューが表示されて、いろいろ選べるようになっています。

「・・・」ボタンを押してみた

通知領域の「OneDrive」を右クリックしたときのメニューが入っているようです。

通知領域の「OneDrive」を右クリック

バージョンは、2017 (ビルド 17.3.7131.1115)でした。

OneDrive のバージョン情報

Windows 10:Ver.1709 にしたのに OneDrive のオンデマンド機能が使えない

Windows 10 Fall Creators Update をしました。Windows 10 は、Ver.1709 になったのですが、OneDrive は、旧バージョンのままで、オンデマンド機能が使えるようになっていませんでした。これは、どうなっているのでしょう?

OneDrive のオンデマンド機能は、2017年6月14日、Insider Preview 版の際に Windows 10 IP:OneDrive でディスク容量を消費せずにすべてのファイルが表示できる で紹介しました。オンデマンド機能が使えるようになると、OneDrive の「設定」タブに「ファイルのオンデマンド」という項目が表示されます。

「Microsoft OneDrive」の「設定」タブ(2017年2017年6月14日)
※上記画像は、2017年6月14日の時のものです。

ところが、Windows 10 Ver.1709 になっているのに、我が家の環境でもOneDrive の「設定」タブを開いても「ファイルのオンデマンド」が見当たりません。

OneDrive の「設定」タブに「ファイルのオンデマンド」がない

日本語版のサポートページは、OneDrive のファイル オンデマンドについて – OneDrive なのですが、これを英語版に切り替えてみました。

Learn about OneDrive Files On-Demand – OneDrive

すると、NOTE の部分にこんな情報が見つかりました。

Note: You’ll know that Files On-Demand is turned on if you see the status icons next to your files in File Explorer, as shown in the video. OneDrive Files On-Demand requires Windows 10 Fall Creators Update (version 16299.15 or later) and OneDrive build 17.3.7064.1005 or later. Why don’t I see the Files On-Demand options in OneDrive settings? Files On-Demand might not be compatible with some third-party antivirus solutions.

訳:
注: ビデオに示すように、ファイルエクスプローラでファイルの横にステータスアイコンが表示されている場合は、オンデマンドでファイルがオンになっていることがわかります。オンデマンドの OneDrive ファイルには、Windows 10 Fall Creators Update (バージョン16299.15 以降) と OneDrive ビルド17.3.7064.1005 またはそれ以降が必要です。OneDrive の設定でファイルオンデマンドオプションが表示されないのはなぜですか。オンデマンドファイルは、一部のサードパーティ製のウイルス対策ソリューションと互換性がない可能性があります。

OneDrive のバージョンを確認してみたところ、バージョン 2016 (ビルド 17.3.6998.0830)でした。どうやら、オンデマンド機能のあるバージョンにすると、一部のサードパーティ製のウイルス対策ソリューションで問題が発生するもようです。この問題が解消されれば、オンデマンド機能のあるバージョンの OneDrive アップデート更新プログラムが配信されることでしょう。

なお、Windows 10 Ver.1709 にサードパーティ製のウイルス対策ソリューションをインストールしていない、Windows Defender だけという場合は、英語版のページから最新版の OneDrive セットアップファイルをダウンロードしてインストールしてみてください。OneDrive のインストール中画面が消えたら、PCを再起動させます。再起動後、OneDrive の「設定」タブに「ファイルのオンデマンド」が表示されるようになります。

OneDrive の「設定」タブに「ファイルのオンデマンド」が表示された

OneDrive が凍結されました

Windows 10 で Office Premium 搭載機を使っています。去年の今頃購入して、セットアップしました。1年間利用できるサブスクリプションが期限切れになっているのは、気がついていました。先ほど、OneDrive にアクセスしてみたところ、「OneDrive が凍結されています」と表示され、OneDrive 内を閲覧することができなくなっていました。こんな場合、どうするといいのでしょう?

OneDrive の「無料プラン」の場合、利用できる無料ストレージの容量は、5GB までです。ただし、昔から、OneDrive を利用していた方には、ボーナス容量が加算されている場合がありますので、数10GB多く持っていることもあります。

さて、Office Premium には、1年間利用可能なサブスクリプションとして「Office 365 サービス」がついてきます。これに、OneDrive が1TBまで使える特典がついているのです。1TB とは、1024GB のこと。ものすごい大きな容量が使えます。このサブスクリプションが利用できる期間に、無料ストレージの容量を超えて、OneDrive 内にファイルを保存します。Office 365 サービスの利用期間が終わると、OneDrive が凍結され、利用できなくなります。

参考:どういう意味 OneDrive アカウントが固定されている場合ですか。 – OneDrive

What does it mean when your OneDrive account is frozen? – OneDrive

上記の Microsoft のサポートページ、日本語版の解説があるのですが、機械翻訳です。米国版で見ると、「frozen」なっている部分を本来「凍結」と訳されるはずが「固定」となっていました。また、情報が少々古いようです。

OneDrive のストレージ容量の制限を超えてしまうと、OneDrive.com にサインインした際に、OneDrive 内に保存してあるすべてのファイルが削除される日が表示されます。猶予は、90日間です。その間に、「容量を追加する」か「ファイルのクリーンアップ」をします。

まず、「ファイルのクリーンアップ」をした場合、「OneDrive 内の最大のファイル」が表示されます。ここから、必要なファイルを「ダウンロード」を選択してPC内に移動します。そして、ファイルを削除して無料ストレージの容量内に収まるよう作業します。

なお、一時凍結の解除後、まだ無料ストレージの容量を超えて利用している場合は、30日後に再びOneDrive が凍結されます。そして、2度目の凍結解除はできません。2度目の凍結を受けてしまった場合は、「容量を追加する」を選択します。

「容量を追加する」を選択した場合、OneDrive の追加ストレージを取得できます。OneDrive の容量プランがあるのですが、有料です。なお、OneDrive の容量プランは、お住いの国や地域ごとに違います。確認は、下記ページからできるようになっています。

OneDrive 国/地域ごとの容量のプラン – OneDrive

日本の場合は、こんな感じのプランが表示されます。

OneDrive のプラントアップグレード(日本の場合)
※ Office 365 Solo だけしか表示されない場合:使っているブラウザの横幅を広げるか、画面を下へスクロールします。

日本の場合、Office 365 Solo を購入して 1TB の容量の OneDrive にするか、毎月249円(2017年10月16日現在:この料金は変動します)支払って50GB の容量の OneDrive にするか選択できます。

さて、ここで、1つ抜けているのに気がつきました。日本には、Office Premium 用の Office 365 サービス があります。これが、OneDrive のプランに表示されません。Office Premium を搭載している場合、Office 365 Solo を契約して、インストールすると厄介なことになります。OneDrive に 1TB の容量で契約したい場合、Office Premium 搭載機の場合は、必ず Office Premium 用の Office 365 サービス を購入してセットアップしましょう。1TB もいらない、50GB で十分という場合は、毎月払いにします。