Outlook. com の件名に【】が2組以上あるとメールが届かない

Twitter で教えてもらった情報です。

記事は、こちら。…Outlookの送信メールが……消えた…? – Qiita

上記ページでは、Microsoft のフリーメール @outlook.jp でブラウザでの Outlook.com からと Microsoft Office Outlook、そして、Thunderbird を使って確認できたとのこと。

そこで、私は、Windows 10 の「メール」アプリで @hotmail.com と @hotmail.co.jp、そして、@outlook.com でも確認してみたところ、同じ現象が確認できました。

例えば、メールの「件名」欄に下記のように記載して送信します。

  • テスト【確認】
  • 【テスト】【送信
  • 【テスト】【送信】

これらのメールは、相手に届きます。そして、届いたメールを返信します。返信メールにすると件名は次のようになります。

  • RE: テスト【確認】
  • RE: 【テスト】【送信
  • RE: 【テスト】【送信】

これらのメールを送信します。すると、下記の件名のメールは、相手に届きました。

  • RE: テスト【確認】
  • RE: 【テスト】【送信

しかし、下記の件名のメールは相手に届きません。しかも、「送信できなかった」というメッセージも送信者には届きません。

  • RE: 【テスト】【送信】

ということで、Microsoft のフリーメールアドレスを使っている場合は、件名が

RE: 【○○】【▽▽】

のような感じで、【】を2つ並べると相手に届きません。相手に届いていないということも、わからないので、大変です。

もうちょっと確認してみましたら、下記は届きました。

  • RE: 再送【テスト】【送信】

しかし、下記では、届きません。

  • RE:【テスト】【送信】再送

RE: の直後に 【】を2つ並べるとだめですね。

メールの「件名」欄には 【】を使わないようにしてください。使っても1組まで。また、全角では、「」や()、『』、半角では、() や [] なら大丈夫です。

私も件名で「これをはっきりとさせておきたい」という場合に、【確認】という感じで1組だけ使うことがよくあります。気をつけましょう。

https://platform.twitter.com/widgets.js

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Outlook.com からメールを送信すると携帯電話の番号を求められた

新規に Microsoft アカウントを取得しました。このアカウントで、Web 上の Outlook.com からメールを送信しました。そうしたところ、「アカウントを確認する」画面が表示され電話番号を入力するよう求められました。電話番号へコードを送るとあるのですが、私はコードが受け取れる携帯電話を持っていません。Microsoft アカウントを登録した際のメールアドレスにコードを送信してもらえるようにはできないのでしょうか?コードを入力しないとメールが送れないようです。こんな場合、どうするといいのでしょう?

Outlook.com から、初めてメールを送ろうとすると下記のような「アカウントを確認する」画面が表示されます。

アカウントを確認する

「国番号」と「電話番号」の欄があります。そして、「コードを送信」とあるように、SMS といったコードを受け取れる携帯電話の番号を入力します。固定電話の番号を入力し、「コードの送信」ボタンを押しても「この番号にテキスト メッセージを送信できません。」と表示されてしまいます。

これは、「スパムメール対策」のためです。この画面を「×」ボタンで消すと、メッセージ作成ページの下部には、「メッセージを送信できませんでした」と表示されます。そして、上部には、下記画像のように「迷惑メール防止のため、アカウントの確認をお願いします。」のメッセージもあります。

迷惑メール防止のため、アカウントの確認をお願いします。

そこの右にある「確認」を押してみてください。場合によっては、次のような画像認証の「アカウントを確認する」画面が表示されることでしょう。

画像認証の「アカウントを確認する」

画像認証になったら、その画面に描かれている英数字を正しく入力し、「確認」ボタンを押すと送信できるようになります。

しかし、どうしても画像認証の画面にならない場合は、身近にいる人のコードが受け取れる電話を借りてコードを受けとります。「アカウントを確認する」は、本人確認ではないので、ご自身の携帯電話でコードを受け取る必要はありません。そして、1回限りのことですので、Microsoft に借りた人の電話番号が登録されることもありません。

参考:Outlook.com アカウントを確認する方法 – Outlook

Outlook.com アカウントのブロックを解除する – Outlook

Microsoft アカウントまたは Outlook メールのブロックを解除する

Microsoft アカウントでサインインしようとすると「もう少し情報が必要です」と表示された

ブラウザーで Microsoft のサービスを利用するために、Microsoft  アカウントを入力して、「サインイン」ボタンを押してみたところ「もう少し情報が必要です」と表示されました。「職場または学校のアカウント」と「個人用アカウント」のどちらかを選択するよう促されます。これは、どういうことなのでしょう?

ブラウザーで OneDrive.comOutlook.com へサインインしようとした際に、こんな表示が出たのかと思います。

もう少し情報が必要です

この件に関しては、2018年1月11日に OneDrive にサインインしようとすると「OneDrive と OneDrive for Business の両方に使われています」と表示される でも解説しました。

この現象は、Microsoft アカウントに設定してあるメールアドレスのドメイン(@マークの右側)の部分によるものです。

Microsoft としては、Microsoft アカウントに Microsoft の Web メールである、@Outlook.com や @Outlook.jp などを利用するよう推奨しています。しかし、Microsoft アカウントは、自分がよく使うメールアドレスを設定することも可能です。Gmail や Yahoo メールを指定している方も多いでしょう。そして、プロバイダーのメールアドレスも Microsoft アカウントにすることができます。

ただ、Gmail を Microsoft アカウントにしても、今回のような「OneDrive」と「OneDrive for Business」のどちらでサインインするのか?とは聞かれません。しかし、日本では割と有名な Nifty や So-net、Plala といったプロバイダーのメールアドレスを Microsoft アカウントにすると起こります。

こういった プロバイダーのメールアドレスを 法人用 Office 365 のアカウントに設定されると、以降、同じドメインでサインインした際に、「あなたも法人用 Office 365 でサインインするのか?」と聞いてくるようになってしまいます。そして、この現象は、そのドメインを使う限り、個人では回避することができません。

さて、去年解説した際には、なかった表示が今回は見られるようになりました。「これが何度も表示されますか?個人用の Microsoft アカウントの名前を変更します。」の部分です。

リンクになっている部分を押すと「個人用 Microsoft アカウントのメール アドレスの変更」ページが開くようになりました。

image

このページにも、なぜこのような表示が出るのか解説されています。そして、表示されないようにする方法も紹介されています。

公式の解説がわかりにくい場合は、次のようにします。

  1. Microsoft にサインインする方法の管理 にサインインする。
  2. 「アカウント エイリアス」で「メールの追加」を押す。
  3. 「エイリアスの追加」で「新しいメール アドレスを作成し、エイリアスとして追加する」を選択。
  4. アカウント名(@マークの左側の部分)を入力して「エイリアスの追加」ボタンを押す。
    ※ドメイン(@マークの右側)は、outlook.jp だけでなくoutlook.com も選択可能です。「エイリアスの追加」
    ※「既に取得済みのメール アドレスを Microsoft アカウントのエイリアスとして追加する」には、Gmail や Yahoo メール、プロバイダーなどから取得した、まだ Microsoft アカウントにしていないメールアドレスを入力します。既に Microsoft アカウントにしたメールアドレスや、取得済みの Microsoft アカウントを入力することはできません。

これで、「Microsoft にサインインする方法の管理」の「アカウント エイリアス」に新しい Microsoft Web メールアドレスが追加されたことでしょう。以降は、この新しい Microsoft Web メールアドレスでサインインすれば「もう少し情報が必要です」と聞かれずに済みます。なおかつ、サインインした後は、元の Microsoft アカウントで使っていたものと同じです。

なお、新しい Microsoft Web メールアドレスをメインにし、元のプロバイダーのメールアドレスを削除してしまうことも可能です。次のようにします。

  1. Microsoft にサインインする方法の管理 にサインインする。
  2. 追加した新しい Microsoft Web メールアドレスの「プライマリにする」を押す。
  3. 追加した新しい Microsoft Web メールアドレスで「(プライマリ エイリアス)」と表示されたのを確認する。
  4. 今まで、プライマリ エイリアスだった プロバイダーのメールアドレスで「削除」を押す

Outlook.com にサインインできません

ブラウザを使って Outlook.com にサインインしてメールを送受信しています。それが、突然サインインできなくなりました。「問題が発生しました」と表示されます。こんな場合、どうするといいのでしょう?

この質問、2018年11月16日午前9時辺りから、寄せられています。私のアカウントでも、1つ発生しています。こんなエラーメッセージが出ます。

問題が発生しました

問題が発生しました

Outlook にサインインできません。期限切れのブックマークがあるために問題が発生した可能性があります。必要に応じて、https://outlook.live.com/owa/ にサインインしてブックマークを更新してみてください。

現象が起きないアカウントもありますが、質問数が多いので、Microsoft のサーバーの方で問題が発生していると見た方がいいでしょう。

そこで、Office 365 サービスの状態 で確認してみました。すると、やはり問題が発生していることがわかりました。

Office 365 サービスの状態

我が家の環境では、2018年11月16日13:50 に再アクセスしてみたところ、サインインできるようになったのを確認しています。しかし、アクセスできない場合は、問題が解消されるまで、しばらく待ってみてください。

2018年11月17日 追記:
今朝は、Office 365 サービスの状態 で「すべて正常です!」と表示されていました。サインインできるかどうか、確認してみてください。
Office 365 サービスの状態 で「すべて正常です!」と表示

Microsoft からの「使用条件の更新についてのお知らせ」メール

Microsoft から「使用条件の更新についてのお知らせ」というタイトルのメールが届きました。これは、本当に Microsoft から配信されたものなのでしょうか?そして、どういうことなのでしょうか?

私のところにも、2018年3月17日の午前6時ごろに届いています。まず、こう言ったメールが本当に Microsoft から配信されたものかどうかです。以前は、ブラウザでWeb上の Outlook.com で確認すれば、緑色の「信頼された差出人」アイコンが表示されました。

「信頼された差出人」からのメール
※2015年12月12日 Windows Live メール 2012の「メール サービスに関する重要なお知らせ」より

しかし、このメールには、下記のように見当たりません。

Outlook.com で確認

ということでもうちょっと確認したら、絶対に該当するメールであっても「信頼された差出人」アイコンが表示されていないのに気が付きました!「信頼された差出人」アイコンの表示をやめたのでしょう。

このメールには、次のように書いてあります。

サービス規約をより明確に
このメールは、お使いの Microsoft 製品の 1 つ以上に適用される Microsoft サービス規約の更新についてお知らせするためにお送りしています。今回の更新では、規約を明確にし、確実にご理解いただけるようにすることに加え、対象となる新しい Microsoft 製品、サービス、および機能を追加いたします。

Microsoft サービス規約は、お客様と Microsoft (またはその関連会社。以下「Microsoft」といいます) の間で締結される、お客様の Microsoft のコンシューマー向けオンライン製品とサービスの使用に適用される利用規約です。

Microsoft サービス規約の全文は、こちらからご確認いただけます。今回の更新の詳細については、こちらの FAQ ページでご確認いただくこともできます。Microsoft サービス規約に関する更新は、2018 年 5 月 1 日に発効いたします。2018 年 5 月 1 日以降も引き続き Microsoft の製品およびサービスをご利用いただいた場合は、更新された Microsoft サービス規約に同意しているものと見なします。

同意されない場合は、この規約の発効日までに Microsoft の製品とサービスのご利用を停止し、Microsoft アカウントを削除してください。購入も含め、お子様 (未成年者) による Microsoft 製品とサービスのご利用は、保護者の方が一切の責任を負うものとします。

Microsoft の製品とサービスをご利用いただきありがとうございます。

Web 上で公式ページを確認してみたところ、似たような感じのページを見つけました。

サービス規約をより明確に|Microsoft

メール本文の「今回の更新の詳細については、こちらの FAQ ページでご確認いただくこともできます。」内に張られいるリンク先も上記ページでした。

メールに張られているリンク先を開くのは、どうしたも心配という方は、こちらの公式ページから確認してみるといいでしょう。

要は、Microsoft のサービスに関する規約が2018年5月1日から変わるので、一度、確認しておいて欲しいという連絡です。この変更に納得できない場合は、2018年5月1日以降、Microsoft のサービスを利用しないでください、ということです。

2018年3月19日 追記:
英語版も届きました。タイトルは「Updates to our terms of use」、送信者のメールアドレスは、日本語版と同じです。
英語版

海外で Skype や Outlook.com、OneDrive などを使う場合

Skype を使っています。先日から日本を離れ、海外に来ています。現地のホテルでパソコンを借りて、Skype for Web からサインインしてみたのですが、アクセスできませんでした。何かコードを携帯電話へ送るようなことも表示されましたが、私の携帯は海外で使えません。海外で Skype をを使いたい場合は、どうするといいのでしょう?

2015年2月14日 に 海外で Outlook.com を使う場合 でそのコツを紹介しました。あの頃は、Microsoft アカウントでサインインできるオンラインのシステムが Outlook.com ぐらいでしたが、現在は、Skype に OneDrive.com と増えてきました。また、情報も少々古くなっていますので、2017年8月現在で紹介します。

通常とは違うパソコンで通常とは違う地域から Skype や Outlook.com、OneDrive といった Microsoft のオンラインサービスにアクセスすると、下記のような感じで本人確認を求められます。画面には、Microsoft アカウントを作成した際に登録した電話番号やメールアドレスが一部伏字で表示されています。利用できる連絡先宛にコードを送ってもらいます。

ご本人確認のお願い

送られてきたコードを入力することで、本人であることが証明できます。

「コードの入力」画面

しかし、質問者さんのように、コードを受け取れない環境で、Microsoft サービスへアクセスしたい場合、下記のページから専用フォームを使って問い合わせます。

Microsoft アカウント サポート – Windows ヘルプ

上記ページの「サインインできない」を選択して進んでください。個別に対応してもらえますので、本人だと確認できればアクセスできるようになります。

ただし、問い合わせ用の Microsoft アカウントが必要です。これは、新規に作らないといけません。また、速攻では対応されないので、それなりの時間(半日以上)が必要です。そして、このサポートを受けるのに、ちょっとしたコツがあります。

参考:このインシデントをオンラインで送信したときの電子メール アカウントと一致しません

さて、私も時々、海外へ行きます。現地のパソコンを借りて、Microsoft のサービスにサインインしないといけないこともあります。その際に、私が使うのは、スマートフォンの認証アプリ(Authenticator)です。事前に Microsoft アカウント の「追加のセキュリティ オプション」から「認証アプリ」で「本人確認アプリをセットアップ」を作動させておきます。

Microsoft アカウント の「追加のセキュリティ オプション」

後は、必要な時に、スマートフォンの認証アプリで生成されたコードを入力します。認証アプリのコードは、1分おきに新しくなりますので、Microsoft アカウントと認証アプリが連動していないと使えません。認証アプリには、Microsoft のものありますし、Google のアプリでも使えます。

Microsoft Authenticator

Google Authenticator

これらの認証アプリを使う際は、スマートフォンが現地の通信回線やWi-Fiにつながっている必要はありません。コード入力欄に認証アプリで生成されたコードを入力するだけです。ただ、そのためには、海外へ行く前に、認証アプリのセットアップをしておく必要があります。

認証アプリのコード入力画面

でも、一番簡単なのは、いつも使っているノートパソコンやタブレットPCなどを海外に持って行って使うことでしょう。

参考:Microsoft アカウント – 連絡先情報の本人確認のお願い|Microsoft アカウント

本人確認アプリ: FAQ

Outlook カレンダーで「山の日」が表示されない

Microsoft の Web版 Outlook カレンダーを使っています。2016年から施行された8月11日の「山の日」が去年もですが、今年も「日本の休日」カレンダーに表示されません。これは、いったいどうなっているのでしょう?

Web 上の Outlook カレンダーにアクセスしてみると、確かに私の環境でも「日本の休日」カレンダーで8月11日の「山の日」が表示されませんでした。

 Outlook カレンダーで8月11日の「山の日」が表示されない

Windows 10 の「カレンダー」アプリでの対応方法は、Windows 10:カレンダーアプリで「山の日」が表示されない で紹介しました。また、Web ページでの「カレンダー」の場合は、Web版Outlook.comのカレンダーに「山の日」が表示されない で紹介しました。ただ、システム移行過渡期と重なり、仕様が少々変更されています。

2016年に得た情報では、Outlook.com へのシステムが移行した段階で、「カレンダー」の「日本の休日」カレンダーが新しいタイプに切り替わるとのことでした。しかし、実際には切り替わっておらず、古い「日本の休日」カレンダーを使っています。どうやら、昔から Microsoft のWeb上の カレンダーを使っていると、自動的に切り替わらないことがあるもようです。

そこで、次のようにして、新しい「日本の休日」カレンダーを追加してください。

  1. Outlook カレンダーにアクセス
  2. 上部の「予定表の追加」より「休日の予定表」を選択
    上部の「予定表の追加」を開いたところ
  3. 右側に一覧が表示されるので、その中から「日本」を選択し、上部の「保存」ボタンを押す、

これで、新しい「日本 の休日」カレンダー(下記画像の青いタイプ)が追加されました。新しい「日本 の休日」カレンダーだと、2017年8月11日に「山の日」が表示されます。

新しい「日本の休日」カレンダーだと、2017年8月11日に「山の日」が表示される

古い「日本の休日」カレンダーは、混乱の元です。右側の「自分の予定表」で古い「日本の休日」カレンダーを右クリックして「削除」しておくといいでしょう。

古い「日本の休日」カレンダーを右クリック

2017年7月1日 追記:
この現象、フィードバックHubからの報告で修正が入ったものとのことです。https://aka.ms/Olm3q2
フィードバックHubより

Outlook com に「優先」と「その他」が表示されるようになった

ブラウザで Outlook.com へアクセスして、メールチェックをしています。今回、アクセスして見ましたら「新しい受信トレイを確認してください」というポップアップが出て、「優先」と「その他」の部分が枠で囲まれて表示されました。これは、いったい何なのでしょう?

2017年3月23日にWindows 10:「メール」アプリに「優先受信トレイ」が表示された を紹介しました。先の記事は、Windows 10の「メール」アプリでのことでしたが、今回は、Outlook.com でも、やっと表示されるアカウントが増えてきました。

Outlook の優先受信トレイ – Office サポート

image

「優先」には、「受信トレイ」に入ったメッセージで内容や相手がユーザーにとって重要であるとみなされたものが表示されます。優先度が低いとみなされたメールは、「その他」に表示されます。

さて、Outlook.com で優先受信トレイを無効にしたい場合は、次のようにします。

  1. Outlook.com の右上にある「歯車」マークを押して、表示されたメニューから「表示設定」を選択します。
    image
  2. 「表示設定」が開いたら、「優先受信トレイ」を選択。
    ※すべてのアカウントで利用できるようになっているわけではありません。「表示設定」内に「閲覧ウィンドウ」と「メッセージ一覧」そして「スレッド」の3つだけで、「優先受信トレイ」の項目が見当たらない場合は、未対応のアカウントです。対応されるまでしばらくお待ちください。
  3. 「メール受信時の処理」が「メッセージを優先とその他に分類する」になっていることでしょう。
    image
    「メッセージを分類しない」にチェックを付け、上部の「OK」を押します。
    image

以上で、受信トレイに「優先」と「その他」の表示がなくなります。
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2017年5月3日に「新しい受信トレイを確認してください」とメッセージが表示され、下記画像のように「優先 その他」が枠で囲まれて、点滅するが、そのまま、一切の操作ができないという現象があったとのことです。

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5月4日現在、私のアカウントでいくつか確認していますが、この現象が起きません。解消されているのかもしれませんが、もし、この現象が起きる場合は、サインイン後すぐに「受信トレイ」以外を選択します。これで、メッセージは表示されないとのことです。その後、先に紹介したようにして、優先受信トレイを無効にしてみてください。

Outlook.com に一部のメールが届かない

Microsoft の Web メールである Outlook.com を使ってメールの送受信をしています。最近、一部のメールが受信できていないのに気がつきました。こんな場合、どうするといいのでしょうか?

  1. ブラウザでOutlook.com へアクセスし、サインインします。
  2. 「歯車」マークを押して、表示されたメニューから「オプション」を選択します。
    「歯車」マークを押したところ
  3. 「オプション」のページが開きます。「メール」内にある「自動処理」の「受信トレイと一括処理ルール」や「迷惑メール」内の項目を確認します。
    「オプション」のページ

まずは、「オプション」で「メール」内にある「自動処理」の「受信トレイと一括処理ルール」内を確認します。受信できないメールアドレスが登録されていないか確認します。見つかったら、どういう処理をするよう設定されているのか確認します。不都合な処理をするよう設定されていた場合は、修正、もしくは、ルールを削除します。

受信トレイと一括処理ルール

Outlook.com の「オプション」で「メール」内にある「迷惑メール」には次の4つの項目があります。それぞれを次のように確認、設定します。

  • 受信拒否リスト:受信できないメールアドレスが登録されていないかどうかを「受信拒否リスト」で確認します。見つかった場合は、選択して「削除(ごみ箱)」ボタンを押し、上部の「保存」ボタンを押します。
    受信拒否リスト
  • 受信許可メーリング リスト:受信できないメールが「メーリングリスト」からのものである場合は、「受信許可メーリング リスト」に登録します。メールアドレスを入力欄に入力し、「+」ボタンを押して追加します。上部の「保存」ボタンを押しすと追加登録されます。
    受信許可メーリング リスト
  • 差出人セーフ リスト:「受信拒否リスト」に登録されていないのに、メールが受信できない場合は、「差出人セーフ リスト」に登録してみます。メールアドレスを入力欄に入力し、「+」ボタンを押して追加します。上部の「保存」ボタンを押しすと追加登録されます。
    差出人セーフ リスト
  • フィルターと報告:「迷惑メール フィルターを選択」でレベルが「排他的」になっていないかどうか確認します。「排他的」になっていた場合は、「標準」に切り替えて、受信できるかどうか確認します。
    フィルターと報告

この他、メールが全く受信できない場合、「受信トレイ」の容量が足りなくなっていたということもあるそうです。「迷惑メール」フォルダーを空にする、容量の大きなファイルが添付されている場合は、添付ファイルの「下向き三角」ボタンを押して、「OneDrive 個人用に保存」をしてみてください。

参考:送られたはずのメールが届かない – Outlook

Outlook.com のストレージ制限 – Outlook

Outlook‍.com チームから「引き続きメールをご利用いただくには」というメールが届いた

Outlook.com チーム から「お願い: 引き続きメールをご利用いただくには Outlook 20‍16 と Outlook 20‍13 を Outlook.com アカウントに再接続してください 」というメールが届きました。これは、どういうことなのでしょうか?

届いたのは、こういうメールかと思います。

Outlook‍.c‍om チーム から「お願い: 引き続きメールをご利用いただくには Outlook 20‍16 と Outlook 20‍13 を Outlook‍.c‍om アカウントに再接続してください 」というメール

Outlook.com をご利用いただいている皆様へ

Microsoft は 2016 年前半に新しい Outlook.com を導入し、つながりを維持して作業効率を高められるビジネス クラスのメール サービスを提供しました。新しい Outlook.com にアップグレードされたので、Outlook 2016 または Outlook 2013 を Outlook.com アカウントに再接続していただく必要があります。このメールは、Outlook.com のメール アカウントをデスクトップ版の Outlook 2016 または Outlook 2013 に接続されていて、アカウントに再接続されていない方に、リマインダーとしてお送りしています。
 
必要な作業は次のとおりです。 引き続きメールにアクセスできるように、デスクトップ版の Outlook を Outlook.com のアカウントに再接続してください。アカウントを再接続しないと、間もなく Outlook.com のメールは Outlook 2016 および Outlook 2013 と同期されなくなります。ただし、再接続すれば、Outlook.com のメールは再びデスクトップ版の Outlook と同期されるようになります。

このメールは、デスクトップ版メールソフト Microsoft Outlook 2013/2016をお使いの(2017年1月8日 追記:Outlook 2013/2016を使っていないアカウントにも届いているという情報がありました。)Microsoft の Web メールである Outlook.com のアカウント(日本の場合、@hotmail.co.jp や @live.jp、@outlook.jp など)宛に届いたことでしょう。

この件に関しては、2016年11月13日に私のブログでも Outlook.com の新システム移行後に Outlook 2016/2013で問題が発生する で紹介しました。「再接続」とありますが、デスクトップ版メールソフトである Outlook 2013/2016に登録済みの Outlook.com のアカウントをいったん削除して、再登録すれば完了です。

参考:Outlook.com アップグレード後に問題を修正するために Outlook 2016 または Outlook 2013 から Outlook.com に再接続する – Outlook

もし、最近、Outlook を起動しても、Outlook.com からのメールやカレンダーなどが何だか変!という場合は、ぜひ作業してみてください。なお、Outlook 2013 や Outlook 2016を持っていない、もしくは使っていないという場合は、作業する必要はありません。このメールは無視してください。