OneDrive の「Personal Vault」とは

OneDrive を使っています。「パーソナル Vault を使用する」というメッセージが表示されました。これは、いったい何なのでしょう?

こんなメッセージが表示されたのでしょう。

通知領域 の OneDrive アイコンを押したら「パーソナル Vault を使用する」と表示

もしくは、ブラウザで OneDrive.com にアクセスすると、こんな感じで「パーソナル Vault をご利用ください」と表示されたかもしれません。

ブラウザでOneDrive.com にアクセス

「パーソナル Vault (Personal Vault)」は、OneDrive 上にある特別に保護された場所で、最も重要な書類や気密性の高いファイル、写真などを保管できるものです。

すべての Microsoft アカウントで利用できるようになりました。

ただ、まだ、一部でしか利用できるようになっていません。公式の案内の下記ページには、「ニュージーランド、およびカナダで間もなく提供が開始され、今年の終わりまでに全世界でご利用いただけるようになります。」とありました。

参考:パーソナル Vault で OneDrive ファイルを保護する – OneDrive

しかし、日本でも一部の Microsoft アカウントで利用できるようになったようです。私の日本で取得した Microsoft アカウントでも、1つ利用できるようになっていました。

ブラウザ上の「開始する」ボタンを押すと利用可能になります。まずは、「Personal Vault」の説明画面を確認。「次へ」ボタンを押します。

「Personal Vault」の説明画面

「次へ」ボタンを押すと「本人確認」を求められます。「確認」ボタンをして設定してある二段階認証で認証させます。

本人確認

以上で「個人用 Vault」のフォルダーが開き、利用可能になりました。

「個人用 Vault」フォルダー

また、Windows 10 のエクスプローラー上でも「OneDrive」から「Personal Vault」を利用したい場合、セットアップする必要があります。通知領域の「OneDrive」アイコンを押すと表示される「パーソナル Vault」の「開始する」ボタンを押します。

通知領域 の OneDrive アイコンを押したら「パーソナル Vault を使用する」と表示

こちらも、「パーソナル Vault」の説明画面を確認し「次へ」ボタンを押します。

「パーソナル Vault」の説明画面

「パーソナル Vault の準備がほぼ完了しました」と表示されたら、「許可」ボタンを押します。

パーソナル Vault の準備がほぼ完了しました

「ユーザーアカウント制御」が表示されたら、「はい」ボタンを押します。二段階認証で設定してある方法で認証が求められますので、認証します。

以上で、エクスプローラーでも OneDrive の「個人用 Vault」フォルダーが開きました。

エクスプローラーでも OneDrive の「個人用 Vault」フォルダー

後は、必要に応じて、重要なファイルや写真などを「個人用 Vault」フォルダーに移動します。

そして、Windows 10 の通知領域にある「OneDrive」アイコンを右クリックした際のメニューにも、こんな感じで「個人用 Vault 」に関するメニューが追加されます。ロックが解除されて入り場合は、「個人用 Vault のロック」が表示されます。ロックが解除されていますので、「個人用 Vault」フォルダーにアクセス可能です。

Vault のロックが解除されている場合

「個人用 Vault」フォルダーがロックされると、メニューは「個人用 Vault のロックを解除」になります。

Vault がロックされている場合

「個人用 Vault」フォルダーは、ロックされていますので、「個人用 Vault」フォルダーにアクセスするか、「個人用 Vault のロックを解除」を押して、二段階認証で設定してある方法で認証してロックを解除してから利用します。

追記:

「個人用 Vault」フォルダーを非表示にしたい場合は、OneDrive の「Personal Vault」を無効にしたい をどうぞ。

2019年9月19日 追記:
Office 365 Solo を利用しているアカウントでも、「Personal Vault」が利用できるようになりました。Office 365 Solo の OneDrive Premium 機能の「高度なセキュリティ」のおかげで、「個人用 Vault」フォルダーに保存できるファイル数に制限がないのに気がつきました。(最大容量は1TBまで)なお、無償版の方は、3ファイルしか保存できません。そのほか、Office 365 Solo だとストレージの容量プランが拡張できます。詳しくは、Office 365 Solo のストレージ容量プランが拡張 でどうぞ。

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Skype for Windows 10 でボリュームボタンを押すと「ハードウェア メディア キー」が表示

Windows 10 を使っています。Skype でビデオ通話中にPCのボリュームボタンを押すと、早送りや巻き戻しのボタンが表示されます。この画面が邪魔なので、表示されないようにしたいのです。どうするといいのでしょう?

Skype for Windows 10 でビデオ通話時と Skype の「・・・(その他)」-「設定」-「音声/ビデオ」の画面表示時に、PCのボリューム(音量を上げるもしくは音量を下げるボタン)を押すと下記のような画面が表示されました。

「音量ゲージ」と「ハードウェア メディア キー」

右側のスライダーは、ボリュームボタンを押すと表示される音量が表示される画面(音量ゲージ)です。
そして、その左に表示されたのは「ハードウェア メディア キー」といいます。 表示されても、ボリュームボタンをおさえるのを辞めれば、しばらくすると消えます。

「ハードウェア メディア キー」は、Google Chrome や現在開発中の「Chromium ベースの Edge」で動画や楽曲を再生する際の制御を可能にしたものです。ブラウザーの場合は、表示させない方法があります。

参考:音量ゲージの隣に再生ボタンが表示される

しかし、Skype for Windows 10 では、表示させない方法がわかりませんでした。そこで、フィードバックHub で提案をしておきました。

Skype for Windows 10 でボリュームボタンを押すと「ハードウェア メディア キー」が表示される

どうしても表示したくない場合は、デスクトップ版 Skype for Windows を使ってみてください。Skype の場合は、ストアアプリ版とデスクトップ版の両方がインストール可能です。

デスクトップ用 Skype のダウンロード

デスクトップ版 Skype for Windows は、上記ページで「Skype for Windows 10 をダウンロード」の青いボタンの右端にある下向き三角ボタンを押すと表示されるメニューの「Skype for Windows をダウンロード」を選択すると可能です。

Skype 名の「live:」の後を好きな文字列にできない

Skype 名を「live:」と覚えやすい文字列にしたいのです。 ところが、現在は、Microsoft アカウントのアカウント名の部分が「live:」の後にはつかなくなっているのに気がつきました。ランダムな英数字がついてしまいます。こんな場合、どうするといいのでしょう?

「Skype名」は、以前「Skype ID」とも呼ばれ、Skype で個人を特定するためのものです。「Skype 表示名」は、後から自分の好きな文字列に変更可能です。しかし、「Skype名」の変更はできません。

まず、自分の Skype名の調べ方ですが、次のようにします。

ストアアプリ版 Skype for Windows 10 (Skype のバージョン 8.50.0.38 アプリケーションのバージョン 14.50.38.0)
デスクトップ版 Skype for Windows  (Skype のバージョン 8.51.0.72)

  1. Skype を起動し、左側の「・・・」(その他)を押します。
  2. 表示されたメニューの「設定」を選択
    20190624_a01
  3. 「設定」画面が開きます。「アカウント & プロフィール」の「Skype 名」欄で確認します。
    20190624_a02

※このほか、左上にあるご自身の表示名を押すと表示される画面の「Skype のプロフィール」からでも確認可能です。

20190624_a03

iPhone の Skype for iOS (Skype のバージョン 8.50.0.38)

  1. Skype を起動し、上部中央にある自分のアイコンをタップします。
  2. 「管理」にある「Skype のプロフィール」をタップします。
  3. 自分のプロフィール画面が表示されますので「Skype名」欄で確認します。
    20190624_a04

Web 上で確認する

Skype for Web で確認します。これは、Skype が Web 上から利用できるサイトです。Skype for Web でもPCのアプリと似たような感じになりました。

  1. ブラウザで Skype for Web へ、Microsoft アカウントでサインインします。
    Skype から入る場合は、右上の「サインイン」もしくは、表示名を開いて「Skype をオンラインで使用する」を選択します。
  2. 左側の「・・・」(その他)を押します。
  3. 表示されたメニューの「設定」を選択
    20190624_a05
  4. 「設定」画面が開きます。「アカウント & プロフィール」の「Skype 名」欄で確認します。
    20190624_a02

もしくは

  1. 画面左上に表示されている自分の名前(Skype 表示名)をクリックします。
  2. 「管理」にある「Skype のプロフィール」を押します。
  3. 「プロフィール」のご自身の名前(Skype 表示名)の下に 「Skype名」が表示されます。

さて、Skype が Microsoft に統合される前から利用している場合の Skype名は、自分の好きな文字列で作成したものです。しかし、Microsoft に統合後、Microsoft アカウントでサインインしている場合の Skype名は電話番号でサインインしている場合は、「live:<英数字の羅列>」(live: も含む)となります。

そして、Microsoft アカウントをメールアドレスにしている場合は、「live:<Microsoft アカウントのアカウント名>」といった感じで出来上がるはずでした。ところが、2019年8月現在、新規でメールアドレスによる Microsoft アカウントを取得して、Skype名を確認すると、「live:cid.ランダムな英数字」といった感じで出来上がります。

これは、Microsoft での仕様の変更のためです。Skype名がわかれば、ドメイン名を予測して、メールアドレスがわかってしまう危険性がありました。これを避けるために、ランダムな英数字で生成されるようになったようです。

2019年8月現在は、Skype 名をユーザーの好きな文字列にすることができなくなりました。

Skype の画面共有でPCから出る音も共有したい

Windows 10 で Skype を使っています。通話中に自分のパソコンに映っている動画を共有したいのです。その際、映像だけでなく、音声も共有するには、どうするといいのでしょう?

自分のパソコンに映っている画面を Skype を使って相手に見せたい場合は、通話やビデオ通話開始後に「画面を共有」機能をオンにします。

この件は、2017年6月に Windows 10:Skype で画面共有をしたい で紹介しましたが、かなり変わってしまいました。改めて紹介します。

まずは、Skype を最新版に更新します。2019年7月現在のバージョンは、デスクトップ版 8.49.049、ストアアプリ版 8.48.051 です。

確認してみましたら、デスクトップ版もストアアプリ版も似たような感じでできました。次のようにします。

  1. Skype を起動します。
  2. 相手を「音声通話」もしくは、「ビデオ通話」で呼び出します。
  3. Skype 画面の右下にある「画面を共有」ボタンを押します。
    Skype 通話中画面
    ※Skype の横幅が狭い場合、「画面共有」ボタンが非表示になります。その時は、「・・・」を押してみてください。
  4. 下部にある「コンピューター サウンドを共有する」をオンにします。
    画面を共有
  5. 「画面を共有」が「画面とサウンドを共有」に変わりますので、押します。
    画面とサウンドを共有

以上で、自分のPC に映っている画面とPCから流れる音声が相手にも共有されます。画面共有をやめたい場合は、「共有を停止」を押します。

画面共有中

「Skype名」で検索しても見つからない

知人から Skype名を教えてもらいました。Skype アプリで入力して検索してみたのですが、相手が見つかりません。こんな場合、どうするといいのでしょう?

Skype で相手を見つけるには、Skype の検索ボックスを使います。

image

Skype の検索ボックスに、もらった Skype名(Skype ID)を入力しても誰も見つからない場合、そのお相手がご自身を見つけにくいように設定している恐れがあります。お相手に連絡して、設定がどうなっているか確認してもらってください。

確認方法は、次のようにします。

ストアアプリ版 Skype for Windows 10 (Skype のバージョン 8.46.0.60 アプリケーションのバージョン 14.46.60.0)
デスクトップ版 Skype for Windows  (Skype のバージョン 8.46.0.60)

    1. Skype を起動し、左側の「・・・」(その他)を押します。
    2. 表示されたメニューの「設定」を選択
      「・・・」(その他)を押したところ
    3. 「設定」画面が開きますので、左側から「連絡先」を選択
    4. 右側の「プライバシー」を選択
      image
    5. 「候補および検索」ないの「連絡先候補として表示する」や「検索結果に表示する」が「オフ」(グレー)になっていたら、「オン」(ブルー)に切り替えます。
      image

iPhone の Skype for iOS (Skype のバージョン 8.46.0.60)

  1. Skype を起動し、上部中央にある自分のアイコンをタップします。
  2. 「設定」-「連絡先」-「プライバシー」とタップします。
  3. 「候補および検索」ないの「連絡先候補として表示する」や「検索結果に表示する」が「オフ」(グレー)になっていたら、「オン」(ブルー)に切り替えます。

Web 上で確認する

  1. ブラウザで Skype for Web へ、Microsoft アカウントでサインインします。
    Skype から入る場合は、右上の「サインイン」もしくは、表示名を開いて「Skype をオンラインで使用する」を選択します。
  2. 左側の「・・・」(その他)を押します。
  3. 表示されたメニューの「設定」を選択
  4. 「連絡先」-「プライバシー」と進みます。
  5. 「候補および検索」ないの「連絡先候補として表示する」や「検索結果に表示する」が「オフ」(グレー)になっていたら、「オン」(ブルー)に切り替えます。

ただ、この設定変更は、ご自身で行っているはずです。何らかの不都合があって、設定したのかもしれません。設定を変更したくないといわれた場合は、お相手の方から検索して見つけてもらってください。

Skype名(Skype ID)の調べ方(2019年6月)

2018年10月31日に Skype 名の調べ方 (2018年10月) で Skype に Microsoft アカウントでサインインしている場合の Skype名(Skype ID)の調べ方をデスクトップ版の Skype for Windows (Ver.8)と iPhone の Skype for iOS でなど紹介しました。あれから、バージョンが上がりまして画面の表示が変更されています。

「Skype名」は、Skype で個人を特定するためのものです。「Skype 表示名」は、後から自分の好きな文字列に変更可能です。しかし、「Skype名」は、変更できません。

Skype が Microsoft に統合される前から利用している場合の Skype名は、自分の好きな文字列で作成したものです。Microsoft に統合後、Microsoft アカウントでサインインしている場合の Skype名は、「live:<Microsoft アカウントのアカウント名>」、電話番号でサインインしている場合は、「live:<英数字の羅列>」(live: も含む)です。ただし、Microsoft アカウントでは、違うドメインで同じアカウント名がある場合、アカウント名の後に「_1」といった具合で数字が付与されます。

さて、Microsoft アカウントでサインインしている場合の Skype ID こと Skype名の調べ方は、次のようにします。

ストアアプリ版 Skype for Windows 10 (Skype のバージョン 8.46.0.60 アプリケーションのバージョン 14.46.60.0)
デスクトップ版 Skype for Windows  (Skype のバージョン 8.46.0.60)

  1. Skype を起動し、左側の「・・・」(その他)を押します。
  2. 表示されたメニューの「設定」を選択
    「・・・」(その他)を押したところ
  3. 「設定」画面が開きます。「アカウント & プロフィール」の「Skype 名」欄で確認します。
    「設定」画面

※このほか、左上にあるご自身のアイコンを押すと表示される画面の「Skype のプロフィール」からでも確認可能です。
Skype のプロフィール

iPhone の Skype for iOS (Skype のバージョン 8.46.0.60)

  1. Skype を起動し、上部中央にある自分のアイコンをタップします。
  2. 「管理」にある「Skype のプロフィール」をタップします。
  3. 自分のプロフィール画面が表示されますので「Skype名」欄で確認します。
    image

Web 上で確認する

Skype for Web で確認します。これは、Skype が Web 上から利用できるサイトです。Skype for Web でもPCのアプリと似たような感じになりました。

  1. ブラウザで Skype for Web へ、Microsoft アカウントでサインインします。
    Skype から入る場合は、右上の「サインイン」もしくは、表示名を開いて「Skype をオンラインで使用する」を選択します。
  2. 左側の「・・・」(その他)を押します。
  3. 表示されたメニューの「設定」を選択
    image
  4. 「設定」画面が開きます。「アカウント & プロフィール」の「Skype 名」欄で確認します。
    「設定」画面

もしくは

  1. 画面左上に表示されている自分の名前(Skype 表示名)をクリックします。
  2. 「管理」にある「Skype のプロフィール」を押します。「プロフィール」のご自身の名前(Skype 表示名)の下に 「Skype名」が表示されます。

2019年8月13日 追記:
Skype 名のがMicrosoft アカウントのアカウント名と連動しなくなりました。詳細は、Skype 名の「live:」の後を好きな文字列にできない でどうぞ。

    OneDrive.com の「共有」が変わりました

    OneDrive.com でとあるファイルを共有しようとしたところ、新しい表示になっているのに気がつきました。

    以前は、ファイルやフォルダーを選択して、「共有」を押すとこんな感じの表示でした。

    従来のOneDriveの「共有」画面

    参考:OneDrive.com の「共有」が新システムに!

    それが、こんな風になっています。

    新しい共有画面

    なお、アカウントによっては、新しい表示になっているかもしれません。

    もっと新しい OneDrive.com

    このままメールアドレスなどを入力し、簡単なメッセージを添えて「送信」ボタンを押すと、受信者は、共有されたフォルダーやファイルを編集することができます。

    共有の「リンクの送信」

    「リンクのコピー」を押すと共有先にアクセスできる URL が自動生成されます。しかし、まだ、URL を短縮する機能は追加されていません。

    リンクのコピー

    アクセス権限を付けたい場合は、「リンクを知っていれば誰でも編集できます」の部分を押します。すると、画面が「リンクの設定」に変わりました。

    リンクの設定

    「編集を許可する」のチェックを外すと、閲覧とダウンロードができるだけになります。なお、このアカウントは、Office 365 Solo が使える権限を持っているので、「有効期限の日付を設定」と「パスワードの設定」が利用可能です。

    権限を持っていないアカウントの場合は、星印がついています。利用しようとすると「プレミアム」(Office 365 Solo)に移行するよう促されます。

    機能制限のある「リンクの設定」

    ただ、「プレミアムに移行」ボタンがうまく機能していないようです。Office 365 Solo へ移行したい場合は、左側のナビゲーションウィンドウにある「プレミアムに移行」を利用してみるといいでしょう。

    使用しなくなった OneDrive for Business を削除したい

    新しい環境に移りました。今まで、法人用 Office 365 のアカウントで OneDrive for Business を利用していました。しかし、Windows 10 エクスプローラーのナビゲーションウィンドウに、以前の「OneDrive for Business」が表示されたままになっています。この「OneDrive for Business」は、どうすると消せるのでしょうか?

    Windows 10 のエクスプローラーを開くと、こんな感じかと思います。

    エクスプローラーのナビゲーションウィンドウに「OneDrive for Business」のアイコンが表示

    上記画像で「Personal」となっている「OneDrive」は、Microsoft アカウントでサインインしている個人用の物です。そして、「Official」となっているのが、法人用の「OneDrive for Business」です。Windows 10 に組み込まれている「OneDrive for Business」をもう利用しない場合は、リンクを解除するか、OneDrive アプリをアンインストールします。

    通知領域に「OneDrive for Business」(青い雲アイコン)がある場合

    この場合は、リンクを解除します。次のようにしてみてください。

    1. 通知領域にある「OneDrive for Business」(青い雲アイコン)を右クリックします。
      ※白い雲アイコンは、個人用の Microsoft アカウントで使う OneDrive なので、間違えないようにしてください。
      アイコンが見当たらない場合は、「隠れているインジケーターを表示します」を押してみてください。
    2. 「その他」のメニューが開きますので、「設定」を選択
      「OneDrive for Business」(青い雲アイコン)を右クリック
    3. 「OneDrive for Business」の「設定」画面が開くので、「アカウント」タブを選択
    4. 「この PC のリンクを解除」を押します。
      3.「OneDrive for Business」の「設定」-「アカウント」タブ
    5. 「この PC 上のアカウントのリンクを解除しますか?」が表示されるので、内容をよく確認し、「アカウントのリンク解除」ボタンを押します。
      「この PC 上のアカウントのリンクを解除しますか?」
    6. 「OneDrive を設定」画面が開きます。新しく Office 365 の「OneDrive for Business」を追加したい場合は、これを利用します。追加しない場合は、「×」ボタンで閉じます。
    7. エクスプローラーを開いて、ナビゲーションウィンドウから「OneDrive for Business」が非表示になったのを確認します。
      ナビゲーションウィンドウから「OneDrive for Business」がなくなった
    8. エクスプローラーで「C:\Users\<自分のフォルダー>」を開き、「OneDrive for Business」フォルダーを削除します。

    通知領域に「OneDrive for Business」(青い雲アイコン)がない場合

    この場合は、「OneDrive for Business」アプリの設定が利用できません。しかし、「OneDrive for Business」アプリだけをアンインストールすることはできませんでした。そこで、いったん、「OneDrive」アプリをアンインストールします。また、先の「リンクの解除」では、エクスプローラーのナビゲーションウィンドウに表示されている個人用の「OneDrive」に「Personal」の文字が表示されたままになります。この「Personal」の文字を消したい場合も、「OneDrive」アプリをアンインストールします。次のようにしてみてください。

    1. 「設定」-「アプリ」-「アプリと機能」を開きます。
    2. 一覧から「Microsoft OneDrive」を選択し、表示される「アンインストール」ボタンを押します。
      「設定」-「アプリ」-「アプリと機能」
    3. アンインストールが完了したら、エクスプローラーを開き「ナビゲーションウィンドウ」から、すべての「OneDrive」がなくなったのを確認します。
      「ナビゲーションウィンドウ」からすべての「OneDrive」がなくなった
    4. エクスプローラーで「C:\Users\<自分のフォルダー>」を開き、「OneDrive for Business」フォルダーだけを削除します。
      ※「OneDrive for Business」を削除する際、同じところに「OneDrive」フォルダーがあることを確認しておいてください。

    なお、Microsoft アカウントでOneDrive を利用していた場合、下記のようにして OneDrive を再インストールし、必要に応じてセットアップします。

    1. Microsoft OneDrive のダウンロード へアクセスします。
    2. 「再インストールする必要がある場合はここをクリックしてダウンロードします」の下線がある部分を押します。
      Microsoft OneDrive のダウンロードページ
    3. 下部に通知バーが表示されますので、「保存」ボタンを押してダウンロードします。
      ※即「実行」ボタンを押してもいいのですが、「保存」ボタンを押してから「実行」した方がスムーズです。
    4. 程なく、「実行」ボタンに変わりますので、「実行」を押します。
    5. OneDrive がインストールされると通知領域に「OneDrive」アイコンが表示されますので、押します。
    6. サインイン画面に、ご自身のMicrosoft アカウントを入力し、次へ進みます。
    7. パスワードを入力して次へ進みます。
    8. 「OneDrive フォルダーです」画面が表示されます。通常は、「C:\Users\<自分のフォルダー>」の下に「OneDrive」フォルダーがあります。動かしていない場合は、そのまま「次へ」ボタンを押します。
    9. 「このフォルダーにはファイルが既に存在します」とメッセージが表示されます。「この場所を使用」ボタンを押します。
    10. 「Office 365 Solo」の利用を勧められた場合は、「後で」を押します。
    11. 「ようこそ」画面が表示されます。説明を確認し、「×」ボタンで閉じます。
    12. 個人用の「OneDrive」の同期が始まります。しばらくしてから、エクスプローラーで個人用のOneDriveが利用できるようになったのを確認します。

    参考:OneDrive をオフにするか、無効にするか、アンインストールする – Office サポート

    Microsoft アカウントページの「セキュリティ」がデザイン変更

    Microsoft アカウントページの「セキュリティ」のデザインが大幅に変更されています。

    以前は、こんな感じでした。

    Microsoft アカウントページの旧「セキュリティ」ページ

    それが、現在は、こんな風に表示されます。

    image

    以前は、「セキュリティ オプション」が下部に文字列だけのリンクだったので、見つけづらく、よくわからなかったものです。しかし、「セキュリティ オプション」もタイルとして追加されました。

    各項目を開いた先は、変わりありません。

    「サインイン アクティビティ」は、以前の「最近のアクティビティの確認」です。いつ、どこでアカウントを使ったのかが確認できます。

    「パスワードのセキュリティ」は、「パスワードを変更する」です。

    「セキュリティの連絡先情報」は、「セキュリティ情報の更新」。本人確認が必要な場合やアカウントが変更されたとき、ここに登録した連絡先に連絡が行くようになっています。

    「その他のセキュリティ オプション」は、「セキュリティ オプション」で、「サインイン方法の管理」「2段階認証」「認証アプリの設定」「Windows Hello とセキュリティ キーの設定」「回復コードの取得」「信頼済みデバイスの設定」「アカウントの削除」が実行可能です。

    OneDrive アプリの「設定」が変更

    Windows 10 の「OneDrive」アプリの「設定」が変わりました。

    2019年5月30日現在のバージョンは、19.070.0410.0005 です。

    OneDrive バージョン情報

    2018年9月に OneDrive の設定を紹介した際、タブは、「設定」「アカウント」「自動保存」「ネットワーク」「Office」「バージョン情報」と並んでいました。それが、現在は、「自動保存」が「バックアップ」に変わっています。「バックアップ」タブを開いてみると、以前は「重要なフォルダーを保護する」でしたが、「重要な PC のフォルダー」に変わっていました。

    OneDriveの「設定」-「バックアップ」タブ

    ただし、「バックアップを管理」ボタンを押すと表示される画面は、従来と同じく「重要なフォルダーの保護を管理する」でした。

    重要なフォルダーの保護を管理する

    「設定」タブに項目が増えました。参考:Windows 10:Ver.1709 にしたのに OneDrive のオンデマンド機能が使えない

    OneDrive 設定の「設定」タブ

    また、Windows 10 Ver.1809 では、「アカウント」タブに OneDrive へサインイン中の Microsoft アカウントが表示されています。

    Windows 10 Ver.1809 のOneDrive 「設定」-「アカウント」タブ

    ところが、Windows 10 Ver.1903 では、「アカウント」タブにOneDrive へサインイン中の Microsoft アカウントが表示されていません。

    Windows 10 Ver.1903 のOneDrive 「設定」-「アカウント」タブ

    なお、Ver.1903 でライトテーマにすると OneDrive アイコンが見づらい で紹介しましたが、間もなく、OneDrive アイコンが新タイプになります。

    image

    「設定」画面のタイトルバーのアイコンも、下記のように新タイプになります。

    image

    参考:OneDrive のリリースノート